更新日:2022年10月15日 / 公開日:2022年10月15日
秋は食べ物がおいしくなる季節。海のもの、山のもの、秋の味覚がたくさん市場に出回ります。普段は料理が苦手、という人も、なにかおいしいおかずを作ってみたくなるのではないでしょうか。お料理好きな人ならなおさらですね。今回は、各ご家庭で人気がある秋の味覚おかずと、調理のコツをご紹介します。
(photoAC)
●さんまの塩焼き。(女性/35歳/専業主婦)
●さんまの南蛮漬け。(女性/34歳/専業主婦)
秋の味覚の代表といえば、さんま! 漢字では「秋刀魚」と書きます。昨今、漁獲量が減ってきており、価格が高いときもありますが、秋に食べたくなる食材のひとつです。
新鮮なさんまは、口の先が黄色くなっています。目が濁っていないかどうかも確かめて、活きのいいさんまを選んでください。腹の部分が太く、脂がのっているものがオススメです。
はらわたは苦いですが、逆にその苦味がよいという人もいます。塩をふってそのままグリルかフライパンで焼けば、調理もかんたんです。
冷凍技術が発達して1年中食べられますが、せっかくですから脂ののった旬の生魚を味わいたいですよね。
(photoAC)
●サツマイモ、まいたけの天ぷら、大学芋、炊き込みご飯。(女性/35歳/専業主婦)
●サツマイモの味噌汁。(男性/35歳/医療・福祉/調理)
●サツマイモとツナのマッシュサラダ。(女性/28歳/専業主婦)
さつまいもも秋の味覚のひとつ。子どもが保育園や幼稚園、学校などでお芋掘りを体験してくるという人も多いのではないでしょうか?
さつまいもの皮は薄いので、味噌汁や天ぷらにするときはたわしなどでよくこすり洗いして皮つきのまま調理してもOK。あくが多いので、切ったあとは水にさらしてあく抜きをすると、黒ずまずきれいに仕上がりますよ。みんな大好きな大学芋のたれは醤油と砂糖とみりんを煮詰めれば簡単にできるので、おやつにも最適です。
「芋はおかずにならない!」派の人もいるかもしれませんが、豚肉とあわせて炒め煮にするとおいしいおかずになりますよ。是非ためしてみてください♪
(photoAC)
●栗ごはん。(女性/38歳/不動産/事務系専門職)
●栗、さつまいも、子どもも食べられるし、大人が食べてもおいしい!(女性/25歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
シーズン中に一度は食べておきたい栗は、栗ご飯が鉄板。家族には人気がありますが……とにかく皮をむくのが大変です(笑)。
外側の固い皮を「鬼皮」、内側のはがしにくい薄皮を「渋皮」といいます。専用の栗むき器を使うか、軽く茹でて鬼皮を柔らかくしてむきましょう。面倒だったら、茹でて包丁で半分に切り、スプーンで中身をほって食べるという方法も。
おかずにするなら、鶏肉と一緒に甘辛く煮つけるとおいしいですよ。
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●きのこのバター炒め。(女性/38歳/専業主婦)
●きのこと厚揚げを煮たやつ。(女性/40歳/専業主婦・主夫)
●キノコと鮭のホイル蒸し。(女性/33歳/商社・卸/事務系専門職)
リーズナブルに楽しめる秋の味覚の代表がキノコ類です。高級品の松茸は別として、しいたけ、しめじ、まいたけ、エノキ、なめこ、エリンギ、マッシュルームなど、種類も豊富。キノコは1年中栽培されていて旬がわかりにくいのですが、天然物は9~11月ごろが旬です。
あっさりした旨みをもつキノコは和洋中どんな料理にも使いやすく、炒めものからシチューやパスタなど大活躍します。ちなみに、しめじは中央から抜き取るようにバラしていくと可食部分が増えます。石づき部分をバッサリ包丁で切り落とすと楽ですが、ちょっともったいないですよね。
また、まいたけには肉を柔らかくする成分が含まれているので、赤身の牛肉とあわせて調理がオススメです。きりたんぽ鍋にも欠かせない食材ですね。
ほかには「炊き込みごはん」も人気がありました。きのこ、栗、さつまいも、それぞれが炊き込みごはんの主役になりますね。炊き込みごはんの味つけベースは、酒、塩、醤油、みりん。油揚げを入れるとコクが出るので、ぜひ入れてみましょう。
今回取り上げた食材だけでなく、「実りの秋」は多くの果物や野菜が実をつけ、冬に向け魚も脂がのってくる時期です。旬の食材は栄養価も高く、新鮮でおいしい上に、価格もほかの季節に比べてお手ごろになります。今こそ秋の味覚をたくさん味わってくださいね。
マイナビ子育て調べ 調査日時:2022年8月10日 調査人数:109人(22歳~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)
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