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衣替えタイミングの今利用したい「せんたく便保管パック」体験レポート

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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衣替えタイミングの今利用したい「せんたく便保管パック」体験レポート

衣替えのシーズン到来。でも、重くてかさばる冬物の衣類は、クリーニング店に持っていくだけでも一苦労。宅配クリーニングサービスは、自宅まで集荷と配送をしてくれるので、ラクチンです。さらに今人気を集めているのが、クリーニング後、オフシーズンの衣類を保管してくれるサービスです。一体どんなサービスなのか、実際に使ってみた体験レポートをお届けします!
冬物一式を出したいならパック料金がお得

「持ち込むより、送料や保管料がかかるのでは?」との思い込みから、今まで保管サービスはおろか、宅配クリーニングさえ利用してこなかった筆者。調べてみると送料や保管料が無料のところも多く、もっとはやく使ってみればよかった……と、少し後悔。

宅配クリーニングおよび保管付き宅配クリーニングは、複数の会社がサービス提供しています。
料金が○点まででいくらと決まっているもの、1点当たりいくらと積み上げるタイプ、また、保管期限も6カ月までや9カ月までなど、少しずつ料金プラン・サービスが異なります。

今回筆者は、冬物一式を出したかったので、『せんたく便の30保管パック』を選びました。30点で1万7780円税別なので、単純計算で1点約593円。近所のクリーニングチェーン店では、ジャケット(女性もの)が1000円、コートなら1800円、ダウンコートだと3500円になるので、単純に価格だけを比較すれば、かなりお得といえます。
今回利用した『せんたく便保管パック』は、30点パックのほか、15点や10点などのパックもあります(15点の場合、9780円税別、10点の場合、7780円税別)。送料や保管料は無料です。

登録から梱包まで~かさばるダウンコートもたくさん入った!

まず、パソコンや電話で登録とキット送付の申し込みを行います(年会費や会員料はかかりません)。点数とパックの数、住所等を入力するだけなので5分ほどで完了。この時点で保管してもらう期間も入力。冬物の衣類は、2月から預かりを開始していて、最長12月31日まで11カ月間も保管してもらうことが可能とのこと(夏物の衣類は、9月から預かりを開始して翌年5月31日まで9カ月間の保管が可能)。冬物の衣類の返却期間は、9月1日~12月31日。返却月を選び、上旬、中旬、下旬を指定します(日時の指定はできません)。オフシーズン中ずっと保管してもらえるのはうれしいですね。

【画像1】キットには、集荷バッグ、ご利用ガイド、宅配用着払い伝票、保管パック申込書、指示シール、結束バンドが入っています(写真撮影/内田優子)

【画像1】キットには、集荷バッグ、ご利用ガイド、宅配用着払い伝票、保管パック申込書、指示シール、結束バンドが入っています(写真撮影/内田優子)

一週間以内にキットが届きます。コンパクトにたたまれたバッグをみて、30点も衣類が入るのだろうか? と不安がよぎります。広げたバッグの大きさは、横40cm×縦44cm×奥行48cmの約85リットル。バッグに何度か衣類を出し入れして、入る量を確かめながら、衣類を決めていきました。

【画像2】まずは、コート類をピックアップ! ベルトやライナーはつけたままで送れば、点数には入りません(写真撮影/内田優子)

【画像2】まずは、コート類をピックアップ! ベルトやライナーはつけたままで送れば、点数には入りません(写真撮影/内田優子)

せんたく便は申し込んだ点数まで詰め放題なので、店頭に持ち込むと高くなるダウンのコートやジャケットなどを優先。3点のコートを入れてもまだまだ入りそうだったので、ビッグサイズ(4L)な夫のダッフルコートやフリースの上着、近くに住んでいる父母のダウンコートも2着入れることに。サイズが大きくても1点のカウントになることを問い合わせて確認しました。

指示シールは、ズボンなどのセンタープレスやたたみ仕上げをしてほしい衣類に貼ります。シミ抜きしてほしい箇所やキズの箇所などを伝えるためのシールもついています。衣類ごとに細かい指示が出せるのは安心ですね。スーツのズボンにセンタープレスシールを、カーディガンやベストなどにたたみ仕上げのシールを貼り、ネクタイやフリースの上着のシミの位置を指示しました。

【画像3】床に並べた30点の衣類。大物衣類でトクした分、いつもは手洗いしているマフラーやストール、手袋などの小物も依頼することに。小物ながら値が張るシルクのネクタイも(写真撮影/内田優子)

【画像3】床に並べた30点の衣類。大物衣類でトクした分、いつもは手洗いしているマフラーやストール、手袋などの小物も依頼することに。小物ながら値が張るシルクのネクタイも(写真撮影/内田優子)

●30点の内訳
コート6点(ダウンのコート、カシミヤのコート、フード付きのコート、ダッフルコートなど)
上着6点(ウールのジャケット、スーツ、フリースの上着など)
セーター7点(タートルネック、チュニック、Vネック、カーディガン、ベストなど)
ズボン2点(スーツのズボン)
スカート2点(ニット編みのロングワンピース、ウールのスカート)
小物6点(マフラー、ショール、手袋など)
シャツ1点(ワイシャツ)

【画像4】四方にたたんだ大きめの衣類を入れて壁をつくり、その間に衣類を立てて入れていきます(写真撮影/内田優子)

【画像4】四方にたたんだ大きめの衣類を入れて壁をつくり、その間に衣類を立てて入れていきます(写真撮影/内田優子)

【画像5】余ったスペースには、マフラーなどの小物を丸めて隙間なくパッキング。野菜の詰め放題気分になり、いかにうまく詰められるか夢中に! ダウンなどのかさばるコートは一番上にして押し込めば、意外とたくさん入ります!(写真撮影/内田優子)

【画像5】余ったスペースには、マフラーなどの小物を丸めて隙間なくパッキング。野菜の詰め放題気分になり、いかにうまく詰められるか夢中に! ダウンなどのかさばるコートは一番上にして押し込めば、意外とたくさん入ります!(写真撮影/内田優子)

【画像6】申込書を入れ、衣類を傷めないように慎重にファスナーを閉めます。ファスナーが開かないように結束バンドでとめて、宅配伝票を脇のポケットに入れて完了!(写真撮影/内田優子)

【画像6】申込書を入れ、衣類を傷めないように慎重にファスナーを閉めます。ファスナーが開かないように結束バンドでとめて、宅配伝票を脇のポケットに入れて完了!(写真撮影/内田優子)

はじめてだったので、梱包にかかった時間は、1時間。あれこれおトクな組み合わせを考えるのが楽しくてあっという間に過ぎました! 梱包が終わったら宅配会社に集荷依頼をかけて、あとは集荷を待つだけ。今までこれだけの衣類をクリーニング店に持ち込むのは重労働で大変でしたが、雨が降っていても、家まで集荷に来てもらえるのは本当に助かりますね。

【画像7】ぎっしり詰まった30点の衣類を依頼するとクローゼットがすっきり! 春夏物を十分に収納できるのがうれしいです(写真撮影/内田優子)

【画像7】ぎっしり詰まった30点の衣類を依頼するとクローゼットがすっきり! 春夏物を十分に収納できるのがうれしいです(写真撮影/内田優子)

返却~ハンガー仕上げでクローゼットにかけるだけ!

やはり記事にするにはクリーニング後の状態も確認しなくてはと、保管をやめて一週間で返却してもらうことにしました。

バッグに同封した申込書にメールアドレスを書いておくと、おおよその発送予定日をメールで知らせてくれます。メールを受け取ってから数日後、大きな段ボールで宅配されました。ずっしりと重くて自分では持ち上げることができないほど! 天地の指示を間違えないように注意して、箱を開けると……。

【画像8】バッグにぎゅうぎゅうに詰め込んだので、中身が気になります(写真撮影/内田優子)

【画像8】バッグにぎゅうぎゅうに詰め込んだので、中身が気になります(写真撮影/内田優子)

【画像9】意外とゆったり梱包されていました! たたみ仕上げのものの下に、ハンガー仕上げのものが入っています(写真撮影/内田優子)

【画像9】意外とゆったり梱包されていました! たたみ仕上げのものの下に、ハンガー仕上げのものが入っています(写真撮影/内田優子)

【画像10】ハンガーは段ボールの上部にしっかりと固定されています。段ボールの長さより長い衣類は下が少したたまれた状態で届きます(写真撮影/内田優子)

【画像10】ハンガーは段ボールの上部にしっかりと固定されています。段ボールの長さより長い衣類は下が少したたまれた状態で届きます(写真撮影/内田優子)

【画像11】シャツ以外は、両方の腕を胸の前で合わせて身ごろを二つ三つに折る「袖たたみ」というたたみ方で戻ってきます(写真撮影/内田優子)

【画像11】シャツ以外は、両方の腕を胸の前で合わせて身ごろを二つ三つに折る「袖たたみ」というたたみ方で戻ってきます(写真撮影/内田優子)

まず、箱を開けて驚いたのがドライクリーニング特有の溶剤のにおいがほとんどしないこと! 全体的にふんわりとした仕上がりです。たたみ仕上げのシールが足りなかった分は、申込書の備考欄に「たたみ仕上げで」と書いたのですが、その分はハンガー仕上げでもどってきました。シールが足りない分は、付箋紙等で代用して1点ずつ指示すれば対応してもらえたそうです。

シミ抜きは、きれいにとれているものとネクタイなど一部シミが残っているものがありました。同封の仕上がり保証書を読むと、生地が傷まない範囲で検品の上、判断するとのこと。シミ抜きの指示があったことを示すタグがついているので、指示が通っていることが分かり、納得できます。感動したのはシミ抜きの指示を出さなかったジャケットの襟の汗ジミがきれいになっていたこと! 丁寧に検品されていることが伝わってきました。

【画像12】指示を出したところは「要望」のタグがついています。センタープレスもしっかりついていました。なかには、「まごころ」というタグも。これは出すときに気がつかなかった部分を検品時にチェックして対応してくれたもの(写真撮影/内田優子)

【画像12】指示を出したところは「要望」のタグがついています。センタープレスもしっかりついていました。なかには、「まごころ」というタグも。これは出すときに気がつかなかった部分を検品時にチェックして対応してくれたもの(写真撮影/内田優子)

気になったのは、スカートやカシミヤのロングコートの裾についてしまった折ジワ。箱の長さより長いものは裾にシワがつきやすいようです。衣類に合わせて複数種類の段ボールで対応してくれますが、それでも輸送中にシワがついてしまう場合があるそうです。ダウンやセーターなどは全く気になりませんでした。段ボールや保証書にも書いてあるように、大体のシワは半日~1日つるしておけば気にならなくなるそうですが、どうしてもシワやその他気になるところがある場合は、2週間以内に返品すると無償で再仕上げもしてもらえます。

【画像13】カシミヤのロングコートの裾についてしまった折ジワ。直るか不安でしたが、一晩つるしたら目立なくなりました!(写真撮影/内田優子)

【画像13】カシミヤのロングコートの裾についてしまった折ジワ。直るか不安でしたが、一晩つるしたら目立なくなりました!(写真撮影/内田優子)

このサービスを手掛けているのは、滋賀県に実店舗を持つ創業58年の株式会社ヨシハラ。宅配事業部の関口さんは「弊社の保管時は空気清浄機で常時空調管理を行っていますが、もしもの場合にそなえてクリーニング事故賠償基準に応じた補償もあります。検品は最低でも入荷時、クリーニング時、梱包時の3回、そのうえで不具合(ほつれ・シミ・取れかけのボタン)があれば、可能な限り無料で対応しています」と話してくれました。

段ボールから次々と出てくるクリーニングされてきれいになった冬物衣類。これだけの量の衣類を保管してもらえるので、とても助かりますね。リンス仕上げを施すプラチナ加工や夏物衣類に最適な汗抜きやにおいブロック加工などのオプションサービス(有料)もあります。今回は30点パック1口の利用でしたが、15点パック2口に分けて注文し、薄手のカーディガンは9月に、ダウンは11月に納期指定して活用するのもいいかもしれません。

【画像14】「30点ってこんなに量があるんだ!」と改めて驚きました。ハンガー仕上げはビニールをとってクローゼットにかけるだけです(写真撮影/内田優子)

【画像14】「30点ってこんなに量があるんだ!」と改めて驚きました。ハンガー仕上げはビニールをとってクローゼットにかけるだけです(写真撮影/内田優子)

クリーニングの保管サービスを体験して、シーズンオフの衣類を管理する手間から解放されるのがなによりの魅力だと感じました! クリーニング・配送・保管までプロに任せて、シーズン中の衣類をすっきり収納できる、宅配クリーニング&保管サービス。ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。

●取材協力
・株式会社ヨシハラ
・『せんたく便保管パック』 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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