平日と休日での差が面白い!子どもの「起きる時間・寝る時間」の違い

更新日:2022年10月21日 / 公開日:2022年10月21日

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子どもに対し、「早く起きなさい」「もう寝なさい」といった呼びかけを日常的にしている親は多いでしょう。では、子どもの一般的な起床時間・就寝時間は何時頃なのでしょうか。今回は、高校1年生を対象に起床・就寝時間の調査を行ったアンケート結果をご紹介します。

調査対象は全国2000人の高校1年生

お子さんは普段、決まった時間に寝て、決まった時間に起きてますか? 今はまだ、「もう寝る時間だよ」「ご飯できたよ、起きなさい」など親の声がけが必要かもしれません。 では、高校生ぐらいになるとどうなのでしょうか?

文部科学省により行われた「家庭や学校における生活や意識等に関する調査」。この調査では、全国の高校1年生に相当する子どもとその保護者を対象に、家族のことや学校のこと、家庭での様子、勉強時間などを質問し、結果をまとめています。

その中で起床時間について尋ねたアンケートの結果がありました。

平日の起床時間は「午前6時~6時29分」が最多

平日の起床時間は、「午前6時~6時29分」が31.9%で最多。続いてが、「午前6時30分~6時59分」で26.1%。高校1年生の6割近くが午前6時台に起床していることがわかりました。

午前7時台(「午前7時~7時29分」と「午前7時30分~7時59分」の合算、以下同様)も2割以上と少なくありませんが、それ以降の時間になると各時間1%に満たず、少数派であることがわかります。

「起きる時間が決まっていない」も1.1%にとどまりました。

日曜日の起床時間は「決まっていない」が最多

一般的に学校が休みとなる日曜日の起床時間は平日から大きく変わり、「起きる時間は決まっていない」が19.6%で最多となりました。起床時間にしばられず、ゆったりと朝を迎える子どもが多いようです。

続いて多かったのが、「午前7時~7時29分」で15.2%。

時間帯別では7時台が23.6%で最多でしたが、6時台は19.3%、8時台は18.8%と6時台~8時台で大きな差はなく、この時間帯に集中しています。

では、平日と土曜日の寝る時間はどう?

同アンケートでは、就寝時間のアンケート結果も掲載されています。

アンケートでは平日の就寝時間と、翌日が休日となる土曜日の就寝時間を調査。結果は以下のとおりです。

平日の就寝時間は「午前0時~0時29分」が最多

平日の就寝時間は「午前0時~0時29分」が22.0%でもっとも多かったものの、「午後11時30分~11時59分」は18.3%、「午後11時~11時29分」は19.8%と僅差で、午後11時~午前0時29分の時間帯への集中が見られました。

最多の「午前0時~0時29分」から「午前0時30分~0時59分」にかけて大きく数字が低下しているのも特徴的。 日をまたいだところで「そろそろ寝なければ」と考え始める子どもが多いのかもしれません。

「寝る時間は決まってない」の回答も1割弱見られました。

土曜日の就寝時間も平日同様「午前0時~0時29分」が最多

翌日が休日となる土曜日。つい油断して夜更かししてしまうのでは・・・と思いきや、もっとも回答が多かったのは、平日と同じ「午前0時~0時29分」でした。

「寝る時間は決まっていない」は、平日に比べ2倍に増加。 時間帯ごとでは「午後11時~11時29分」が6.2%減少。そのほかの時間帯は平日と大きな変化が見られない結果となりました。

<調査概要> 調査対象::全国に居住する高校1年生に相当する年齢の者(平成10年4月2日から平成11年4月1日生まれまで)2,000人 有効回答数:976 調査期間:平成26年8月29日~10月10日 調査方法 :郵送法 調査地域 :全国 調査実施会社 :一般社団法人 中央調査社



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