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【医師監修】子どもをスムーズに寝かしつけるコツは? 寝ない原因と解決策・考え方

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目次

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赤ちゃんや子どもを寝かしつけるのは、夜の大仕事。「いつまでも寝てくれない」「寝ぐずりがひどい」など、お悩みのママも多いことでしょう。今回は、子どもが寝ない原因を掘り下げながら、それを解消するための方法や考え方、スムーズに寝かしつけるコツなどを紹介していきます。

この記事の監修ドクター

小児科加藤真由美 先生 小児科医。大学卒業後、大学附属病院・国立小児病院(成育医療センター)・総合病院等勤務。慶應大学小児科学教室所属。一般小児の他、専門は呼吸器、喘息。現在クリニック非常勤医。小学生・中学生の母であり、働く女性として、子供を持つ母として、様々な相談にも乗っています。女医+(じょいぷらす)所属。

赤ちゃん・子どもを寝かしつけるために必ずやりたい3つのこと

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入眠儀式を作ろう

入眠儀式とは、毎晩寝る前にする習慣的な行動のこと。毎日寝る前に同じことを繰り返していると、その行動と寝る時間が子どもの中で結びつき、眠りに誘いやすくなると考えられています。子どもが自然に眠くなるのを待つのではなく、意識的に入眠儀式を作って眠りに誘いましょう。

基本的に入眠儀式は、子どもが好きなことを、好きなようにやってかまいません。子どもが「寝るのは楽しい」と感じられることが大切なのです。決まったことを決まった順番で、毎日続けて習慣にしましょう。次の例を参考にしてみてください。

・お風呂 ・お片づけ ・スキンシップ ・絵本の読み聞かせ ・部屋の明かりを暗くする ・落ち着く音楽を小さな音で流す(オルゴールなど)

こうしたことが習慣になると、子どもは心身ともにリラックスし、安心して眠りにつくことができるのです。寝る前に入眠儀式を行った子どもは、行わなかった子どもより早く寝つく傾向にあることもわかっています。

質の良い睡眠をさまたげるものを避けよう

睡眠の質にも配慮しましょう。質の良い睡眠をさまたげるものがあると、寝つきが悪くなるばかりか、眠りも浅くなってしまうのです。

まず注意しなければならないのは、携帯電話・スマートフォン(スマホ)、テレビ、パソコンなどの機器です。寝る前に見ていると、興奮して眠れなくなることがあります。子どもが好きだからと、寝かしつけにスマホを使っている方もあるかもしれませんが、なるべく早い段階でやめるようにしましょう。

このほかに、子どもに不快感を与えていることがあれば取り除くことが必要です。「お腹はいっぱいになっているか」「部屋の温度は適温か」「衣服や布団は快適か」など、なかなか子どもが寝ついてくれないときには、チェックしてみてください。

明かりを暗くしよう

寝かしつけるときは、明かりを消すことも大切です。明るいままでは、体は夜だと認識しにくく、リラックスできません。できるだけ暗い環境にして、眠りに誘うように心がけましょう。入眠儀式の一つとして、習慣にすることが好ましいですね。

入眠儀式で使いたい!寝る前の読み聞かせにおすすめの絵本3選

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「もうねんね」松谷みよ子(童心社)

「いないいないばあ」でおなじみの松谷みよ子さんの絵本です。長年にわたって多くの親子に愛されてきた名作と言えるでしょう。繰り返しの多い文章は耳に心地よく、淡い色彩の絵は目に優しく、赤ちゃんも読んでいるママも優しさに満たされて眠りにつけそうです。

「ノンタンおやすみなさい」キヨノサチコ(偕成社)

子どもに人気の「ノンタン」シリーズの一冊。夜、眠くないノンタンが友だちの家に遊びに行き、さんざんな思いをして、結局家に帰って眠るお話です。お話を楽しみながら、「夜は寝た方がいい」ということが子どもの心に届くようです。

「ねないこ だれだ」せなけいこ(福音館書店)

「寝ない子はおばけになる」という内容から、寝かしつけのときに活躍したという先輩ママの声をよく聞きます。内容がシンプルなので、赤ちゃんのころから読み聞かせることができ、長く子どものお気に入りになるようです。子どもに強く印象を残す絵本の一つ。

寝かしつけのよくある悩みQ&A

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赤ちゃんが泣いて寝つかない時のいい寝かしつけ方はある?

赤ちゃんが安心できるように、おなかや背中を優しくトントンしたり、ぴったりと添い寝をして、ママの寝息を聞かせてあげたりする方法が効果的です。

それでもうまくいかない時には、「だっこして5分歩く」方法を試してみるとよいでしょう。体に赤ちゃんのおなかと胸をピッタリくっつけ、グラグラさせないことがポイント。だっこでもおんぶでも、だっこひもを使ってもかまいません。親に運ばれている時に泣きやんでおとなしくなるのは、ほ乳類の赤ちゃんに備わった本能なのだそうです。

添い乳ってよくない?おっぱいがないと寝られない場合は?

添い乳は、赤ちゃんを安心して落ち着かせる効果があるので、一概に「よくない」とは言えませんが、頼り過ぎるとやめにくくなるのが難点です。おっぱいがないと寝られない、ママがいないと寝られない、では困ることになりますね。

添い乳が習慣になっている赤ちゃんには、徐々に別の方法で寝かしつけることを試しましょう。赤ちゃんが泣くことは覚悟してのぞみます。赤ちゃんにもそのことを話し、1週間程度続けると、新しい寝かしつけに慣れて寝てくれるようになることもあります。

ママ以外だと寝ない!どうすれば?

夜は不快をがまんすることがもっとも難しく、昼間以上に心地よさを求める時間なのだそうです。ママ以外の人だと寝てくれないのは、ママと同じような安心、安全、安楽を感じられないから。夜は特にハードルが高いのです。

慣れているはずのパパや他の人でも、もう一歩進んで、ママ並みに信頼されるための努力が必要です。優しい抱っこ、語りかけ、スキンシップを心がけ、ミルクの授乳などができたらお昼寝にトライ。そして、それがうまくできるようになったら、十分に遊ばせた日の、夜にトライするのがよいでしょう。すんなりいかず、時間がかかることも多いです。

なぜ寝ない?なかなか眠らない子の原因チェック4つ

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生活リズムは整ってる?

夜になっても眠くならず、むしろ生き生きと活動的になってしまうのは、生活リズムができていないためです。お昼寝をたっぷりしてしまったり、寝かしつける時間が不規則だったり、寝る前にテレビやスマホなどを見てしまったり、遅く帰宅したパパと遊んだり、とさまざまな原因が考えられます。

生活リズムを整えるには、次のようなことに気をつけてみましょう。 ・朝の光を浴びさせる。夜の就寝時には電気を消して暗く。 ・昼寝は浅く、短くする。夕方には寝かせない。 ・起床、食事、入浴、入眠の時間をできるだけ一定にする。

昼間ちゃんと遊んでる?適度に疲れてる?

スムーズに眠りにつくには、体と頭が適度に疲れていることも必要です。昼間の遊びや体験が足りているかをチェックしてみましょう。疲れると昼寝が長くなりがちですが、浅く短く済ませるように促しましょう。

スマホやテレビを見すぎてない?

スマホやテレビと睡眠の関係も無視できません。携帯電話・スマートフォン(スマホ)、液晶テレビ、パソコンなどは、ディスプレイからブルーライトを発しますが、このブルーライトを浴びると、体内時計が狂ってしまうことがあるのです。スマホやテレビなどは、寝る前にはできるだけ見せないようにしましょう。

寝かしつけをあきらめてない?

子どもは眠たくなったら寝るだろうと考えて、決まった時間に寝かしつけるしつけをしないでいると、いつまでも睡眠についての習慣が育ちません。寝る前に自由にテレビやスマホで遊ばせてしまうのも、同様です。子どもは、眠れる時間にも眠らず、もっと遊んでいたいと考えるようになります。

このような場合にも、あきらめずに眠るしつけを開始することです。入眠儀式を作り、電気を消して暗くするなど、子どもを眠りに誘う努力をしてみましょう。

なぜ起きる?ぐっすり眠れない子の原因と解消法

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睡眠サイクルの不安定が原因かも

赤ちゃんの睡眠サイクルは、少しずつ変化して大人の睡眠に近づいていきます。そして、その変化の過程では、アンバランスが生じて不安定な状態になってしまいがちなのです。まだわかっていないこともありますが、こうした睡眠サイクルの不安定さが、夜泣きの原因なのではないかと考えられます。

不満、不安、恐怖、興奮などがあった場合

一般的にはダメ出しされたり、やりたいことをさせてもらえなかったり、無視されたりしたことが不満として心に残っている場合、また、恐怖、不安、興奮を引き起こす刺激の強い体験をした場合、欲求や願望を生み出す源である大脳辺縁系が活発になることがわかっています。赤ちゃんは、この影響で深く眠ることができず、ちょっとした物音で目を覚ましたり、寝言でうなされたり、泣いたり、叫んだりすることがあるのです。

これを根本的に解消するには、日ごろから大脳辺縁系を刺激し過ぎないこと。つまり、「ほめる、認める。なるべくやりたいことは気が済むまでさせる。恐怖や不安な体験をしていないか注意し、減らす。興奮しすぎないようにする。スキンシップを増やす」、こうした日ごろの積み重ねも関係します。

前頭葉がうまく発達していない可能性も

不満、不安、恐怖、興奮があった時の不眠パターンは、前頭葉の未発達が関係しているとも考えられています。前頭葉がうまく働かず、感情の高ぶりを押さえられないのです。この問題を解消するには、前頭葉を育てる必要があります。日ごろから、親子の会話を増やしたり、親が先回りせずに子どもに考えさせたり、適度にがまんさせたりすることが役立つとされています。

睡眠はなぜ重要?生活リズムと子どもの成長の関係

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日本における子どもの睡眠事情

世界16ヵ国で実施された乳幼児の睡眠に関する調査で、日本の子どもの睡眠時間が最も少ないことがわかりました。欧米より1時間24分、アジア平均より39分も短いのだそうです。また、子どもは遅くとも夜9時には寝るのが望ましいとされますが、日本の子どもの平均は9時17分でした。他の国々の子どもと比べて、日本の子どもは寝不足気味であると言えます。

寝不足や睡眠リズムの不安定が引き起こす問題とは?

臨床睡眠医学が専門の小児科医神山潤氏によると、夜ふかしの子どもの一日の総睡眠時間は、早寝の子どもよりも少ないのだそうです。つまり、夜ふかしで減った睡眠時間は、朝寝坊や昼寝では取り返せていないのです。

さらに神山氏は、「睡眠リズムの不安定さは認知能力に何らかの悪影響を及ぼす」という考えにも肯定的です。寝る時刻や起きる時刻が一定せず、夜間睡眠量のばらつきが大きい場合には、要注意です。

早寝早起きのリズムはどう作る?

早寝早起きのリズムを作るためには、まず生活全体において、一定のリズムで過ごせていることが基本になります。その上で、早寝早起きにシフトしていくには、早寝の習慣をつけることから取り組みましょう。

方法としては、「親が子どもに合わせて、9時ごろに一緒に寝る」あるいは「子どもだけ早く寝かせる」という二つが考えられます。親が就寝時間を子どもに合わせられない場合には、子どもだけ早く寝かせる方法に取り組んでみましょう。子どもを布団に入れたら、まだ子どもが起きていてもそばを離れます。簡単ではないかもしれませんが、選択肢の一つです。

子どもと一緒に寝る場合、寝かしつけの苦労は比較的少ないかもしれません。また、添い寝の形をとることで「子どもとの触れ合いが楽しめる」というメリットもあります。ただし、親子一緒を優先すると就寝時刻が遅くなりがちで、その結果子どもが睡眠不足になりやすいことも知っておきましょう。

まとめ

一日の終わり、疲れたママにとって、子どもの寝かしつけは大きな負担となっていることが多いもの。お気に入りの絵本を読んだり、スキンシップを楽しんだりすることで、子どもにとっても親にとってもリラックスできる時間になるといいですね。ママ一人で抱え込まないで、パパや家族などと協力して乗り切りましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年5月24日


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