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最も貧乏な同期の財布の中身を、お金がたまる人の中身に変えてみた!

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目次

仕事が忙しくてお金のことなんて気にしていられない、気にはなるけどどうしていいかわからない、損をするのは嫌だけど積極的に調べたり聞いたりするのは億劫、そう考える女性はたくさんいらっしゃいます。

でも、日々の行動や考え方をスッキリさせるだけでも、お金の動きは良い方向に傾く。

元国税局職員のさんきゅう倉田が、大勢見てきた貧乏な人とお金持ちの違いから分析した、お金が貯まる人の行動を紹介します。

 

 

最も貧乏な同期の財布

若手芸人というのは、普遍的に貧乏で、生活に困窮しています。地方に比べると、東京には一駅に一頭はいますので、見つけたら手厚く保護してあげてほしいくらいです。貧しい理由は、そこそこの年齢になっても時給1,000円でアルバイトをしていること、ギャンブルをしていること、浪費してしまうことなど個人によって異なりますが、概ね、借金があっても元気ににこにこ生きているから不思議です。

そんな中、借金が250万円ある同期がいます。彼の名前は「西日本」。高校を卒業して、すぐによしもとさんの養成所に入り、卒業して芸人になりました。社会人としての経験がないので、彼には常識というものがありません。三省堂国語辞典によると、「常識」とは「その社会が共通に持つ、知識または考え方」だそうです。

彼と、一度パン屋さんに行ったことがありますが、トレーとトングを使わずに、パンを直接手にとって、レジに持って行く奇行を見せてくれました。

 

 

財布の整理を実践しよう

そんな借金が250万円あって、常識のない男の財布の中を見ると、不要なものでパンパンです。前回の記事の内容を実践すべく、所属事務所と本人の同意を得て、財布を綺麗にすることになりました。

 

 

彼の財布の中身です。彼とぼくは同じ財布を使っています。ぼくが入れているお金以外のものは3枚のカードですが、彼は、確認できただけでも44枚のナニカを入れています。キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカード、電子マネー、割引券、スタンプカード、会員カード、レシート、ショップカードなどです。

 

ひとつずつ精査する必要性を感じなかったので、キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカード、電子マネーを残して、すべて破棄します。しかし、ここで、問題が起こります。彼が抵抗したのです。

とくに、割引券とスタンプカードを捨てることに不満を漏らしました。みなさんも、財布の中身を整理するときに「これは使うから」とか「もったいない」と考えて、躊躇してしまうことがあると思います。そういうときは、「この割引券をいつ使うかな」「スタンプが貯まるのはいつかな」と想像してみてください。すると、2ヶ月に一回しか行かない店だったり、今のペースだとスタンプが貯まるのは1年後だったりします。それでいて、大盛り無料とか餃子無料とかドリンクサービスとか500円割引とか、利益は大したことがない。

西日本にも、来店ペースと得られるサービスを再確認してもらい、保有するコストに見合わないものを捨ててもらいます。具体的には、すべて捨ててもらうことになりました。

 

破棄が難しいカードはどうするか

次に、キャッシュカード、クレジットカード、ポイントカード、電子マネーの使用頻度を確認します。キャッシュカードは3枚ありましたが、内2枚は全く使っていなかったので、自宅で保管してもらうことにします。クレジットカードについても同様の作業をします。

ポイントカードは、基本的には破棄し、2枚あったビデオレンタル店の内、月に1回使用する1枚だけを残し、もう一枚は自宅で保管します。電子マネーは、足りなくなったときに1,000円ずつチャージしているとのことなので、チャージする時間をコストと考えて破棄します。「1万円ずつチャージしましょう」と言っても実行できないと踏んで、破棄を提案しましたが、それができるなら保有しても良いと思います。

 

整理は定期的に。

西日本には、時間を大切にできない人は財布が汚い、財布が汚い人は貧しい、貧しい人は時間を大切にできない、ということを認識してもらい、カードを処分してもらいました。

財布の整理は、部屋の掃除と一緒で、定期的に行わなければなりません。放っておくと、また汚れてしまいます。可能であれば、決済をしたら、その度に綺麗にするのが望ましく、かつ、楽です。常に綺麗な状態を保っていれば、会計時に誰に覗かれても恥ずかしくありませんし、気分良く財布を開くことができますよ。


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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