【医師監修】風邪で咳がひどいときの食事の取り方や注意点

更新日:2018年11月2日 / 公開日:2018年11月2日

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【医師監修】風邪で咳がひどいときの食事の取り方や注意点

咳がひどくて食事中にも咳き込んで吐いてしまう…そんなときに与えるべき食べ物やそうでない食べ物、注意すべきことや吐瀉物の対処法を医師が解説します。

Q. 咳がひどくて吐いてしまいます。何を食べさせればいいですか?

風邪で咳がひどく、食事を食べながら咳き込んで吐いてしまいます。どんなものを食べさせたらいいですか?

A. 水分で喉を潤しながら食事を。 離乳食は喉越しの良いものを選んで。

水分でしっかり喉をうるおして

咳がひどいときは、湯冷ましや麦茶、リンゴジュースなどの水分をたっぷり与えて、乾燥した喉をうるおしてあげましょう。痰がやわらかくなり、出しやすくなる効果もあります。

母乳やミルクが飲めているようならば、そのままで大丈夫。哺乳瓶で飲ませるとむせることがあるので、そのような時は、スプーンを使い水分を少しずつこまめに飲ませます。

冷たいものや粉っぽいもの、酸味の強いものは咳に刺激を与えます。みかんやオレンジジュース、タマゴボーロや赤ちゃん用のおせんべいなどは与えないようにしてください。

食べ物は喉越しの良いものを

離乳食を始めている場合、咳がひどいときの食事は、喉越しのよいものがおすすめです。

冷たすぎるものは喉を刺激するので、冷やしすぎには要注意。人肌程度に温めたものがよいでしょう。

咳に効くといわれている梨を軟らかく煮てすりつぶしたものや、プリン、桃などのクリーム和え、豆腐、ポタージュスープ、牛乳をだしに加えたそうめんなどは喉越しがよく食べやすいでしょう。

食欲がないときは、母乳やミルクだけにしても構いません。

画像:PIXTA

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