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整理収納アドバイザーの須藤昌子です。
整理収納アドバイザーの仕事の一つ、個人のお客様のお宅へお部屋の片づけのお手伝いに出向く機会をいただき、片付けに悩む方々のサポートをしています。そんな中で得た経験から、たくさんのものに囲まれたお部屋をどうしたら、簡単に片付けられるか?をご紹介したいと思います。
たくさんのものに囲まれてしまったお部屋には、なぜか、買ってきてそのままの段ボールや紙袋、レジ袋がたくさんあります。
最近は、ネットでの買い物も簡単にできますし、「買った」ということで、納得してしまうのかもしれません。
買ったままの状態になってしまうと、自分が買ったものも忘れてしまうことや、段ボールなどがたくさんたまると、後々の処分も大変になる、そして、風水的にも段ボールは、よくないものをため込んでしまう、なんて話も聞いたことがあります。ですから、買ってきたままの状態から、変える事が大事だと思います。
まずは、中にあるものを取り出して、確認しましょう!そして、段ボール箱などは、処分しましょう!
床一面に広がったモノは、いろいろな種類のものが混ざってしまっていることが多いので、まずは、衣類、タオル、食べ物、化粧品、雑誌、文具、ごみ、というように、種類分けをしましょう。
種類分けするだけでも、片付けは進んでいます。
見えなかった床が見えるようになってくるはずです。
さらに、衣類の置き場所、本の置き場所といったように、ざっくりとでいいので、置き場所を決めましょう。
出来れば、大き目なゴミ箱を置きましょう。
その際は、自分がよく通る場所、通り道においてあげることで、移動するときにちょこっと、ごみを捨てることが出来るようになります。
当たり前のようで、なかなかできない場合もあるので、いつも簡単にゴミ捨てができるシステムを作るといいと思います。
ものを置く場所が決まっていないと、まずは机の上や棚、その後床の上にモノが広がってきます。でも、床は広くて置いたものを見下ろせるから、どこに置いたかを把握しやすいのかもしれません。
ですが、それがずっと続いていくことで、床にはモノがどんどん増えて足の踏み場もない状態になります。そうなると、自分がどんなものを持っているか、どこに何があるかも把握しきれず、結果、必要なものができた時には、探すことなく買ってしまいます。そのことでどんどんと物が増えてきます。
増えた物のために、お掃除もすることがむずかしくなってしまいます。ですから、床にはモノを置かないようにしようというルールを決めておくことでも、床にモノが散からないように気を付けることが出来ると思います。
いかがでしたか?
この4つのポイントを抑えるだけでも、お部屋は片付いてきます。まずは、簡単にできることから始めることが大切です。
ぜひ、試してみてください。
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