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「魅力のない都市」から脱却!? 名古屋に「レゴランド(R)」と「メイカーズ ピア」がオープン

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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「魅力のない都市」から脱却!? 名古屋に「レゴランド(R)」と「メイカーズ ピア」がオープン

昨年、名古屋市の独自調査により8都市内で「最も魅力がない都市」となり、残念な注目のされ方をした名古屋。そんな名古屋に、2017年4月1日、日本初上陸のテーマパーク「レゴランド(R)・ジャパン」がオープン。7つの異なるエリアでレゴ(R)の世界が体感でき、40を超えるアトラクションやショーが楽しめる。そして「レゴランド(R)・ジャパン」の手前にも、新たに商業施設が開業。3月30日に先行オープンする「メイカーズ ピア」だ。名古屋在住歴13年で、仕事柄東海エリアのレジャースポットを制覇した筆者が、オープンに先駆けて「メイカーズ ピア」を内覧。気になるその内容をご紹介!【画像1】レゴランド(R)・ジャパンは4月1日にグランドオープン。ドラゴンのジェットコースターに乗って王様の城を駆け巡る「ザ・ドラゴン」などが楽しめる※写真はイメージ(写真提供/レゴランド(R)・ジャパン)

【画像1】レゴランド(R)・ジャパンは4月1日にグランドオープン。ドラゴンのジェットコースターに乗って王様の城を駆け巡る「ザ・ドラゴン」などが楽しめる※写真はイメージ(写真提供/レゴランド(R)・ジャパン)

【画像2】名古屋駅から「レゴランド(R)・ジャパン」「メイカーズ ピア」の最寄駅となる金城ふ頭(きんじょうふとう)駅まではあおなみ線で1本と、アクセス良好(写真撮影/倉畑桐子)

【画像2】名古屋駅から「レゴランド(R)・ジャパン」「メイカーズ ピア」の最寄駅となる金城ふ頭(きんじょうふとう)駅まではあおなみ線で1本と、アクセス良好(写真撮影/倉畑桐子)

【画像3】金城ふ頭(きんじょうふとう)駅から「メイカーズ ピア」の入り口までは屋根付きの連絡通路でつながる(写真撮影/倉畑桐子)

【画像3】金城ふ頭(きんじょうふとう)駅から「メイカーズ ピア」の入り口までは屋根付きの連絡通路でつながる(写真撮影/倉畑桐子)

「メイカーズ ピア」は「レゴランド(R)・ジャパン」の門前町

「レゴランド(R)・ジャパン」がオープンするのは名古屋市港区の金城ふ頭エリア。金城ふ頭駅から徒歩圏内に「リニア・鉄道館」や「ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)」もある。名古屋駅から金城ふ頭駅までは、あおなみ線で24分。3月26日からは2駅をつなぐノンストップ列車が運行し、最速17分で到着できるようになった。車でも名古屋駅から40分以内という距離で、金城ふ頭駅そばに約5000台収容の有料駐車場も整備された。

【画像4】金城ふ頭(きんじょうふとう)駅の周辺に、大型レジャー施設と駐車場が集まっている(画像提供/メイカーズ ピア)

【画像4】金城ふ頭(きんじょうふとう)駅の周辺に、大型レジャー施設と駐車場が集まっている(画像提供/メイカーズ ピア)

駅から連絡通路を歩いていくと、「レゴランド(R)・ジャパン」の手前に現れるのが「メイカーズ ピア」だ。名前は「職人の埠頭」という意味。商業施設が並ぶ屋外型ショッピングモールではあるものの、緑が多く広場や噴水、ベンチがあり、公園でショッピングできるようなイメージだ。

「東京の東京ディズニーリゾート、大阪のユニバーサルスタジオジャパンと並ぶテーマパークが、名古屋のレゴランド(R)・ジャパンです。メイカーズ ピアは、言わばその門前町。周辺にホテルも完成すれば、金城ふ頭は国際的なレベルの観光名所となるでしょう」と話すのは、矢作地所と共同でメイカーズ ピアを運営するGCDS社のドクター・ヴィ・ナザンCEO。ナザン氏は、マレーシア政府のテーマパーク開発アドバイザーとして、アジア初のレゴランド(R)誘致を成功させた経験をもつ。

名古屋市がレゴランド(R)を招致したのは、金城ふ頭の開発方針が「モノづくり文化交流拠点構想」であり、レゴ(R)がモノづくりというテーマにマッチしていたから。「だからメイカーズ ピアも、モノづくりというコンセプトを活かしたモールになっています」とナザン氏。職人たちが集まってモノづくりを楽しむというストーリー性があるという。

【画像5】「こんな風にくつろいで」と、開店に向けて準備がすすむ「メイカーズ ピア」にある「セントラルパーク」の芝生広場に座るナザン氏。東大に留学し、日系企業に勤めた経験もある日本通(写真撮影/倉畑桐子)

【画像5】「こんな風にくつろいで」と、開店に向けて準備がすすむ「メイカーズ ピア」にある「セントラルパーク」の芝生広場に座るナザン氏。東大に留学し、日系企業に勤めた経験もある日本通(写真撮影/倉畑桐子)

ピクニック気分で散歩できる、モノづくり体験型モール

物販と飲食、モノづくり体験などのエンターテインメントを3本柱とした「メイカーズ・ピア」。エリア内は自然を感じる「Forest Garden(フォレストガーデン)」とにぎやかな印象の「Up town(アップタウン)」、広場や噴水を配した「Central Park(セントラルパーク)」の3つのゾーンで構成される。

●Forest Garden
街の日常から解放され、自然のなかで豊かな時間を楽しめるエリア

●Central Park
広場や噴水を配し、癒やしのひとときを提供するエリア

●Up town
変化に富み、活き活きとした個性的な街並みが好奇心を刺激するエリア

【画像6】エリア内はイメージが違う3つのゾーンがあり、テーマに沿ったショップが集まる(写真提供/メイカーズ ピア)

【画像6】エリア内はイメージが違う3つのゾーンがあり、テーマに沿ったショップが集まる(写真提供/メイカーズ ピア)

【画像7】パステルカラーの街並みが可愛い「アップタウン」と、木々が清々しい「フォレストガーデン」の中央に「セントラルパーク」がある(画像提供/矢作建設工業)

【画像7】パステルカラーの街並みが可愛い「アップタウン」と、木々が清々しい「フォレストガーデン」の中央に「セントラルパーク」がある(画像提供/矢作建設工業)

【画像8】左:デンマーク生まれのレゴにちなみ、コペンハーゲンの港町・ニューハウンをイメージした色彩の「アップタウン」 右:妖怪ウォッチのオフィシャルショップ「ヨロズマート」はキッズ受け抜群(写真撮影/倉畑桐子)

【画像8】左:デンマーク生まれのレゴにちなみ、コペンハーゲンの港町・ニューハウンをイメージした色彩の「アップタウン」 右:妖怪ウォッチのオフィシャルショップ「ヨロズマート」はキッズ受け抜群(写真撮影/倉畑桐子)

【画像9】「フォレストガーデン」は特に緑が多く、ウッディでナチュラルな雰囲気(写真撮影/倉畑桐子)

【画像9】「フォレストガーデン」は特に緑が多く、ウッディでナチュラルな雰囲気(写真撮影/倉畑桐子)

東海エリアを代表する有名店をはじめ、53店舗がセンス良く並ぶ。その多くが体験型であることが特徴で、例えば愛知県西尾市の抹茶メーカーによる「西条園抹茶カフェ」では、子どもでも抹茶をひき、茶せんでお茶をたてて飲むことが可能。ほかにも「モクモクハム工房カフェ」ではホットドッグつくり、「サガミ」ではそば打ち、「ピッツェリア マリノ バンビーナ」ではピザのトッピング、「カレーハウスCoCo壱番屋」ではカレーをお客さん役の親の元へ運ぶ……というように、多くの店舗が体験メニューを用意している。食品サンプルをつくる「さんぷる工房」や、お香の調合ができる「香源」など、大人が楽しめる体験型店舗もある。

【画像10】右:カジュアルな雰囲気の「西条園抹茶カフェ」 左:子どもが親のためにカレーをサーブして店員体験ができる「カレーハウスCoCo壱番屋」(写真撮影/倉畑桐子)

【画像10】右:カジュアルな雰囲気の「西条園抹茶カフェ」 左:子どもが親のためにカレーをサーブして店員体験ができる「カレーハウスCoCo壱番屋」(写真撮影/倉畑桐子)

「ターゲットはファミリー層だけに限りません。カップルや女性グループ、アクティブシニア、お一人の方も楽しめます」とナザン氏。スイーツなどの人気店のほか、一杯飲みたくなるしゃれたダイニングも充実。猫カフェやペットホテルもある。それぞれの街には雰囲気に合わせたBGMが流れ、セントラルパークの噴水では1日に4回、音と光のショーが行われてムード満点だ。「名港中央ICからもすぐなので、ここまでドライブして、ご飯を食べて噴水ショーを見るだけでも満足できるはずです」

【画像11】1日に4回「セントラルパーク」で行われる音と光の噴水ショー。夜は特にムード満点(写真提供/メイカーズ ピア)

【画像11】1日に4回「セントラルパーク」で行われる音と光の噴水ショー。夜は特にムード満点(写真提供/メイカーズ ピア)

また、テイクアウトの窓口を設けた店舗も多いので、ベンチや芝生広場で軽食をとるのも楽しい。定期的に替わるイベントや、ワゴン販売も予定している。「ピクニック気分でお弁当を持ってきてもOKで、ペットも一緒に散歩できる。こんなモールってなかなかないでしょう?」

【画像12】左:芝生広場の前にある、三河生まれのお好み焼き店「ボテコ」。テイクアウトも可能 右:洋食店「マ・メゾン」とステーキハウス「ゴッチーズビーフ」が並ぶ(写真撮影/倉畑桐子)

【画像12】左:芝生広場の前にある、三河生まれのお好み焼き店「ボテコ」。テイクアウトも可能 右:洋食店「マ・メゾン」とステーキハウス「ゴッチーズビーフ」が並ぶ(写真撮影/倉畑桐子)

最も魅力がない都市・名古屋の印象をチェンジ!

「メイカーズ ピア」は、国内外からの多様な来客を意識している。バリアフリーにも配慮され、金城ふ頭駅の改札からつながる連絡通路には段差がない。エントランスの前まで来たら、緩やかなスロープか大型のエレベーターを使えば、ベビーカーや車椅子でもストレスなく到着できる。子どもはスロープの途中にある滑り台で滑り降りることもできて楽しい。

【画像13】左:みんなにうれしい、バリアフリーの緩やかなスローブ 右:スローブの途中に設けられた滑り台(写真撮影/倉畑桐子)

【画像13】左:みんなにうれしい、バリアフリーの緩やかなスローブ 右:スローブの途中に設けられた滑り台(写真撮影/倉畑桐子)

今後はさらに敷地を広げ、4つ目となる「ダウンタウン」の街づくりを計画している。入場無料で毎日でも遊びに行けるスポットが増えるのは、周辺の住民にとって喜ばしいことだ。「レゴランド(R)・ジャパンとメイカーズ ピアは、これまでの名古屋の印象をチェンジする施設。港区のステイタスが上がり、金城ふ頭はもちろん、野跡(のせき)や稲永(いなえい)といった手前のエリアも住む街として注目されるのでは」とナザン氏は予想する。

昨年、名古屋市の独自調査により7都市(札幌市・東京23区・横浜市・京都市・大阪市・神戸市・福岡市)と比べた結果、「最も魅力がない都市」となってしまった名古屋。大胆に変貌する港区が、残念な街の印象を覆す最初の一手になりそう。

【画像14】金城ふ頭中央緑地の跡地にできたため、緑が多く残る。敷地内にはチューリップが植えられ、ベンチやテーブルが点在(写真撮影/倉畑桐子)

【画像14】金城ふ頭中央緑地の跡地にできたため、緑が多く残る。敷地内にはチューリップが植えられ、ベンチやテーブルが点在(写真撮影/倉畑桐子)

現在、港区では大規模な再開発が進む。2018年には港明エリアにスマートタウン「みなとアクルス」が誕生し、東海三県初の「ららぽーと名古屋」も開業予定。「レゴランド(R)・ジャパン」も、レゴランド(R)・ホテルに体験型水族館「シーライフ」を併設する。今後、名古屋駅南の「ささしまライブ24」地区と港明、金城ふ頭エリアは水上バス運行の計画もある。早々に「レゴランド(R)・ジャパン」の年間パスポート(大人〈13歳以上〉1万7300円)を購入して準備万端の筆者。今、楽しみがどんどん増える名古屋に住んでいることは、とても幸運だと思う。

●取材協力
・メイカーズ ピア
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SUUMO

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