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自治体のコンサルタント事業を手掛けるGAROOは、全国の男女を対象に「ご当地お土産」に関する調査を実施しました。
旅行や出張など遠征をした際にお土産を買うことは多いですよね。お土産を選ぶときには、数人で分けられるように個包装のもの、その土地にしか売っていない特産品など、何かしら重視するポイントがあると思います。実際に、どのようなお土産が好まれているのでしょうか?
さっそく調査結果を見ていきましょう。
「好きなご当地お土産を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、「白い恋人(北海道)」(37.0%)と回答した人が最も多く、次いで「ROYCE’(ロイズ)チョコレート(北海道)」(22.5%)、「萩の月(宮城県)」(15.3%)と続きました。
北海道のお土産が上位を占める結果となりました。旅行地としても人気が高いことから、お土産も必然的に人気が高くなっているのかもしれませんね。
前問で好きなお土産について聞きましたが、お土産選びの際はどのようなことを重視しているのでしょうか?
そこで、「お土産を選ぶ基準はどのような点にありますか?(複数回答可)」と質問したところ、「その土地でしか買えないこと(地域限定品)」(54.0%)との回答が最も多く、次いで「味」(47.2%)、「地元の特産品を使用していること」(44.7%)と続いています。 9割近くが、特産品として売り出されているお土産に魅力を感じると回答。その土地ならではのお土産を選びたいという思いがうかがえる結果となりました。
そこで、「地元の事業者が特産品として売り出しているお土産に魅力を感じますか?」と質問したところ、9割弱が「かなり魅力を感じる」(32.3%)、「少し魅力を感じる」(55.4%)と回答しました。
▼地元の人が美味しいと思っているなら間違いない!・地元ならではのものをその地域の人が販売していると好感をもてるから(20代/女性/静岡県)・地域に根ざした企業を応援したい気持ちがあるので(30代/女性/宮城県)・地元の魅力を知っている方達がおすすめしているから安心できる(30代/女性/東京都)・その場所でしか購入できないプレミア感(30代/女性/滋賀県)
多くの人が地元の事業者が売り出している特産品に魅力を感じているようです。
さて、みなさんは“6次産業化”という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
“6次産業”は、農業者が生産だけでなく、その後の製造・加工、流通・販売まで行うことを言います。1次産業(農林漁業)×2次産業(工業・製造業)×3次産業(サービス業・販売業)=6次産業というわけですね。
今回の調査結果を踏まえると、6次産業化商品に魅力を感じる人も多いかもしれません。そこで、6次産業化商品に対してどのような印象を持っているかを聞いてみました。
▼6次産業化商品の印象は…?・生産から販売までの工程を全て担うことで、無駄なコストを省くことができるため、より手の込んだ商品に仕上がっていいと思う(20代/女性/千葉県)・6次産業化商品の言葉を今回初めて知ったが、生産者の顔がわかると知り、安心できていいなと思った(20代/女性/愛知県)・生産者の顔がわかると愛着がわく(40代/男性/東京都)・商品化に努力した跡が窺えるものは、買ってみる価値を感じさせると思う(60代/男性/千葉県)・特別感があって買ってみたいと思う(60代/男性/東京都)
6次産業化に対してポジティブなイメージを持つ人が多いようです。特別感がある6次産業化商品をお土産に買いたいと考える人も多いかもしれません。
旅行などの際には、その土地の6次産業化商品に注目してみてはいかがでしょうか?
今回の調査結果から、お土産選びでは、その土地でしか買えないもの、また、ある程度知名度があり商品とその土地が結びつきやすいものを選ぶ人が多いようです。
また、9割近くが地元の事業者が特産品として売り出している商品に魅力を感じると回答し、ここでも「その土地ならでは」を重視していることがうかがえました。生産者が販売を行っているという点で、顔がわかる安心感も魅力の一つといえそうです。
「ご当地お土産」に関する調査【調査日】2022年12月13日【調査方法】インターネット調査【調査人数】1,015人【調査対象】全国の男女【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
GAROO:https://ga-roo.com
(マイナビ子育て編集部)
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