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第一子妊娠中の丸山桂里奈さん、急な腹痛の原因……病院で医師に言われたアスリート特有の問題

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目次

第一子の妊娠を公表した元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈さんが、体調不良を訴えて10月17日に出演予定だった2本の生放送番組を欠席。体調を崩した理由と、医師から言われたことについてブログで明かしています。

「普段の状況とは全然違うなと」

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丸山桂里奈さんオフィシャルブログより

丸山桂里奈さんは今年10月10日に第一子の妊娠を発表。すでに妊娠6ヶ月で、つわりに悩まされた時期も過ぎ、体調は安定していると話していました。しかし17日、腹痛と片頭痛により、番組出演を2本キャンセルすることに。丸山さんは自身のブログで、体調について明かしました。

それによると、「数日前からやや腹痛がありながらも気のせいだなて感じていましたが昨夜の深夜腹痛と偏頭痛が出てしまいました」「朝までなんとか処置をしながらも、なかなかしんどい状態が続き無理をしないで安静にしようという話に」なったとのこと。朝一番で病院の診察を受けたところ、赤ちゃんも母体もともに大丈夫だったそうです。

とはいえ、「今日の体調不良で普段の状況とは全然違うなと感じ」たという丸山さん。体を鍛えてきた元アスリートゆえか、そもそも体調が急に悪くなったことも初めてだったそう。その後、二日間の休養を経て「大回復」したといい、今回の体調不良について医師から言われた事を振り返っています。

いわく、腹痛の原因として指摘されたのは、ついつい重いものを持ってしまうこと。たしかに丸山さんは先日、スーパーでの買い物の様子を投稿していましたが、「どのくらい重たいものとか持つのがだめなのかやはり自分の感覚だとわからないんですよね」といい、大量の購入品を「軽いと思って母に変わったらこんな重たいの持ったらダメだよと」言われたそう。

そして医師からも「アスリートは重さがわからなくなってるから、普通に重たいものを軽いと持ってしまう」「とにかく荷物は持たない」と言われ、気をつけなければならないと自戒。

「そっかーたしかに。3袋くらいは平気で持てるなと思いながらも、とにかく荷物は持たない、と言われました。アスリートあるあるのようです」と、夫の本並健治さんやマネージャーなど周囲の人たちの優しさにもっと甘えようと記していました。

妊娠時は同じ重さの荷物を持っていても腰にかかる負荷は倍以上になる

妊娠中は、まだお腹の目立たない妊娠初期であっても、重たいものを持つのは避けた方がよいとされています。その理由を知っていますか?実は腰への負荷が、妊娠中の体には非妊娠時よりも大きな負担となりやすいのです。

・ホルモン分泌や子宮サイズの変化による影響 妊娠すると妊娠初期から「リラキシン」というホルモンが分泌されますが、このホルモンには関節を緩める働きがあります。これは妊娠中、子宮が大きくなっていくことや出産のために必要な変化ですが、リラキシンの影響で、妊娠8~10週ごろから骨盤の前方にある恥骨結合は拡がり始めると言われています[*1]。また、骨盤の背中側にある仙腸関節も同様に緩んでくるので、妊娠していない時に比べ、骨盤は妊娠初期からすでに不安定な状態になり始めます。

さらに、妊娠初期から後期にかけて、子宮は急激に大きくなっていきます。妊娠初期には10mLだった子宮の容量は妊娠後期にはそのおよそ500倍、約5Lにまで増加します。この子宮の変化は妊娠初期にも始まっており、妊娠前はニワトリの卵ほどだったものが妊娠初期の後半には新生児の頭くらいにまで大きくなります[*2]。

骨盤が不安定になったり、子宮が大きくなったりすると、腰や背中の筋肉への負担は通常時よりも増えます。つまり、妊娠中は重いものを持たなくても、もともと腰痛を起こしやすい状態になっているといえます。

・筋力低下と姿勢の変化による影響 妊娠中は、非妊娠時と比べて筋力が低下するという報告もあります。妊娠初期~中期の妊婦さんと非妊婦との握力、背筋力、膝の伸展筋の筋力を比較した研究では、妊婦さんのグループに背筋と、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋の筋力の低下が見られています[*3]。

また、妊婦さんはお腹が大きくなるに従って、それを支えるためにお腹を突き出すような姿勢をとるようになっていきますが、このことによっても腰に負荷がかかりやすくなっています。例えば非妊娠時に4.5kgの荷物を持つ時、腰にかかる力学的ストレス、つまり負荷は29.5kgですが、妊娠時は同じ4.5kgの荷物を持っていても腰にかかる負荷は68kgと倍以上になるとも言われています[*4]。

つまり、妊娠前はなんなく持ち上げられたものでも妊娠時はより重く感じるし、持ち上げることで腰にかかる負担も大きくなっているということです。これらの理由から、腰を痛めるリスクが高まるので、妊娠中は重いものを持つことはできるだけ避けたほうがよいのです。

参考文献

[*1]平元奈津子:妊産婦に対するウィメンズヘルス理学療法, 理学療法の臨床と研究 27:15-20,2018. [*2]病気がみえるvol.10 産科編, 2018.

[*3]「Health Management for Female Athletes Special Version」東京大学医学部付属病院

[*4]「産前産後の母に関わる医療従事者のための入門ブックVer.1」マザーヘルス協会&産後リハビリテーション研究会


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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