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マンガ『コウノドリ』子宮頸がん編を限定無料公開!4月9日は「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」

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HPV感染症の予防方法について学んでいく仕組みを作ることを目指す「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」は、4月9日の「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」に合わせ、人気医療漫画『コウノドリ』の「子宮頸がん」編を限定無料公開など、HPVの知ってもらう活動を展開します。

HPV(ヒトパピローマウイルス)感染症の予防方法について学んでいく仕組みを作ることを目指す「みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト」(運営:一般社団法人HPVについての情報を広く発信する会、代表理事: 稲葉 可奈子、以下「みんパピ!」)は、昨年に引き続き4月9日の「子宮頸がんを予防する日(子宮の日)」に合わせて、より多くの皆様にHPV(ヒトパピローマウイルス)について正しく知っていただくための取り組みを展開します。

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2020年8月の団体設立以来、「みんパピ!」は、HPV感染症について正確な知識を伝えること、そして、科学的な根拠に基づきHPVワクチンの有効性と安全性について情報発信していくことをミッションに、クラウドファンディングによる支援も受けながら様々な取り組みを行っています。

2021年11月には、2022年4月より、厚生労働省が約9年ぶりにHPVワクチンの積極的勧奨を再開することに決め、自治体に通達。積極的勧奨を中止していた期間に接種対象を過ぎてしまった人を対象としたキャッチアップ接種が公費で受けられるなど、多くの人がHPVに関する情報に接触する機会が増えています。

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現在、世界の80カ国以上において、HPVワクチンの接種を広く提供すべく、国の公費助成が実施されています。そして、世界のほとんどの国では60%以上の高い接種率が実現されており、80~90%の接種率の国も少なくありません。2006年の接種開始以来、世界では約5億回以上接種されており、WHO(世界保健機構)も極めて安全性が高いとしています。(WHOデータより)

ところが、日本では公費助成がされているにもかかわらず、2018年現在、わずか0.6%の接種率にとどまっています。この低接種率の背景には、HPVワクチンの接種による重い副反応が心配されたことがあったのだそう。そして、2013年に厚生労働省がワクチン接種の積極的勧奨を中止して以来、接種率が極端に低下しています。

一方で、国内外から「HPVワクチンの安全性」についての様々なエビデンスがもたらされてきました。特に、2018年には名古屋市で行われた大規模な調査の結果が発表され、歩行障害や痛み、けいれんなど当時問題となった症状は、ワクチンを接種していない人にも同じ頻度で起きており、ワクチン接種との因果関係が認められないことがわかりました(Papillomavirus Res. 2018;5:96-103.より)。さらに海外の研究では、17歳までにHPVワクチンを接種すると浸潤子宮頸がんのリスクを88%減少させることができることも報告されています(N Engl J Med 2020; 383:1340-1348.より)。

こうした研究結果を踏まえて、2022年4月には、約9年ぶりに対象者に「積極的勧奨」が再開されることになりました。定期接種の対象は小学6年~高校1年相当の女子です。また、積極的勧奨が中止となっていた約9年間、接種対象でHPVワクチンを接種しなかった1997~2005年度生まれの女性も、2025年の3月までは公費で接種を受けることができます。

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今回はその活動の一つとして、鈴ノ木ユウさんの人気医療漫画『コウノドリ』の「子宮頸がん」編(13巻40話・14巻41話)が、同作品の出版社である講談社のご協力により4月22日(金)まで限定無料公開されます。

『コウノドリ』の「子宮頸がん」編は、妊娠12週目で行った妊娠初期検査で、子宮頸がん検査を行った女性に子宮頸がんが発覚し、出産かがんの治療かという現実の中で、選択に迷う夫婦と医師たちの奮闘が描かれています。そして、子宮頸がんの原因であるHPVのこと、また、HPVを予防するHPVワクチンに関しても描かれています。

「みんパピ!」のホームページでは、無料公開ページへのリンクをご案内するほか、公式YouTubeチャンネルでダイジェスト動画を見ることもできます。

掲載期間 :公開中(2022年4月22日(金)23:59まで)掲載場所 :みんパピ!ホームページ無料公開はこちらから:https://comics.gendaibusiness.com/viewer/kounodori/4041

また、「子宮頸がんを予防する日」に合わせて、「みんパピ!」から知っておいてほしいHPVおよびHPVワクチンに関する知識を伝える広告をJR渋谷駅、原宿駅に掲出します。

広告では、「積極的勧奨が中止されていた期間に、接種対象を過ぎてしまった方々に向けて、キャッチアップ接種が公費で受けることができること」、「子宮頸がんの原因となるHPVは、性交渉をきっかけに感染し、女性の約8割が一生に一度感染していること」、「子宮頸がんの発症のピークは30代、さらに20代で罹患してしまう人が増加していること」、「HPVは女性だけではなく男性も、中咽頭がんなどの原因になること」、「HPVが原因のがんは、HPVワクチンを打つことで防ぐことができること」を伝えています。

また、渋谷(東京都)の「シブハチヒットビジョン」、難波(大阪府)の「ツタヤエビスバシヒットビジョン」では、「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルで公開する『コウノドリ』、「子宮頸がん」編(13巻40話・14巻41話)のダイジェスト動画を放映します。さらに、難波の「エビスバシヒットビジョン」ではダイジェスト動画に加えて、HPVの正しい知識を伝えるための広告も掲出します。

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JR原宿駅 改札内竹下口通路のでの掲出イメージ

「みんパピ!」の公式YouTubeチャンネルでは、3つのテーマでスペシャルトークライブを展開します。

1つ目のテーマは”矛盾だらけの日本の医療福祉政策、どう変える!?”と題して、訪問型病児保育などの事業を手掛ける認定NPO法人フローレンスの駒崎さん、女性や障害者のキャリアを支援する株式会社ビズリーチ社長の多田さんと共に、社会の現状と矛盾する医療・福祉政策について議論します。

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【トークテーマ①:矛盾だらけの日本の医療福祉政策、どう変える!? 開催概要】日時:2021年4月9日(土)20:00~21:00形式 :「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルからの生配信URL :https://youtu.be/SfoI0bHvUGk内容 : 日本の医療・福祉政策の矛盾や課題の解決策を様々な形のビジネスに従事しているメンバーで議論します。参加者 :駒崎弘樹(認定NPO法人フローレンス 代表理事)多田洋祐(株式会社ビズリーチ 代表取締役社長)重見大介(日本産科婦人科学会専門医/「みんパピ!」運営メンバー/産婦人科オンライン代表)宋美玄(日本産婦人科学会専門医/「みんパピ!」運営メンバー)

2つ目のテーマは“育児について話そう”です。長年の不妊治療を経て、昨年の2月に双子を出産された元バレーボール女子日本代表の大山加奈さん、笑いを交えた子育て情報を発信するインフルエンサーの木下ゆーきさんをゲスト迎え、妊娠・出産、育児についての悩みを共有しつつ、こうしたライフイベントと罹患時期が重なる子宮頸がん予防の大切さについて話し合います。

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【トークテーマ②:育児について話そう 開催概要】日時:2021年4月9日(土)21:00~22:00形式:「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルからの生配信URL:https://youtu.be/O7YFyQVYGkA内容:妊娠・出産、育児などのライフイベントに大きな影響を与える子宮頸がん予防の大切さについて話し合います。参加者:大山加奈(元バレーボール日本代表) 木下ゆーき(タレント・子育てインフルエンサー)今西洋介(小児科医・新生児科医/「みんパピ!」運営メンバー)稲葉可奈子(産婦人科専門医・医学博士/「みんパピ!」 代表理事)

3つ目のテーマは、「科学に基づいた医療政策を進めるために私たちに何ができるのか」。国民民主党代表の玉木雄一郎さん、日本維新の会政調会長の音喜多駿さん、350以上の社会課題の解決に取り組む一般社団法人リディラバの安部敏樹さんと共に、「科学に基づいた医療政策を実現するために、各政党や民間団体はどのような貢献ができるのか」ということを話し合います。

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【トークテーマ③:科学に基づいた医療政策を進めるために私たちに何ができるのか 開催概要】日時:2021年4月9日(土)22:00~23:00形式:「みんパピ!」公式YouTubeチャンネルからの生配信URL:https://youtu.be/FQlo9nJl8us内容:HPVワクチン行政や新型コロナウイルス感染症対策で見えてきた日本の医療行政の様々な問題点について、国会議員と民間団体の立場から解決策を議論します。参加者:玉木雄一郎(国民民主党代表)音喜多駿(参議院議員) 安部敏樹(一般社団法人リディラバ 代表) 木下喬弘(医師・公衆衛生学修士(MPH)/「みんパピ!」副代表)

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イラストなどを織り交ぜながら、HPVおよびHPVワクチンについてわかりやすく解説したリーフレットを、積極的勧奨再開に伴い内容をアップデートし、全国の医療機関に配布します。

小児科などで配布する定期接種の対象者(小学校6年生~高校1年生)向けのリーフレットでは、HPVワクチンの安全性や、ワクチン接種後に起こりうる症状などを中心に解説。対象年齢の子どもや親が安心して接種を検討できるよう、科学的な情報を提供して判断をサポートします。産婦人科や成人を診療する科では、HPVワクチンを打ち逃した人に対する「キャッチアップ接種」や、男性への接種も含めた、より幅広い人に向けた情報を記載したリーフレットを配布します。

今年の子宮頸がんを予防する日(子宮の日)を機に展開する様々な取り組みについて代表理事を務める稲葉可奈子氏のコメントを紹介します。

(マイナビ子育て編集部)


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