文房具すべて買いなおし! 入園・入学準備の失敗エピソード #渡邊大地の令和的ワーパパ道

更新日:2022年3月18日 / 公開日:2022年3月18日

『産後が始まった! 夫による、産後のリアル妻レポート』『夫婦のミゾが埋まらない 産後にすれ違う男女を変えるパートナーシップ学』(ともにKADOKAWA)など、夫婦のパートナーシップをテーマにした著書が話題の渡邊大地さんによる新連載! 令和における新たなワーパパ像を、読者のみなさんとともに考えます。

執筆者プロフィール 渡邊大地さん 株式会社アイナロハ 代表取締役/札幌市立大学看護学部非常勤講師 大学卒業後、会社員を経て、2011年に株式会社アイナロハを設立。2012年より「産後サポート“ままのわ”」事業をスタート。自治体の産後サポート事業、全国の産院での両親・父親学級の開催、講演など、多方面で活躍中。三児の父。 ◆株式会社アイナロハHP:https://www.ainaloha.com/

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いくつかのダイソーをハシゴするほど百均大好きの長女(小3)が怒っています。

「あっちのダイソーは1個108円だったのに、こっちのダイソーは1個110円だった! もうこっちのダイソーにはゼッタイ行かない!」 ※お菓子と雑貨で消費税率が違うためです

「細かく金額チェックしてて偉いねえ」と思いますよ。 そこで、娘に教えました。

「消費税っていうのがあってね……」 「ショウヒゼーって何?」 「だから今、その話をしてるんだけどさ。ものを買ったときに税金っていうのがかかってね……」 「ゼーキンって何?」 「だから今、その話をしてるんだけどさ。日本という国をやってくのに、警察とか消防士さんとか市役所の人とか、みんなのために働く人がいて、そういう人のお給料を払ったりして、こういう人を公務員っていうんだけど……」

と説明しているところで長男(小6)が乱入。

「アナウンサーも公務員だよね」 「……ちがうよ?」 「なんで? アナウンサーもみんなのために働いてるよ」 「待って、その話は後にして。で、公務員の……」 「公務員じゃないアナウンサーもいるの?」 「だから、アナウンサーは公務員じゃないんだよ。その話はあとで。で、公務員の……」 「エヌエッチケーだけか、公務員は」 「だから、違うんだよ、進まねえんだよ、消費税のくだりが!」

皆さん、こんにちは。渡邊大地です。今回も、「ワーパパ」とは何たるかを一緒に考えていきましょう!

小学校の入学準備にまつわる失敗あれこれ

いよいよ新年度まで2週間を切りました。保育園や学童保育を利用予定の家庭は、早ければ4月1日にはスタートですよね。今ごろ新年度の準備に追われている家庭も多いことと思います。今回は、そんな「準備」をしていたのに失敗してしまったこと、「準備」が裏目に出てしまったこと、「準備」の仕方が違ったことなどなど、新入学・新入園の「準備」にまつわるあれこれを紹介したいと思います。

まずは、小学校入学の準備からいきましょう!

キャラクターものは禁止

我が家でまずやってしまったのは、学用品が軒並み買い直しになったことです。事の経緯はこうです。

小学校入学を控えた子どもの保護者を集めて、準備物や小学校生活などについて説明してくれる「入学前説明会」を行っている小学校もあり、持ち物に関する諸注意はここでされる場合が多いらしいのですが、長男・長女が通う小学校では、説明会はあれど、持ち物についての連絡は特にありませんでした。

ですので、我が家では特に何の疑問も持たず、入学前に子どもと一緒に学用品を買いに行き、子どもの好きなものを選ばせたわけです。そうしたら、新学期が始まったころに学校からお便りがあり、「キャラクターものは一切禁止」の文字が。 子どもが選んだ学用品は、筆箱も、消しゴムも、ハンカチも、全部キャラもの尽くし……。「こんなことなら入学前に教えておいてよ~」と半べそ描きながら、新学期早々、無地の学用品を探すのに一苦労しました。

上の子がいる家庭では周知の事実だったようですが、初めて入学の家庭では同様の悲劇が起こっていたようです。この悲劇を繰り返さないためにも、可能でしたらぜひ近所にお住まいの小学校に通うお兄さん・お姉さんがいるご家庭にヒアリングする、小学校に問い合わせる、最初からキャラクターものではない学用品を探してみる、などの対策を。

鉛筆の芯の濃さにも指定がある

入学の少し前に、町内会から「入学祝い」として鉛筆1本とノート1冊をいただきました。その鉛筆が「4B」なんです。

「4B?? 美術のデッサンじゃあるまいし。こんなのいつ使うんだ?」

と思って仕舞いこみ、HBの鉛筆を1ダース用意しました。そうしたら、新学期に「鉛筆は当面6Bを使い、慣れてきたら4Bを持たせてください」と言われました。どうやら最近の子は筆圧が弱く、HBでは字が薄すぎて読めないのだそうで……。30年でそこまで筆圧落ちるもんかねと。ちなみに、この連載を担当している編集さんのお子さんの小学校は、2B指定だそうです。

算数セット、100個のブロックに名前付け

我が家の子どもが通う小学校では、1年生の算数の授業で「さんすうブロック」という、足し算の仕組みを学ぶためのブロックを使用することがあります。箱に氏名の記入欄があるのでそこに記名をしておいたのですが、実は中に入っているブロック一つひとつに記名をしなければいけなかったらしく、帰宅した子どもに「ぼくだけ名前書いてなかった」と怒られた覚えがあります。小さなブロックが100個以上あるんですよ……。「持ち物すべてに記名」とは、そういうことだったんですね。

最近では入学準備シーズンになると、TwitterなどのSNSで「算数セットに名前シール貼るのが大変だ」という話題をよく目にします。逆に、「うちの小学校は算数セットが学校からの貸し出しだった。危なく大量のお名前シールを購入するところだった」という声もありました。ちなみに、2年生に上がると、九九暗記用の単語カードのようなものを購入(または配布された厚紙を家庭でカード状に切って作成)し、それにも1枚ずつすべて記名することになるので、頭の片隅に置いておいてくださいね。

学校指定の体育着・体操服

体育着など、学校指定のものを購入する際も要注意です。

知人は、「洗濯が間に合わなかったときのため」に、体育着(Tシャツ、短パン)を2着ずつ買っておいたそうですが、2年生に上がるまでに一気に身長が伸びたため、一年間しか使わずに買い直すことになったそうです。子どもの成長具合いは誰にもわかりませんから、これは必要経費として納得するしかありませんね。

ただ、学校指定品は基本的にお下がりでも使えるものが多いので、上の子や近所のお兄さん・お姉さんが使ったものがまだ使える場合は譲り受けることができます。これも、「お下がりがあったのに、うっかりすべて新品購入してしまった」という失敗もあれば、「お下がりでいいやと思っていたら体育帽子の色味が微妙に違い、集団のなかですごく目立ってしまって、子どもに怒られた」という失敗も聞いたことがあります。お下がりの場合は、今年のものとまったく同じかどうかの確認も必要ですね。

買ったけどすぐには使われなかった学習机

大きな買い物の失敗では、「学習机」というのをよく聞きます。入学直後は、子どもひとりで宿題ができないことが珍しくありません。そうすると、親がいるリビングで宿題をすることが多いようで、おニューの学習机の出番がなかなかないというわけです(「おニュー」って知ってます? 「新しい」って意味ね)。ですので、急いで購入する必要はないかもしれません。

入学のタイミングで学習机を購入することは、小学生になる自覚が子どもに芽生えたり、整理整頓が習慣づいたり、というメリットがあります。一方、入学後に購入する場合は、子ども自身の好みが明確になり、入学祝いとして親目線・祖父母目線で購入するのではなく、自分自身が勉強したいと思える学習机を選ぶことで、勉強する意欲が高まるというメリットもあります。

これも、同じ学校に通っている近所のお兄さん・お姉さんがいる家庭などに、宿題の量や学習机を本格的に使いだした時期をリサーチしておきましょう。

その他、こまごました学用品の注意点

国語や算数のノート類は低学年なら学校で配られるので買わなくていいとか、赤鉛筆はいいけど赤ボールペンはダメなど、学校によってルールが違います。学用品の購入は同じ学校に通っている先輩家庭に確認したり、学校から指示があってから買ったりしても大丈夫ですよ。

保育園の入園準備にまつわる失敗あれこれ

さて次は、保育園の入園準備の失敗談です。 先だって紹介した「小学校の入学準備にまつわる失敗あれこれ」と一部重複するところがあるので、さらりとご紹介します。

補足として、保育園も小学校入学と同様、入園当初の1ヶ月くらいは親のスケジュール管理と時間確保が重要です。これについては、「慣らし保育って何だ? 渡邊家の慣らし保育レポート! #渡邊大地の令和的ワーパパ道 Vol.2」にて、慣らし保育体験談を掲載していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

持ち物には制限や指定がある

保育園の場合は、子どもの発達や危険防止のために、持ち物に制限を設けていることがあります。よく聞くのは、こんな感じです。

●給食で使うコップ(各家庭で用意する場合)は、持ち手のあるものに限る ●スカートは遊ぶ際に邪魔になるので履かない ●フード付きの服は引っかかると危険なので着ない ●ヒートテックの肌着、裏起毛素材のトレーナーは体温調節が難しいのでNG ●ボタンや装飾がついた服は、取れると誤飲に繋がるのでNG

「入園のために新しい服を買い揃えよう」と思っている家庭では、無駄にならないように確認が必要です。

靴は脱ぎ履きしやすいものを

よくある失敗は、「靴」の準備です。とてもかわいくて子どもが気に入った靴でも、保育園では「脱ぎ履きさせづらい靴」は基本的にNGです。保育園用はデザインのかわいさよりも使いやすさ優先です。

入学・入園準備で共通しているもの

学校や保育園で使うものを安く販売している通販サイトがいろいろあり、カラーバリエーション豊富だったり、サイズ間違いのときに返品交換可能だったりする場合もあって、我が家も愛用しているのですが、「発送までの日数」「到着目安」をよく確認しましょう。

すぐ届くと思って入園直前にまとめて注文したのに、入園までに届かず、よく確認したら「発送まで10営業日程度いただきます」と書いてあった、なんてことがときどきあります。

小学校は様子を見ながら買い足していくのが良いと思いますが、保育園は逆に、最初からかなりハイペースで着替えを使います。よだれで汚し、おしっこで汚し、泥んこで汚します。保育園で使うための着替えは、多めに準備しておいてもいいんじゃないでしょうか。

そして、保育園の場合は、入園後に改めて「●●入れ袋」(コップ、シーツ、上履きなど)を用意するように指示が出る場合があり、なかには、どういうわけか「手作りに限る」という保育園もあるようです。これも制作期間が短かったりするので、気を付けてお便りをチェックしましょうね!

準備に失敗はつきもの!

今回は入学・入園の「準備」で失敗のエピソードを紹介しました。 でもね、ハッキリ言いますけど、

失敗くらいするよ!人間だもの!

入学・入園なんて、初めてなら知らないことだらけだし、年度ごとにルールが変わったり、何て言ったって共働きで時間がないなかバタバタ準備するわけじゃないですか。間違いも手抜かりもありますよ。

これは、「ネットで買うものはパパ、お店で買うものはママ」とか、「買うのはママ、記名はパパ」など夫婦で分担するしかないです。ひとりでやったら、まずパンクします。 4月も4月で何かと忙しいので、夫婦で協力して、できるだけ準備に抜かりがないように万全の態勢で新生活をスタートさせましょう!

ところで、我が家はまだ息子の「卒業式」の衣装をどうするか決めかねています……。そろそろ決めないとヤバイかも……。

今回のまとめ

新生活の準備は分担して、抜かりなく新生活スタートできるワーパパになろう!

(文:渡邊大地、イラスト:村澤 綾香、編集:マイナビ子育て編集部)

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