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【医師監修】男女・目的別で選ぶ、妊活で注目したいサプリの栄養素

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目次

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サプリを活用すれば、不足しがちな栄養素を手軽に補えます。今回は特に、妊活中の女性と、そのパートナーの男性に向けた、注目すべきサプリメントをご紹介します。

この記事の監修ドクター

産婦人科専門医坂口健一郎 先生 産婦人科専門医、日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医 防衛医科大学校卒業後、防衛医大病院で研修ののち、多数の病院で勤務。内視鏡手術に特化したクリニックの院長を経て現在、不妊症専門のクリニックで勤務中。

妊活中なら注目したいサプリ

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妊活中は、いつも以上に体調をキープすることが重要ですよね。食事の内容を見直すことはもちろん、サプリメントも上手に取り入れることで栄養がバランス良くより摂りやすくなります。不足なく栄養摂取することで、体調をベストに整えておくとよいですね。

なお、妊娠は女性1人の力だけでは実現しませんから、男性の役割も大切です。したがって妊活中は、夫婦2人で栄養バランスに気を遣い、サプリメントの利用も検討してみましょう。

不足しがちな栄養を補って、良い状態をキープ

いつも元気のつもりでも何らかの栄養素が慢性的に不足している状態だと、体にさまざまな悪影響が及んできます。なかには、ホルモンバランスや生殖機能の維持に関わる栄養素もあり、不足した場合に妊娠がスムーズにいかなくなる可能性もあります。

そこで不足しがちな栄養を補って、体を良い状態にキープしましょう。そのためには、毎日の食習慣を見直すとともに、サプリメントで補うと手軽です。特に、あまり自炊する時間が取れない方や、外食の多い方、ダイエット中の方などは、サプリメントを上手に利用すると良いでしょう。

【女性】元気な卵子を作りたい!

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卵子の「数」と「質」

卵子の元になる細胞(原始卵胞)は、生まれた時から体内に存在しており、増えることはありません。つまり、女性の卵子の「数」には限りがあるため、まるで砂時計のように、妊娠可能な期間も決まっているということです。

そして、卵子の元になる細胞(原始卵胞)は、あなたと同じだけ年齢を重ねます。加齢に伴って染色体異常をもつ卵子が増えて、着床〜妊娠が困難になるケースもあるのです。したがって、健康な赤ちゃんの自然妊娠を望むならば、卵子の「質」が良い、30歳までを1つの目安にすべきと考えられています。

タンパク質

タンパク質は筋肉や内臓、皮膚、髪の毛、血液の主成分であり、体重の約20%を占めます。文字通り体を作る主成分です。もちろん卵子の主成分でもありますから、ダイエットや偏食などで不足しないようにしなければなりません。不足した場合、様々な悪影響が及んできます。

妊活中の女性にとって「生理不順」は避けたいところ。生理周期が乱れることによって排卵日の予測が立てにくくなりますし、妊娠に向けた体内の変化が起こりづらくなる可能性もあります。

タンパク質不足で考えられるもう1つの大きな影響は、「貧血」です。体中に酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビンは、鉄とタンパク質が結合して作られています。通常の貧血は、鉄が不足することによって起こりますが、もちろんタンパク質が足りないければ貧血の原因となります。

リジン

必須アミノ酸の1つであるリジンは、タンパク質の生成に欠かせない栄養素です。したがってタンパク質を取る際には不足しないようにしたい栄養素と言えるでしょう。リジンは乳製品や鶏肉に豊富に含まれていますが、これらをあまり食べないと言う方の場合は不足している可能性もあります。不足すると疲れやすくなり、妊活にも支障をきたす可能性があります。

【女性】受精前後をスムーズに迎えたい!

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妊娠前後の「2つの重要栄養素」

妊娠には、受精・着床・受精卵の成長と言う3つの段階があります。このいずれかの段階に問題が生じても、うまく妊娠することができません。特に「着床・受精卵の成長」に欠かせない、2つの栄養素を見ていきましょう。

葉酸

ビタミンB群の一種で「赤ちゃんのビタミン」と呼ばれるほど、妊娠前後に大きな役目を果たします。葉酸には造血作用(赤血球の生成をサポートする働き)があり、貧血防止や血行促進にも効果が期待できます。これによって子宮内膜が強化され、着床が成功しやすくなるとも言われています。

また、妊娠の1ヶ月よりも前から葉酸を摂取しておくことにより、神経管閉鎖障害(二分脊椎)という先天的な奇形を防ぐことにもつながります。妊娠前からの葉酸摂取は、厚生労働省も推奨しています。葉酸は動物のレバーのほか、ほうれん草、納豆、菜の花、アスパラガスなどの野菜、マンゴー、ライチ、アボガド、イチゴなどの果物、さらには、卵黄、ナッツ、牛乳など多くの食物に含まれます。そのため「わざわざサプリメントで摂取する必要があるの?」といった疑問を持つ方も多いようです。

葉酸の場合、食品には「ポリグルタミン酸」という形で含まれており、生体利用効率(体の中に使われる割合)が50%しかありません。しかしサプリメントでは「モノグルタミン酸」と言う形に成分が調整されているため、生体利用効率が85%にまで高められているのです。葉酸は妊娠前後に大きな役目を果たすため、万が一でも不足することは望ましくありません。そのため、サプリメントも上手に併用した方が、不足する心配がなく安全であると言えるのです。

妊活中の女性の中で、貧血気味の方は葉酸に加えて鉄も摂取しておくと良いでしょう。鉄は赤血球の材料となるため、貧血気味の方は足りていない疑いがあります。こうなると、全身の酸素運搬に問題が生じ、子宮環境の悪影響によって妊娠に支障が出る可能性が考えられます。妊娠すると胎児へ優先的に鉄が送られるため、より貧血になりやすくなってしまいます。貧血が疑われるのなら、ぜひとも妊娠前から、積極的に取り入れるようにしましょう。

【男性】活力を高めたい!

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性欲や勃起力を高めるための栄養素

性欲はセンシティブなもので、仕事で疲労している時などはなかなか湧いてこないこともあります。同時に、特定の栄養素が欠けていることで、性欲や勃起力に問題が起きる可能性も考えられます。大事な栄養素2つを紹介します。

亜鉛

亜鉛は男性ホルモン(テストステロン)の合成には欠かせないミネラルです。性腺、前立腺、精巣などの働きにも必要ですが、実際に精子の量や質にも大きな影響与えています。亜鉛不足の場合、性欲の減退や勃起不全が起きやすくなります。また、精液の量が少なくなったり、濃度が薄まると言う指摘もあります。

ちなみに、亜鉛の性ホルモンを合成する働きは、女性ホルモンにおいても大きな役割を果たしています。女性の場合、亜鉛不足が女性ホルモンの抑制とつながり、生理不順などの原因となります。つまり、亜鉛は男女ともに大変重要なミネラルと言えます。

マカ(アルギニン)

サプリメントで有名な「マカ」は、グルコシノレートという成分が含まれ、精力・性機能の向上に働くと考えられています。また、マカには精子の形成や成長ホルモンの分泌に欠かせない「アルギニン」という成分も含まれていますので、パートナーの元気がない時は亜鉛とともに飲むことを検討したい成分と言えるでしょう。

【男性】良質な精子を作りたい!

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「精子の質」が 胎児の健康を左右する

卵子と違い、精子を作る細胞は細胞分裂して増えることができます。しかし、細胞分裂が正常に行われなかったり、十分な細胞分裂が行われないと、精子の量とともに「質」にも問題が出てきます。

質の良くない精子は染色体異常を起こしている可能性もあるため、受精卵がきちんと育たずに妊娠につながらなかったり、あるいは生まれてくる胎児の障害の原因となることもあります。そのようなことを避けるためにも、「元気で質の良い精子」を作るのに欠かせない栄養素をきちんと取っておく必要があります。先ほどご紹介した「亜鉛」「アルギニン」も、元気で質の良い精子を作るのに役立ちます。

葉酸

葉酸には細胞分裂をサポートする働きがありますが、これは良質の精子の製造にとっても欠かせません。葉酸は、妊娠前後の女性にとって欠かせないビタミンの1つですが、男性も摂取しておくことで、受精につながりやすい精子を生み出すことが期待できます。なお、葉酸の摂取は、精子の質だけでなく、その量を増やす上でも効果が期待できると言われています。

セレン

亜鉛を始めとする「微量なミネラル」は、元気な精子を生み出すことに関わるとされていますが、その中でも注目を集めているのがセレンです。亜鉛が主に「精子の運動性」に関わるのに対して、セレンは「精子の形成」に重要な役目を持っていると考えられています。なおセレンには、抗酸化作用があり、ビタミンCやビタミンEと一緒に摂取することで、さらにその効果を高めることができると言われています。

ビタミンC

「美白のビタミン」として知られているビタミンCは、実は優秀な抗酸化物質でもあります。抗酸化物質とは、活性酸素と戦ってくれる物質のことです。活性酸素は、過剰に摂取された酸素の一部が体内で悪影響を与えますが、1つには正常な細胞やDNAに傷つけてしまうことが挙げられます。これは、精子に対してもダメージを与える可能性があります。ビタミンCの摂取は、活性酸素の害から精子を守ることにもつながると期待できるでしょう。

なお、喫煙者やお酒をよく飲まれる方、ハードな運動される方、ストレスを溜めがちな方などは、活性酸素が多く発生するとも考えられています。当てはまる方は特に十分なビタミンCの摂取を心がけてください。ちなみにビタミンCは、生殖機能の維持に欠かせない「亜鉛」の吸収をよくしますので、一緒に摂取することがおすすめです。

まとめ

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妊娠を目指すならば、女性だけでなくパートナーの男性も一緒に妊活することが望ましいでしょう。妊娠についての知識を2人で共有して、同時に妊娠しやすい生活環境、体調を整えていくことが大切です。特に不足しがちな栄養素がある場合には、早めにサプリメントで行っておくことがベスト。規則正しく栄養バランスの良い食事を基本に、足りない分はサプリメントで補うようにしてください。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

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更新日:2017年3月6日

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