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【医師監修】子どもの反抗期にみられる言動、上手な接し方は?

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目次

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子どもの反抗期は大きく分けて2回きます。今回は子どもの2回の反抗期について、その時期の子どもに見られる挙動や、反抗期の子どもとの接し方をお伝えします。

この記事の監修ドクター

森若奈 先生 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本医師会認定産業医。精神単科病院、総合病院、クリニック、産業医等様々な場での経験を活かし、現在は予防医学や早期介入にも力を入れている。 女医+(じょいぷらす)所属。

どうして反抗期がくるの?

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反抗期は「成長」の証(あかし)

人は、子どもの間に心身共に成長します。そんな成長の過程で、ほぼ間違いなく周囲との軋轢が生じる時期があります。これが「反抗期」で、多くのパパ・ママを悩ませます。

反抗期の子供の接し方については、いくつかの注意点があるものの、基本的には気を遣い過ぎたり、逆に放任しすぎたりといったことなく、普通に接すればOKです。反抗するようになったからといって育て方が悪かったというわけではなく、むしろ順調に成長している証と言えます。

子どもの反抗期は2度来る

子どもの反抗期を上手に乗り切るためには、どのような成長過程で反抗期に至っているかを知ることです。まず、知っておきたいのが「子どもの反抗期は2度来る」ということ。1回目は2歳頃で、2回目は思春期にやってきます。

第一次反抗期

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第一次反抗期とは?

反抗期の1回目は2歳頃に始まるのが一般的とされます。「イヤイヤ期」あるいは「魔の2歳児」などとも呼ばれますが、実際に「魔の2歳児」(Terrible twos)という呼び方は、国際的にも通用します。例えば英語版ウィキペディアにも、「魔の2歳児」(Terrible twos)のページが存在します。(*)

(*「Terrible twos」Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Terrible_twos)

第一次反抗期の子どもに見られる挙動

第一次反抗期に入ると、以下のような挙動が子どもに見られるようになります。

■あれ?言うことを聞いてくれない… 小さな子どもにとって「言うことを聞いて褒めてもらえること」は大きな喜びです。そのため、反抗期前は何の抵抗もなく言うことを聞いてくれて、母子ともに満足という理想的な状態。第一反抗期のサインとなるのは、子どもがスムーズに言うことを聞いてくれなくなることです。ママの「○○して」に対して、覚えるまで時間がかかったり、いい加減なやり方になったりします。そして、第一次反抗期が本格的にスタートします。

■ママのいうことに全部「イヤイヤ!」 「イヤイヤ期」の異名通り、第一次反抗期の子どもは、ママのあらゆる要求に対して「NO」を突きつけるようになります。帰りたくない、遊びたい、行きたくない、食べたくない、寝たくない。危なっかしい場面で手を貸したりしても「イヤだ!」などという始末です。本当にママにとっては、ストレスの溜まりやすい時期といえますね。

■「自分でやる!」 ただ「イヤ」というだけでなく「僕(わたし)がやる」というように表現する子どももいます。特に第一次反抗期の後半にさしかかると「今は他のことをやっているから、できない(いやだ)」というように、その理由を説明してくれるケースもあります。

第一次反抗期の子どもとの接し方

まず理解しておきたいのは、第一次反抗期の「イヤイヤ」はママを否定したいのではないということです。第一次反抗期に起きていることは「物理的離乳」であり、子どもに自我や独立心が芽生えているのです。言われたことを真似たり、言うことを聞いて褒められたことでしっかりと自信を得たので、次にこのような成長段階に達したのです。それでは以下に、第一次反抗期の子どもとの接し方をご紹介します。

■指示や誘いを工夫する 反抗期を迎えたとは言え、まだまだ幼く小さな子どもです。「○○しなさい!」と怒ったり、難しい理屈で説明しても通じないこともしばしば。そこで、ママの要求を、ごくさりげなくやらせてしまうのもひとつの方法です。例えば「寝る前にすごく面白いご本読んであげるね!じゃあ、歯を磨いてすぐにお布団に行こう!」というような言い方で子どもの関心を絵本に逸らして歯磨きをしてもらう。寝るのを嫌がった場合には「あ!あともう少ししたら怖いお化けが来るかも!お布団に逃げよう!」と言って、パパ・ママが率先してお布団に入る等、誘い方を工夫するようにしましょう。

■指示・誘いの全てが成功するとは思わないこと このように、指示や誘いを工夫しても、必ずしもすべての言うことを聞いてくれるとは限りません。ママとしてはイライラが募るかもしれませんが、そんな時は本気になって子どもにイライラをぶつけたりせず、一呼吸置いて落ち着きましょう。すべての要求に対して何が何でも言うことを聞かせようとすることは、子どもの心を大きく傷つける恐れがあります。

■まずは「認めること」から始める方法も 子どもが「イヤだ」と言ったら「○○くん(○○ちゃん)はそれがイヤなんだね」と返すなど、まずは子供の気持ちを認めてあげるやり方もあります。これによって、必ずしも子どもがスムーズに言うことを聞いてくれるとは限りませんが、「パパ・ママは私のことをわかってくれている」と子どもが感じ、今後の情緒面の発達において、大変良い効果を生み出すことが期待できます。それと同時に、子どもを受容することは、パパ・ママのストレスの軽減にもつながります。

■「モノ」で釣らないこと 「○○買ってあげるから」というのは、パパ・ママにとってはマジックワードかもしれません。場合によっては、驚くほどスムーズに言うことを聞いてくれることもあるでしょう。しかし、モノで釣るのは教育上のデメリットが大きいので、避けるべき。行動の理由が「何かを買ってもらえるから」として記憶されると、それがずっと続く危険性があります。せっかくの子どもの自発性をつぶしてしまうことにもなりかねません。

第二次反抗期

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第二次反抗期とは?

反抗期の2回目は10代前半に始まるのが一般的とされます。この時期は第二次性徴を伴う大きな心身の変化を経験する「思春期」です。世間一般でイメージされている反抗期はこの思春期の反抗期ではないでしょうか。思春期の反抗期を題材とした、歌、テレビドラマ、映画、本などは国内外に数多く存在しますから、やはり国際的に共通するのでしょう。

第二次反抗期の子どもに見られる挙動

第二反抗期に入ると、以下のような挙動が子どもに見られるようになります。

■口答えが多くなる 第二反抗期のはじめ頃だと、子どもの口答えが多くなるケースもあります。何だか「イヤイヤ期」と似ていますが、子どもなりにもう少ししっかりした考えを持ち、あるいは「これはおかしい!」という明確な意志に基づいて、自覚的に口答えしているという部分では異なります。

■パパ・ママと距離を置く 思春期の大きな特徴はパパ・ママと距離を置こうとすることです。これによって、男の子では口数が減ったり、女の子だと無視するようなケースもあります。思春期には、様々な悩み・葛藤を抱きますが、それを簡単に打ち明けたり相談することには抵抗があるのです。

■問題行動 パパ・ママのみならず、学校の先生など、社会に対して広く反抗心を抱くケースもあります。これにより、夜遊び、家出などの問題行動が出てくることも。友達グループで悪いことをする場合もありますが、これは、必ずしも悪いことをすることが主目的ではなく「通過儀礼」(イニシエーション)としての側面があると言えるでしょう。

第二次反抗期の子どもとの接し方

第二次反抗期に起きているのは「心の離乳」とでもいうべきことです。思春期に伴う心身の大きな変化、友達や異性との関係、将来への不安、など悩みの種が数多くあります。子どもによっては、試練の段階に達したといえるでしょう。以下に、第二次反抗期の子どもとの接し方をご紹介します。

■基本的には見守る姿勢で 子どもが突然口を聞いてくれなくなったり、無視をしたり。突然派手な服装や化粧をしたり、夜遅くまで帰ってこない日があったり…。など、パパ・ママにとっては冷や冷や、イライラする状況が続くことも珍しくありません。第二次反抗期の程度や長さには個人差がありますが、第一次反抗期よりも長くなることが一般的です。そのため、気長に大きく構えて、瑣末なことをいちいち気にしない方が、親子双方にとって良いかもしれません。ただし「放任」ではなく「見守る」という姿勢をとりましょう。

■「だめなものはだめ」「できない事はできない」で良い パパ・ママも生身の人間ですから、限界があります。子どもが無理な要求をしてきたら「だめなものはだめ」「できない事はできない」という姿勢で、そのことを伝えましょう。我が子を怖がらず、あるいは自分を大きく見せようとせず、対等に接することが大切です。

■ママも息抜きの手段を持とう 第二次反抗期の子どもと最も接する時間が長いと考えられるのは、専業主婦のママ達です。家以外の世界がないと、息が詰まってしまい気持ちも沈んでしまいます。そんなときは、外へ息抜きを求めると良いでしょう。スポーツクラブで汗をかいたり、ママ友とお茶をしながら悩みを共有したりなど、家庭外の居場所を作ることが大きな支えとなります。

まとめ

反抗期は、子どもの自然な成長課程ですから、無理に止めさせようとしてはいけません。あるがままを受け入れて、見えないところで子どもの背中を押しながら、一緒に乗り越えて行く気持ちを持ちましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年5月24日


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