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つい話が長くなりがちな親の子育て観『わが子がやる気になる伝え方』

目次

「子どもがなかなか言うことを聞いてくれない」「わが子が何を考えているのかわからない」……そんなときは性格タイプ別の声がけをしてみませんか?「性格統計学」を考案・開発した稲場真由美さんの著書『わが子がやる気になる伝え方』(小学館・発売/小学館クリエイティブ・発行)より、性格タイプ別の声がけ例を連載形式でお届けします。

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ピース親へのアドバイス

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ピース親の特徴と子育て観

お母さんやお父さんがピースタイプだった場合のお話をしたいと思います。 ピース親のお母さん、お父さん。わが子のことを少しでも知りたくて、「なんで?」「どうして?」とよく聞いていませんか?「今日、学校でなにがあったの?」「なぜそれを選んだの?」。そんなふうに事細かに質問していないでしょうか。これは、ピース親が幼少期、「その日あったことを親に全部話したい」「親と一緒に行動したい」と、親と共有することでよろこびを感じる子どもだったから。 親の立場になった今も、「わが子もそうであるはず」と考えているのです。そのため、子どもに「別に」「フツー」「忘れた」と答えられるとモヤモヤしてしまいます。全部を話さない子もいることを認めましょう。 ピース親は、何事においても理由や経緯を知りたいので、子どもにも理由や経緯を話してあげたいと思っています。さらに、もとのもとから順を追って話したいので、話が長くなりがちです。子どもからすると、「説明が長すぎて、なにを言っているのかわからない」という状況に。なかには話を聞き流して、ほとんど聞いていなかった……なんていうときも。説明するときも叱るときも、くどくならないように気をつけてください。 相手優先で人の役に立ちたいピース親は、「ありがとう」の言葉が原動力で、人の和を大切にする「平穏型」です。そのため、わが子に対して「お友だちと仲良くできる協調性のある子に育てたい」「気遣いができる優しい子に育てたい」と願う傾向があります。 ちなみに、ピースタイプのお母さんは、「家族には強い」という特徴があります。それは、「家族は自分」という認識だからです。子どもに対しては、外で恥ずかしいことをしてほしくないと考えているので、しつけに厳しくなる方が多くいます。夫に対しては、こんな方がいました。私と話しているときは温和な印象だったのに、電話に出たとたんにガラッとトーンが変わって、「あぁ、そう。もう切るね」と冷たい印象に。電話の相手を聞くと、「旦那です(笑)」とのこと。ピースタイプのお母さんにこの話をすると、9割以上が「私もです!」と答えます(笑)。

●ピース親×ピース子の場合 ピースどうしの場合、コミュニケーションにズレは少ないですが、ピース親が厳しくなることがあります。自分がされたくないのに、大きな声で叱ったり、「ありがとう」を言い忘れてしまったり、人と比べてしまったりしないように気をつけて。 ●ピース親×ロジカル子の場合 ※とくに注意が必要な関係 ロジカル子は、目的があるときはお友だちと遊びますが、基本的には一人遊びが好きです。一人で遊ぶようすを見て、協調性を大事にするピース親は心配になります。なかには、お友だちと遊ぶ約束をとりつけてくるという親御さんも。また、話が長くなりやすいピース親。結論から伝えるように気をつけましょう。

●ピース親×ビジョン子の場合 「なんで?」と聞くのが好きなピース親と、「なんで?」と聞かれると否定されたと感じるビジョン子。開口一番に「なんで?」と言うのは我慢して、「これおもしろいね!」「すごいね!」と肯定してから、聞くようにしましょう。また、ビジョン子がやりたいことに対して「なんのためにするの?」という声がけもNG。「どんなところに興味があるの?」と聞くと、うれしそうに話してくれるはずです。

(稲場真由美『わが子がやる気になる伝え方 性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる』(小学館・発売/小学館クリエイティブ・発行)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)

<<連載『わが子がやる気になる伝え方』の他の記事も読む>> <関連リンク> 【叱り方・ほめ方のお悩み】怒ってしまいそう……『カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』Vol.8 つい言いがちな「さっさとして!」がダメな理由『子どもの自己肯定感が高まる天使の口ぐせ』Vol.6 【しつけのお悩み】物を投げないで!『カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!』Vol.7

書籍『わが子がやる気になる伝え方~性格3タイプ別の声がけで自己肯定感が高くなる~』について

「何度言っても子どもが言うことを聞かず、つい怒鳴ってしまうのが悩み」 「子どもに響く言葉が知りたい!」 「一般的な声がけがわが子に通用せず、困っている」 そんなママ&パパは必見!

12万人の統計データから著者が考案・開発した「性格統計学」によると、人には「生まれもった性格」のタイプがあるのだそう。 そのタイプによって大切にしていることやうれしい言葉が異なります。 伝えるために大切なのはタイプに合った声がけをすることです。

この書籍では子どもの性格タイプをわかりやすく3つに分け、 各タイプのほめ方や叱り方、促し方を具体的に解説しています。 さらに、親についても同様に3タイプ別の傾向を紹介。 親子で「生まれもった性格」が異なる場合の対処法も説明されています。

子どもの性格タイプを知り、それに合ったやる気になる声がけをすれば、今度こそすんなり言うことを聞いてくれる可能性大。 わが子の自己肯定感を高めることもできるおすすめの一冊です。

稲場真由美さんのプロフィール

1965年富山県生まれ。株式会社ジェイ・バン代表取締役。一般社団法人日本ライフコミュニケーション協会代表理事。人間関係研究家。自身の人間関係の悩みから新しいコミュニケーションメソッドを探求し、16年間、延べ12万人の統計データをもとに「性格統計学」を考案・開発。このメソッドを「ひとりでも多くの人に伝え、すべての人を笑顔にしたい」との思いでセミナーや講演、カウンセリングを行う。公立小学校のPTA講演で多くの実績があり、2016年には文部科学省の調査研究事業で教員向けのコミュニケーション研修として採用され、高い評価を得た。ウェブで学べる「伝え方コミュニケーション検定」をとおして、大学生や子育て中のお母さん、就職や転職を考えている方々にもそのメソッドを伝えている。著書に『人間はたったの4タイプ仕事の悩みは性格統計学ですべて解決する!』(セブン&アイ出版)、『たった一言で部下が自分から動くすごい伝え方』(WAVE出版)がある。


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マイナビウーマン子育て

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