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【医師監修】妊娠22週目、ママと胎児の変化・注意したいサインは?

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目次

妊娠16週目から27週目までは「妊娠中期」と呼ばれています。今回は、妊娠22週目にスポットライトを当て、この時期に起こる体の変化ほか、必要なこと・注意点をお伝えします。

この記事の監修ドクター

産婦人科専門医中林稔 先生 日本医科大学卒業。東京大学医学部付属病院で研修後、三井記念病院医長、虎の門病院医長、愛育病院医長を経て現在三楽病院産婦人科長。 診療のみならず、学会・各地講演をはじめとする医学の普及活動を行う傍ら、教育にも幅広く従事しており、2008年には中林助産師学院を共同設立。自ら講師を務め、6年間連続助産師国家試験合格率100%を達成中。

妊娠22週目ってどんな時期?

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人工妊娠中絶が不可能になります

妊娠の継続が困難であるときに、医師の手により妊娠を中断することを「人工妊娠中絶」と言います。日本では、年間20万件以上の中絶手術が行われていますが、母体保護法という法律上、それが可能なのは「妊娠22週未満」と定められています。

このような話題になると「避妊が不完全だから」「性の乱れが」と考えがちですが、 妊娠の継続や分娩によって、母体の健康に大きな悪影響が及ぶケースもあるため、苦渋の選択をされるご夫婦・カップルもいらっしゃいます。

なお、人工妊娠中絶の届け出は「12週目」を境に変わります。妊娠12週未満では、死産届は不要です。一方、妊娠12週目~22週未満では、死産届けの提出が必要となります。

妊娠22週目に体内で起きる変化

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妊娠期間が進むにつれ、胎内では目まぐるしい変化が起こります。それだけでなく、ママの心身にも変化が生じるのです。ここでは妊娠22週目に起こる体の変化を詳しく見ていきましょう。

ママの変化

赤ちゃんの体重増加に伴って、腰や背中が辛くなるママも出てきます。お仕事や家事で無理をせず、辛いときは横になるなどしてください。なお体の重心も変化してきているので、雨・雪の日の路面や、バスルームなどで転倒しないように気をつけましょう。

妊娠22週目に必要なこと

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心身共に比較的安定した状態が期待できる妊娠中期には、妊娠中の過ごし方やお産などについて勉強する良い時間です。ご自分で本を読んだり、こちらのような育児・子育てサイトを見て、さらには「母親学級」にも参加されることをおすすめします。母親学級とは、これからママになれる方を対象とした妊娠・出産についての勉強会のような場です。夫婦で参加可能なケースもあるので、ご近所で開催されているか調べてみましょう。病院ほか自治体が主催している場合もありますよ。

妊娠22週目の注意点

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妊娠22週目はどんなことに気をつけておくべきでしょうか。最後に、注意点を確認していきましょう。

早産の場合の生存率は「30%」

在胎週数(*赤ちゃんが産まれるまでに胎内にいた週数)と、新生児の生存率には深い関係があります。日本の医療は大変優秀で、かなり早産で生まれても高い生存率を誇ります。それでも、在胎週22週目よりも前に生まれた場合の生存率は高くありません。具体的に、在胎週22週目に誕生した場合の生存率は「30%」となります。(*1)

実は、流産に至る確率は「妊娠の15%前後」と高いのです。流産・早産を防ぐには禁煙し、お酒を控えることも有効と考えられていますが、多くの場合は「染色体等の異常」が原因です。常識的な範囲でおこなっている限り、妊娠初期の運動や仕事が原因となることはほぼありません。(*2)したがって、ママが注意できることはあまりありませんが、定期健診などは欠かさず、何らかの異常・違和感を感じるときは早めにかかりつけ医に相談しましょう。

(*1…横浜市立大学附属市民総合医療センター総合周産期母子医療センター http://www.uraboshi.jp/answer.html)

「早産のサイン」を見逃さないように!

切迫早産が起こる前には、いくつかサインが見られる場合があります。以下、その症状をご紹介します。

・お腹の痛み・張り 継続的かつ規則的な痛み・張りは陣痛につながる危険性が考えられます。

・出血 出血量に関わらず早産のサインである可能性が否定できません。

・意識しても止まらない尿漏れ 少量の破水が起きている場合があります。意識しても止まらない「尿漏れ」はそもそも尿漏れではなく、破水であるケースがあるのです。

・おりものの違和感 おりものが生臭く、水っぽくなったら破水の可能性も疑われます。なお、異臭・悪臭がひどい場合は感染症の可能性も懸念されます。感染症は、早産の原因としては大変多いのでご注意ください。

このような症状がありましたら、かかりつけの病院を受診すべきと言えるでしょう。治療によって出産時期をなるべく引き延ばすなどの対策ができる場合もあるので、できるだけ早い受診を心がけてください。

まとめ

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母親学級やママ向けの講習会に参加すれば、ママ友を作ることも期待できます。家族以外に赤ちゃんの成長を分かち合う方がいるのは大きな支えとなります。同じ妊娠期間中ということで、悩みを相談し合ったり、情報交換をおこなうこともできるでしょう。妊娠期間はすでに折り返し地点に入っています。より良い妊娠期間・出産を目指して、お過ごしください。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年5月26日

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