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【超難読】「留辺蘂」って読める? 北の大地のハイレベル難読地名

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目次

北海道のやや東側に位置する北見市留辺蘂町。人口8,000人の小さな町です。「ふんふん、それで?」と流し読みできないのが、「留辺蘂」という町名。「留辺蘂」は北海道に多い難読地名のひとつです。あなたは、「留辺蘂」を正しく読むことができますか?

北海道の難読地名「留辺蘂」はなんて読む?

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難読地名が多いといわれる北海道。有名なところでは、「長万部(おしゃまんべ)」「遊楽部(ゆうらっぷ)」などがあります。

今回取り上げるのは、「留辺蘂」という町。なんと読むかわかりますか?

最初の「留辺」は「るべ」と読めそうですが、その後ろに見慣れない漢字が……。

答えは「るべしべ」。

「蘂」の字が難しく、読めなかった人も多いのではないでしょうか。「蘂」は「べ・しべ」と読み、植物の雌しべや雄しべの「しべ」はこの漢字を使い「雌蘂(めしべ)」「雄蘂(おしべ)」と書きます。

留辺蘂町はどんなところ?

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留辺蘂町は山脈に囲まれた人口8,000人ほどの小さな町です。3つの源泉があり、その中でも「魔法の温泉水」といわれるおんねゆ温泉は有名。また、高さ20mを誇る世界最大級のハト時計「果夢林」や日本最大級の淡水魚・イトウが見られる「北の大地の水族館」は観光地としても高い人気を得ています。

留辺蘂町の名前の由来は?

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難読地名「留辺蘂(るべしべ)」はどのように名づけられたのでしょうか。語源はアイヌ語にあります。北海道は先住民であるアイヌ民族の言語がもとになった地名が多くあり、「るべしべ」もそのひとつ。アイヌ語の「ルペシュペ」がルーツです。

アイヌ語で、道のことを「ルー」、山越えする道は「ルペシュペ」。この町の場合、佐呂間別川へ越す道の意味で「ルペシュペ」が用いられ、「ペ」が「ベ」に変わり、「ルベシベ」に。そこに漢字があてられ、「留辺蘂(るべしべ)」になったとされています。

現在は合併し、北見市に

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観光地としても難読地名としても広く知られていた留辺蘂町ですが、実は現在は合併し、北見市となっています。

もともと存在した北見市と、端野町、常呂町、そして留辺蘂町が2006年3月に合併。3つの町と1つの市のエリアをまとめて北見市となりました。北見市となった今も、北見市内に住所として留辺蘂町の名前が残っています。

まとめ

今回ご紹介した北海道の留辺蘂町以外にも、日本には初見では絶対読めないような難読地名が数多く存在します。この機会に、日本のユニークな地名やその語源・由来を調べてみてはいかがでしょうか。子どもの自由研究や自主学習に取り入れてみてもおもしろいかもしれませんね。



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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