アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

【医師監修】妊娠38週目、赤ちゃんの成長は? 予定日までに必要なこと

このコラムに「ありがとう」を贈ってください。
michillライターさんの励みになります

目次

友だち追加 新着記事をお知らせします!

今回は、生産期の妊娠38週目にスポットライトを当て、この時期に起こる体の変化ほか、必要なこと・注意点をお伝えします。

この記事の監修ドクター

産婦人科髙野博子先生 産婦人科専門医、抗加齢医学会専門医 12年間勤めた東邦大学医療センター大森病院を退職、東京労災病院産婦人科副部長を経て平成29年4月より実家の大鳥居医院に勤務。当院は70余年、地域に密着する、産婦人科・小児科・内科の医院です。産婦人科をメインとし、女性のライフステージに合わせたホームドクターとしての女性医療を志しております。

妊娠38週目ってどんな時期?

641951196

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

予定日まであと少し

妊娠38週目ともなれば、出産予定日を指折り数える段階に入っているのではないでしょうか。なお、妊娠37週~41週の間に分娩することを「正期産」(せいきさん)と言います。つまり、医学的にはすでに「37週目以降はいつ出産しても問題ない」と考えられています。一般的な「出産予定日」は40週目(280日目)を指しますが、妊娠38週目に入っている以上「今日、陣痛が来てもおかしくない」と言えます。予定日はあくまでも「予定日」ですから、いつ陣痛が来てもいいよう心の準備をしておいた方が良いでしょう。

内臓への圧迫が軽減

出産が迫ると、胎児が下降し内臓にかかっていた圧力が減ります。この時期はみぞおちのあたりまで子宮が来るので、それに伴って出ていた気持ち悪さ・吐き気といった症状が引いていきます。出産前、つかの間の「過ごしやすい時期」を過ごすことができるでしょう。

妊娠38週目に体内で起きる変化

652628362

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

妊娠期間が進むにつれ、胎内では目まぐるしい変化が起こります。それだけでなく、ママの心身にも変化が生じるのです。ここでは妊娠38週目に起こる体の変化を詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんの変化

妊娠38週時での胎児は平均2,838gとなっています。成長・発達はほぼ完了していますので、出産までは間近の状態といえるでしょう。骨格ほか、腎臓機能・肺機能など内外の機能は完成状態で、皮下脂肪によってふっくらしています。体は4頭身に近いです。こうなると、赤ちゃんも「生まれるための準備段階」に入っていきます。まず、骨盤に赤ちゃんの頭部が固定されはじめます。

ママの変化

児頭の下降により内臓への圧迫が軽減してラクになる一方、骨盤の圧迫によって痛みなどが生じることもあります。具体的には、恥骨、足の付け根などに痛みを感じるケースがあるでしょう。また、ホルモンの影響でママの体も出産しやすい状態へと変化していきます。具体的には、骨盤の関節や産道がより柔軟な状態となるのです。

妊娠38週目に必要なこと

129098876

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

ゆとりを持つことが大切

「初めてのお産だけど大丈夫かな」、「逆子が直らないので、帝王切開。不安……」、「赤ちゃんの発育が遅いみたい」、「赤ちゃんがどんどん大きくなって難産にならない?」予定日が近づくと数々の不安が胸を去来することでしょう。しかし、そんな時だからこそ気持ちにゆとりを持つことが大切になります。

お産のサインを見逃さないで!

前駆陣痛やおしるしはお産開始のサインとなります。前駆陣痛とは「長めで不定期な周期の陣痛」のことで、おしるしとは「血液が混じるおりもの」のことです。このようなサインがあってもすぐにお産が始まるわけではないので、焦る必要はありません。ただし、前駆陣痛を感じないママも多いと言われていますが、そんな人の場合には、不意打ちのような形で本格的な陣痛が訪れます。

すでに赤ちゃんは外の世界で生きていけるように体の機能ができあがっています。しかし、出産の正確なタイミングを知ることは現代の医学を持ってしても不可能です。出産のタイミングはある意味で赤ちゃんが決めるのですから、ママにできることは「お産のサインを持つことだけ」と言えます。

妊娠38週目の注意点

529121060

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

妊娠38週目はどんなことに気をつけておくべきでしょうか。最後に、注意点を確認していきましょう。

体重増加にご注意を

出産が近づくにつれ、胎内の赤ちゃんが下がってきます。その関係で内臓への圧迫が取れ食欲が回復するママもいるようです。これに伴って好きなものをたくさん食べたくなると言う気持ちもわかりますが、出産間近の体重増加は危険と言えるでしょう。なぜなら、体にストレスが加わり血圧も上昇してきて妊娠高血圧症候群を招いたり、体重増加により産道に贅肉がつき、産道が狭まることから難産になる可能性が出てくるからです。これまでと同様、食事のコントロールをきちんとおこなってください。

尿漏れ・おりものが増えることも

胃腸の圧迫を軽減する一方で、膀胱炎の圧迫は強まる傾向があります。それは、膀胱が子宮の前方にあるからです。よって児頭により膀胱が刺激され尿漏れが起こりやすくなったり、頻尿気味になるママもいます。これは、自分の意思ではどうにもならないことなので、こまめにトイレに行くようにしたり、尿漏れパッドやナプキンを当てるなどして対策してください。少々不快かと思いますが、出産が順調に迫ってきている証拠なので、前向きに捉えましょう。

なお、先ほどご紹介した「お産のサイン」を尿漏れと間違ってしまうケースがあるため注意が必要です。少々生臭い液体が出た場合は、破水の可能性があるため早めに受診する必要があります。液体が流出し続ける場合には、尿漏れではなく破水の可能性が高いと考えられるでしょう。

しかし、実際はもうお腹も随分大きいため「破水」と「尿漏れ」の区別はつきにくいと思います。前項でも記載しましたが破水を見逃すと感染兆候(母体発熱、羊水混濁、胎児頻脈など)が成立し母児共に危険な状況になる場合もあります。完全に「破水だ」とわかったら良いですが、勝手に「尿漏れ」と自己判断し手遅れになることは危険です。ひとことに「破水」と言っても、破水のタイプもいくつかありますので、わからなければ病院を受診してください。

体を冷やさないように

「体を冷やさない」のは、妊娠期間中を通じてずっと大切なことです。

まとめ

605179331

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

妊娠38週目の赤ちゃんは「おなかに膝を寄せて体を丸めるような姿勢」を取っています。つまり、すでに「生まれるための姿勢」でスタンバイをしているわけですね。妊娠38週目に入ると、新しく何かしなければならないということはありません。これまで行ってきた食事・体重のコントロール、充分な休息などを、いつものようにやるだけです。期待と不安が入り交じる今の気持ちも、将来きっとステキな思い出になります。


関連記事


情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年4月27日


0

michillライターさんの励みになります

お友だち追加で最新のコスメ、ビューティー、ファッション情報などを専門家が毎日お届けします!

友だち追加 キャンペーン情報もお知らせ!
この記事に投票する

回答せずに結果を見る

よく読まれています

SNSでも新着記事をお知らせしていますmichill 公式アカウント

ログイン・無料会員登録