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【医師監修】受精時に症状はある? 妊娠の兆候が出始める時期について

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妊娠を心待ちにしている人にとって、生理日周辺はドキドキ。一般的にはつわりや生理の遅れで妊娠に気づくことが多いようですが、そのほかの妊娠の兆候とはどのようなものなのでしょうか?今回はさまざまな妊娠の兆候についてご紹介します。

この記事の監修ドクター 藤東クリニック藤東淳也先生 女性のトータルライフをお任せいただけるような診療を目指し、 女性のライフサイクルを応援します。 https://fujito.clinic

受精時に痛みなどの症状はある?

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妊娠初期は母体にもおなかの赤ちゃんにも大切な時期。それだけにできるだけ早く妊娠に気づきたいと考える人も少なくないはず。つわりなどよりも早く、受精した段階で妊娠に気づくことができるのでしょうか?

受精とは?

「受精」とは、男性の精子が女性の卵子にたどりつき、結びつく現象のことです。女性の卵巣で育った卵胞(主席卵胞)は卵巣から飛び出し、卵管膨大部に到着します。卵子はここで精子の到着を待つのです(排卵前に射精された精子の方が、先に卵管で卵子を待っていることもあります)。

一方、男性が射精した何億匹もの精子も、女性の卵管めざして競争を続けます。しかし、卵子の近くまでたどりつけるのはわずか数百匹だけ。そのうち、たった1匹の精子が卵子の透明膜を破って卵子の中に入ることができます。その瞬間に、それ以上精子が入ることができないようにバリアが張られます。このように1つの卵子と1匹の精子が結びついた瞬間を「受精」といいます。

受精の時期と兆候について

受精が可能になる時期を知るには、排卵のタイミングを知る必要があります。個人差があるため、一概に「生理後の何日目に排卵日が来る」とは言えませんが、ある程度生理周期が安定している人であれば、排卵日から次回生理開始日までの日数は、基本的に約14日間となっています。

この日数から排卵日を予測することは可能です。生理周期が28日であれば、「28日‐14日=14日」で、生理開始日から約14日後に排卵日が来ると計算できます。最も妊娠しやすい時期は排卵日前後なので、受精日もそのあたりと考えられますが、受精時に感じる特別な痛みや症状はありません。

中には、腹痛や少量の出血が見られる人もいます。しかしこれは受精時の症状ではなく、排卵による「排卵痛」「排卵出血」であると思われます。排卵痛は卵巣あたりがチクチクするといったものが多いようです。

妊娠の兆候が出始めるのはいつ?

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受精日に痛みなどを感じる人はないとしたら、次に妊娠に気づくことができるのは、どのような時でしょうか?妊娠の超初期症状から、妊娠検査薬を使った判断方法まで解説します。

妊娠の成立は着床

卵管で卵子と精子が受精。その後、受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、卵管から子宮へと向かいます。子宮にたどり着いた受精卵は「胚盤胞」という状態になり、子宮内膜に根を下ろします。これが「着床」です。着床した受精卵は、母体の血管から必要な栄養や酸素を取り込み、成長します。受精卵は普通、子宮の奥の子宮体部に着床しますが、受精卵が子宮にたどりつくのが遅すぎると、卵管の中に取り付き、異所性妊娠(子宮外妊娠)になります。

受精卵が無事に子宮に着床したら、一般的には妊娠が成立したとされます。妊娠週数はすでにこの時点で「妊娠3週目」になっています。

着床時は一般的に痛みはありません。しかし、人によっては「着床出血」といって、出血が見られる場合もあります。生理と比べると出血量は少なく、茶色いおりもののようなこともあるようです。

着床後から超初期症状が出始めることも

着床し、妊娠が成立すると、胎児組織の絨毛からhCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)が分泌されるようになります。妊娠のごく初期には、自覚症状がないことがほとんどですが、ホルモンに敏感な人の中には「いつもの生理前より胸が張る」「眠くなる」「イライラする」などの症状を感じる人も。しかし、これらの症状は個人差があり、PMS(月経前症候群)の症状とも似ています。どれか一つの症状にあてはまっているからといって「妊娠している」と判断するのは早計です。

妊娠がはっきりするのはいつ?サインは?

生理が遅れると、「妊娠しているかも……」とドキドキする人も多いのでは?早く結果を知りたいと気持ちが焦る時期でもありますよね。ここでは、妊娠がはっきりする時期やサインなどについて解説します。

妊娠検査薬で陽性が出るのはいつから?

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妊娠しているかどうか知りたい場合、市販の「妊娠検査薬」を使った検査を思い浮かべる人も多いでしょう。妊娠検査薬は、妊娠中に分泌されるhCGホルモンに反応する仕組み。このホルモンは、母体から排出される尿の中にも含まれるため、尿を使ってhCGホルモンの有無を調べるのです。

hCGホルモンは、受精卵が着床してから3〜4日ほどで尿に出始め、早ければ次の生理が始まる予定日の数日前から検出されると言われています。市販されている妊娠検査薬の精度はかなり高いものですが、それでも薄く陽性と出るのは妊娠4週に入ってから。妊娠5週は生理が1週間遅れた時期にあたりますが、そのころになると、はっきり陽性と出るようになります。

きちんと検査するためには、ホルモンが増えている時期に使うことが大切。もしも妊娠していたとしても、ホルモンの分泌がまだ不十分な段階で検査したら、妊娠反応が出ないことがあります。

この時期に現れやすい妊娠のサイン

これまで規則的に生理が来ていたのに、10日ほど生理が遅れているようなら、妊娠している可能性があります。そのほか、妊娠中に分泌されるホルモンの影響で、身体にさまざまな変化がおきることもあります。

・ムカつきや吐き気

生理予定後の1〜2週間後ごろから、「むかむかする」「気持ち悪い」といったつわりの症状を感じることもあります。

・基礎体温で高温期が続く

体温を上昇させる黄体ホルモンが増加するため、熱っぽさを感じる人もいます。「高温期が3週間以上続いていること」が妊娠の目安となります。

・乳房の変化

乳房が張って痛みを感じたり、敏感になったりします。

・風邪のひきはじめのような症状

風邪のひきはじめの熱っぽさやだるさを感じる人もいます。高温期が続き、体温も高くなっているためと考えられます。

・眠くなる

「いくら眠っても眠い」「だるくて眠くなる」と感じる人もいるようです。

・イライラしやすくなる

情緒が不安定になり、ささいなことでイライラしたり、落ち込みやすくなったりする人もいます。

・頻尿・便秘

黄体ホルモンの働きで腸の動きが鈍くなり、便秘がちになる人も。子宮が大きくなり、膀胱を圧迫するため、トイレが近くなる人もいます。

高温期の継続は、妊娠初期の人にすべてあてはまるものですが、それ以外の症状は個人差が激しいのが特徴です。妊娠の初期症状と言われるつわりも、全く感じない人もいます。自己判断はせず、妊娠の可能性がある場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。

知っておくと便利?妊娠週数の数え方

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妊娠かも!? と思って受診したときには、もう妊娠2ヶ月になっている……妊娠週数や月数の数え方は特殊で、とまどうこともありますよね。母子手帳の交付や他の医療機関での受診時など、妊娠週数を知っておくことはとても大切なことです。ここでは、妊娠週数の数え方について紹介します。

妊娠した!となるのはすでに妊娠4週目

「妊娠週数は、妊娠している状態だけにあてはまるのでは?」と考えがちですが、実は妊娠が成立していない生理期間から、妊娠週数は始まっています。妊娠1日目は、最終月経が始まった最初の日。排卵日や受精日ではありません。月経周期のある女性は誰でも、毎月2週間は妊娠していることになるというのは、面白いですね。

妊娠1週目は、卵巣で卵胞が発育し、卵子へと成長していく時期です。まだ排卵はおきていません。妊娠2週目になると、卵子の排卵が起き、精子と結合して受精卵になります。

妊娠3週目は、受精卵が子宮内膜に着床して、妊娠が成立する時期。ここではまだ、妊娠を自覚できている人はいないでしょう。妊娠4週目は次の生理が来るはずの時期。生理周期がきちんとしている人は、生理が遅れていることに気づきはじめます。生理が遅れていると思っている段階で、妊娠1カ月は終わっているのです。

生理が1週間以上遅れ、妊娠検査薬でも陽性反応がしっかり出るようになり、産婦人科で妊娠が明らかになったときには「妊娠5週目(妊娠2カ月)」となっています。

妊娠週数の計算方法

妊娠期間を「十月十日(とつきとおか)」と表現することが多いですが、一般的に妊娠期間は満280日で、妊娠週数は40日とされています。WHO(世界保健機関)が受精から出産に至った日数を調査したところ、妊娠期間の平均は280日±15日であるという結果が出ました。この結果を受け、「妊娠の正常持続日数は280日で、28日間が1カ月、7日間が1週とする」とWHOが定めています。週に換算すると、「280÷7=40」で40週となります。

妊娠0日目は、最終月経開始日。妊娠0〜6日目が「妊娠0週」、妊娠7〜13日が「妊娠1週」となります。妊娠週数は0日から起点するのがポイントで、たとえば、3月1日が最終月経開始日(妊娠0週0日)であったとしたら、3月7日が妊娠0週6日、3月8日が妊娠1週0日です。

今は妊娠週数を計算できるスマホのアプリやインターネットのサイトもあるので、参考にするのもいいでしょう。産婦人科を受診すれば、妊娠週数をきちんと計算してくれます。

まとめ

妊娠を心待ちにしていると、生理後や排卵日あたりのささいな変化に敏感になってくるものです。あまり気にしすぎるのも精神衛生上よくありませんが、もしも妊娠をしているのならその変化を早くキャッチしたいですよね。妊娠週数の計算方法も、知っていると産婦人科を受診するときに役立つはず。ぜひ参考にしてみてください。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

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更新日:2017年3月8日

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