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【医師監修】妊娠9週目に気をつけたい症状は? 胎児の成長とママの変化

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目次

妊娠15週目程度までは「妊娠初期」と呼ばれています。今回は、妊娠9週目にスポットライトを当て、この時期に起こる体の変化ほか、必要なこと・注意点をお伝えします。

この記事の監修ドクター

むさしのレディースクリニック院長大田昌治先生 武蔵境駅北口より徒歩2分の助産師がいる産科・婦人科クリニックです。 いつも患者様に寄り添っていける産婦人科のかかりつけ医でありたいと思っています。女性のトータルライフをサポートしていきます。 http://musashino-ladies.jp

妊娠9週目ってどんな時期?

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妊娠9週目っていつから?

皆さんは「妊娠9週目」の正しい数え方をご存じですか。着床してから? …「妊娠のスタート」としては正しいですが、数え方としては違います。妊娠週は「最後の月経が来た初日」から数えます。つまり、「実際にはまだ妊娠していない時」もカウントされるのです。

「つわりのピーク」の真っ只中

妊娠初期のつわりのピークは8週目〜10週目くらいに現れるケースが多いようです。妊娠以来初めて、最悪の状態を迎えているママもいらっしゃることでしょう。

妊娠9週目に体内で起きる変化

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妊娠期間が進むにつれ、胎内では目まぐるしい変化が起こります。それだけでなく、ママの心身にも変化が生じるのです。ここでは妊娠9週目に起こる体の変化を詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの変化

妊娠8週〜9週頃から、赤ちゃんの心臓の鼓動を確認したり、心音を聞いたりすることができるようになります。これまでは赤ちゃんの心音を聞くことはできませんでしたが、現在では「ドプラー法」という方法で、胎児の心拍が検出できるのです。超音波反射を利用し、ママの血管音とは区別することで心拍検出できます。つわりで辛いときなどは励みになるので、パパと胎児の心拍を聞いてみても良いでしょう。

ママの変化

多くの場合、辛いつわりを体験していることでしょう。とにかく無理をせず、上手に乗り切ることが必要になります。

妊娠すると、今まではなんでもなかったようなことにも疲労し、疲れが長引くこともあります。そこで重要になるのが「休息」です。家事をしているママも、定期的に長めの休憩を入れてください。それから初めて妊娠を経験する人などは、体の変化が気になってうまく眠れなくなっているかもしれません。しかし、疲れをためないためにも睡眠の重要性は普段にも増しています。毎日早めに入眠し、きちんと熟睡する必要がありますので、夜更かし気味の人や不眠気味の人は、いろいろな方法を試してください。以下に、睡眠に役立ついくつかの方法をご紹介します。

■枕や寝具を見直す 高さの合わない枕、硬さや肌触りの合わない寝具などは、入眠を妨げる原因となります。

■ハーブティなどを飲む 例えば、カモミールティなどには入眠時のリラックス効果が期待できます。

■日中、適度に運動する 妊娠中の運動が「流産などにつながるのでは?」と怖がるママも多いようです。しかし妊娠9ヶ月目(妊娠初期)においては「運動や仕事が流産の原因になることもほとんどない」と日本産科婦人科学会もホームページで紹介しています。(*)運動不足でエネルギーを持て余すと眠りづらくなりますが、それは妊娠時/非妊娠時も変わりません。かかりつけ医に相談し、OKをもらったものであれば、適度に運動しても問題ありません。

■寝る前のテレビ・スマホをやめる 入眠直前の刺激は、脳を興奮状態にしてしまい眠りを妨げます。テレビはもちろんですが、布団の中でする「スマートフォンいじり」も、寝る直前には控えてください。

(*「流産・切迫流産」日本産科婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ryuzan.html)

妊娠9週目に必要なこと

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妊娠9週目に必要なことは、つわり対策を考えると同時に、周囲にもその状態を理解してもらうことです。特に仕事をされている方は、職場にも早めに相談しておくことが望ましいでしょう。

職場にも相談を

職場への妊娠報告は既にされていることと思いますが、この時期になったら「つわりが辛いこと」を上司に相談しておくことがベターです。妊娠・子育ての経験がある女性の上司ならまだしも、男性の上司は「妊娠9週目につわりが辛くなっている」という可能性に気づけないこともあります。会社側としても、あなたがそのような状態であることを考慮したうえで、スケジュール、仕事の割り振り、業務体制などを考えなければなりません。このように、あらかじめ職場に相談しておくと、急な体調不良でも早退・欠勤しやすくなったり、産前産後の休暇取得がスムーズになることも期待できます。

働く妊婦さんの対策法

つわり症状が出ていても、少しくらいなら頑張って働くママも多いことでしょう。家にいる時とは違い、症状が重くなっても横になるわけにもいきませんから、なるべくつわりの症状が重く出ないように対策を考える必要があります。

においに敏感な妊婦さんは、常にマスクをつけておくことがおすすめ。タバコ、化粧品、香水、あるいはオフィス特有の匂いなどによって気分が悪くなることを避けられます。また、妊娠すると免疫力が低下しますので、風邪をひきやすくなります。しかし風邪をひいても、薬に頼るわけにはいかないので、マスクである程度予防する効果も期待できます。

なお、空腹になると気分が悪くなる人も多いようです。なるべく空腹は避けておきたいので、アメやチョコレートなどを常備しておくと良いでしょう。

妊娠9週目の注意点

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妊娠9週目はどんなことに気をつけておくべきでしょうか。最後に、注意点を1つ確認していきましょう。

つわりがあまりに重い人は医師へ相談を

つわりの症状が重くなると「妊娠悪阻」(にんしんおそ)と呼ばれる状態になります。はじめは吐き気・嘔吐と通常のつわりと同様の症状ですが、食べ物が口にできない状態が長く続いて、体重が減少してきたら注意が必要です。これが悪化すると、尿たんぱくが出たり、肝腎障害や、中毒症状を経て、最終的に脳障害を伴う危険な症状が出始めます。ここまでくると母子ともに危険な状態です。このように、つわりの辛さが続く場合は、我慢しないで医師へ相談しましょう。

こんなつわり症状が出たら注意!

つわりに伴って以下のような症状が出たら、医師へ相談してください。

・短期間に体重が数kg以上減少する ・おしっこが出にくい/おしっこの回数や量が減る ・吐き気や嘔吐が常にあり、食べ物だけでなく水も飲めない ・頭痛やめまいがひどい ・普段通りの生活が全く送れない ・すでに食事を取れない日が続いている

まとめ

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つわりをうまく乗り切るためには決して無理をしないことです。そして、職場などにも早めに相談し、ご家族にも理解してもらいましょう。なお、つわりは妊婦さんであればほぼ全員が経験しますが、重症ケースもあるため、心配な場合は早めに病院を受診してください。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年4月23日

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