夜も蒸し暑くなってきて、今年も寝苦しい夜になるのかなあ・・・とちょっと気が滅入っちゃいます。
梅雨から夏にかけて、じわじわ蒸し暑くても快適に過ごす方法はあるのでしょうか?
蒸し暑さを少しでも楽にする、とっておきの情報をご紹介します♪
汗を拭くのは乾いたタオル?濡れタオル?
じんわり汗をかいたら、そのままにしないで拭き取るのがお肌にもいいですが、
使うタオルの状態はどのようなものが良いのでしょうか。濡れタオル?乾いたタオル?
乾いたタオルの方が汗の吸収が早そうだから、乾いたタオルで拭いた方が良いと思いますよね。
実は、
涼しさを感じるのは濡れタオルの方!発汗時に「(1)乾いたタオルで汗を拭く」と、直後でも5分後でもあまり肌表面温度が下がらない。
一方で「(2)濡れたタオルで拭く」もしくは「(3)ボディシートで拭く」場合だと、肌表面温度が下がる結果となりました。
特に(3)は、ボディシートに含まれるアルコールによる気化熱によって、直後でも肌表面温度が低くなることが判りました。
確かに汗を拭く直前に水で濡らしたタオルで拭くと、肌がひんやりして気持ちいいですよね。
特にボディシートは、香りが良い製品が多いので、やはり梅雨〜夏は欠かせないアイテムのよう。
お金をかけずに涼しさを感じる方法ってある?
冷やすべき体の部位を知る
人間の体には、
冷やすと全身が涼しく感じる冷やし効率のいい部位があるんです。それは・・・
首筋とわきの下!どちらも皮膚の下に太い血管が通っているので、素早く全身に冷気を伝えられると言われています。
スポーツ医学の専門家で選手の熱中症対策にも取り組んできた国立スポーツ科学センター・スポーツ医学研究部の小松裕副主任研究員は「応急処置としてのアイシングに使われるアイスバッグ(ビニール袋などに氷水を入れたもの)を首筋、わきの下など、皮膚のすぐ下に太い血管が通っている場所に当てることで、熱のこもった体を冷却する効果がある」と話す。
オフィスに冷蔵庫があれば、こっそり冷却アイテムを用意しておけば、外から戻ってきたときに瞬間的に全身を涼しくできそうですね。
寝苦しい夜も、ジップロックに氷を入れて首筋とわきの下に当てれば、ひんやり心地よくなってすぐに眠れるはず。
暑さと上手に付き合って、ストレスフリーに夏を過ごそう
汗は濡れタオルまたは制汗シート、暑さに我慢できないときは首筋とわきの下を瞬間冷却!
ちょっとした知恵で、暑い夏も快適に過ごしましょう♪