ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます

保育園の選び方4つのポイントって? 見学・決定の時に確認したいこと

目次

近年は特に東京都など都心部で、保育園の不足と待機児童の問題が話題になっています。しかし地方では、少子高齢化が深刻な地域も多く、子育てしやすい環境をアピールする市町村がクローズアップされることも。未就学児を育てる両親が、子どもの受け入れ先を探すときの注意点や、保育園選びのポイントについて紹介します。

知っておきたい認可と無認可の違い

492022297

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

保育園には大別すると2種類あります。それが「認可保育園」と「無認可保育園」です。認可保育園の方に魅力を感じるママも多いようですが、その違いはどんなところにあるのでしょうか。双方の違いを正しく理解しておきましょう。

認可保育園とは

認可保育園は、わかりやすくいえば「国」が定める一定の基準を満たしていると「認可」された保育園のこと。児童福祉法という法律に基づいて、施設の広さや給食を提供する設備、衛生管理のほかに保育を行う職員の人数などの条件を満たしている保育園(所)に対して、都道府県知事が認可をします。

無認可保育園とは

認可保育園以外の保育所が、無認可(認可外)保育園です。児童福祉法の基準を満たしていない施設にということになりますが、主に給食施設や広さなど、一部条件に添えないという理由で認可が下りない保育所がほとんどのようです。駅前のマンションや商用施設の一室など、利便性を活かした保育所などがこの「無認可保育園」に当てはまります。

保育園の選び方4つのポイント

81986631

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

毎日の送り迎えに、日中の子どもの世話、友達の数と遊具や施設の広さ…。大切な子どもの育児をより安心して任せられる環境を考え始めたら、その条件や思いは尽きないでしょう。どのように保育園を選べばよいのか、見るべきポイントを明確にしていくと、保育園を絞り込みやすくなります。

保育園選びのポイント(1)家からの距離

子どもが毎日通うことになる保育園までの距離を考えて見ましょう。家の近くにある保育園は、自宅からすぐに通えるという大きなメリットがありますね。職場と家が近ければ、さらに移動にかかる時間を大幅に短縮することができます。職場の近くで保育園を探す、というママもいるでしょう。

ただ、仕事が休みの日に保育園行事があった場合、休みにかかわらず会社の近くまで出向くことになりますので、住まいを基準にして近い保育園を探すほうが便利に感じられるでしょう。生活圏の中にある保育園に通っていると、買い物や散歩の途中にお友達家族と会う機会も増えます。子どもが大きくなって小学校に入学するときに、同じ学校に通う友達がいると安心感もありますね。

保育園選びのポイント(2)教育方針

保育園それぞれで、規模や取り組みが異なります。特に無認可保育園(所)は、親のニーズとサービスを考慮したカリキュラムを取り入れて教育方針を立案、実施しているところが多くあります。

教育に対して熱心な保育園は、外国人講師を定期的に招いて英会話を行う、本読みや字を書く練習やダンスをする時間を保育時間に組み入れているところもあります。また、運動・英会話を教育方針の柱にして、専門的なカリキュラムを組んで能力を伸ばすという方針の園もあります。

反対に、のびのびと自由な時間をすごす時間をたっぷり確保している保育園もあります。どんな風に子どもが時間をすごして、どんな遊びをして学び取り組むかという方向性と教育方針を確認すると、その多彩さに驚くでしょう。

保育園選びのポイント(3)保育園の規模

保育園の受け入れ人数にも大きな違いがあります。認可保育園の場合は、同じ年齢の子どもたち同士でクラスを作り、一クラス20人ほどで分けられることが多いです。保育士の目が届く人数に配慮して、同じ年の子同士で多くの時間をすごすことになります。

認可外保育園では、規模の大小に大きなばらつきがあります。数人ほどを限られたスペースで預かる少人数制の保育園もありますし、全体で100人を超えるような保育園もあります。園児の年齢を横割りするのではなく、異なる年の子ども同士が遊んだり、同じ時間をすごしたりして、年上・年下の子とのかかわりもたせる保育園もあります。

保育園選びのポイント(4)保育時間

保育の時間は、長ければ長いほうが親にとってはありがたいと感じるのではないでしょうか。認可保育園は午前7時過ぎから登園受け入れをし、夕方6時までを保育時間としているのが一般的です。

保育園の見学に行こう

100372637

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

どんな保育園を選ぶのか、いくらたくさんの資料を集めてみても、実際にその施設を見てみることよりほかに、現状を知る手立てはありません。保育園に通っている子どもたちと保育士たちの様子を、少しでも目で見て確認して、施設の雰囲気を感じて見ましょう。

見学時のチェックポイント(1)園児の笑い声や泣き声

保育園に通っている子どもたち、そしてそのお世話をする保育士さんは、どんな様子で時間をすごすのでしょう。保育園に通った経験があるママは、自分が子どもだったころの記憶を元に、保育園の様子を思い返してみるのもいいかもしれません。何より、子どもたちがのびのびと時間をすごしているか計るために役立つのが、「声」です。

家の中では、となり近所へ迷惑がかからないようにと、大声ではしゃぐことを注意してしまうママやパパもいるでしょう。しかし、保育園では子どもたちが楽しく遊びながら、集団生活を通してきまりを守ることを学んでいきます。

お友達同士でけんかをしてしまうこともあるでしょう。泣いてしまう子どもももちろんいます。その笑いや泣く「声が聞こえる」保育園かどうか、これを判断基準のひとつに加えましょう。給食を食べたり絵本を読んだり静かにすごす時間、そして園のみんなで遊んでいる活動の時間、というように、園のタイムスケジュールによって声のボリュームもまったく違います。保育園の活動時間に合わせてその様子を確認するのがベストです。

見学時のチェックポイント(2)保育園の設備

保育園の建物や遊具などを一通り見てチェックしましょう。ここでは、決して新しい設備や最新鋭の用具をそろえていることに注目するのではなく、防犯や子どもの怪我・事故に対する配慮ができているかどうかを優先してみておきたいですね。

きれいで新しい設備がそろっているというだけで安心してはいけません。特に、長らく運営している認可保育園の設備は、県または市町村の予算によって導入が決まりますので、使用している設備や機器に関しては古いものを大切に使っているということは良くあります。

大事なのは、その設備のメンテナンスがしっかりされていて、必要なものがそろっているかどうかということです。ただ、トイレや水道などの水周りは、きちんと整備されているか見ておいたほうがいいでしょう。衛生面やしつけという子どもの成長には欠かせないポイントです。多少古くても、きれいに掃除が行き届いていて、不衛生になっていないかどうかをチェックしてみましょう。

見学時のチェックポイント(3)保育士の様子

保育園に勤務している保育士の様子も見ておきましょう。若い先生からご年配のベテラン先生までいるかと思いますが、その先生たちのフットワークの軽さや笑顔が見られるか、を確認しておきたいですね。

子どもたちと一緒に時間をすごす保育士さんが、だらだらと移動していたり、子どもの前で先生同士が小声で仕事以外の話をしていたりする様子が見られたときは、少し注意してみておいたほうがいいかも知れません。

子どもが信頼できる保育士には、子どもたちから自然と話かけ、その周りに集まりはじめます。先生を見て子どもたちが楽しそうに集まる様子が見られたら、素敵な保育士さんがいることもわかって安心ですね。

見学時のチェックポイント(4)掲示板やポスター

子どものお世話や活動に熱心な保育園かどうかは、その園内やクラスの掲示物を見ればわかります。歌の歌詞や活動時間にみんなで描いた絵、クラスのお友達の名前をかわいい動物のイラストや切り絵などと一緒に掲示しているのが理想的です。

掲示物がない殺風景な教室は、子どもたちも楽しく明るい気分になれないでしょう。子ども基準で「楽しい空間」を作っているかどうかをポイントに、園全体や廊下のポスターなどにも目を向けてみましょう。

保育園決定のポイント

100372622

Getty logo 25b7f2c61b43cc8578dbdb4391bff44f15fecbfdcfd25ce56be1fa24f6dc74a2

いくつかの候補を絞ったら、いよいよ申し込む保育園をひとつに決めましょう。甲乙つけがたい素敵な保育園もあったでしょう。保育園それぞれに特色や良いところが異なり、ひとつになかなか絞りこめない場合には、次のようなポイントを元に決めるといいでしょう。

決定にあたってのポイント(1)インスピレーション

園の様子自体はとても良いのに、なぜかしっくり来ない…。ちょっとほかの園より古さが気になるけどなぜかあそこがいい気がする…。このような直感は意外と頼りになるものです。実は、ぱっと見たときの第一印象は、よほどいい条件がそろっていなければ簡単に変わらないものです。 気が進まない選択をすると、後々に後悔する原因となります。インスピレーション(直感)は大切にしておきましょう。

決定にあたってのポイント(2)利便性

数個の候補からひとつに絞れないときは、最終的に毎日通う手間や時間がかからない保育園を選びましょう。登園は毎日続きます。仕事をしながら送り迎えをする日々が、これから毎日続くことを想像してみてください。

公共機関を使って登園する場合には、バス停から数十分も歩かなければならない、電車やバスの本数が少ない地域にある保育園だと、通うだけで時間を費やしてしまいます。また、車で送り迎えをする場合、通りから外れた小道沿いにある保育園は、送迎時間に大渋滞して混雑・混乱するたびにトラブルが心配です。反対に大通りに面している建物だと、子どもを安全に保育園へ送り届けることよりも、停車して慌てて子どもを乗降させることに気を使ってしまうことになりかねません。 安全に送り迎えができて、なおかつ負担が少なくなるように利便性を優先しても良いでしょう。

決定にあたってのポイント(3)園長と合うか

保育園の中を取り仕切る全ての責任は、園長先生が担っています。そして、園の方針や万が一のトラブル対処など、園長の人柄や性格、保育に対する考え方がそのまま保育園全体の様子につながってきます。 園長先生の雰囲気や方針が、わが子を通わせたいと思い描く理想の保育園に近ければ、そのフィーリングを基にして決定するのもひとつの方法です。

まとめ

保育園には、ママやパパが働いている間、わが子の育児の一端をお任せすることになります。なかなか簡単には決められないかもしれません。しかし、一度保育園の見学会や内覧に行くと、園それぞれにいいところや気になるところが見えてきます。かわいいわが子がのびのびと、楽しく毎日を過ごせるような保育園をみつけたいですね。


関連記事


/

この記事の著者

マイナビウーマン子育て

ありがとうを贈るとライターさんの励みになります

トップへ戻る




michillの人気ランキング

SNSでも新着記事をお知らせしていますmichill 公式アカウント

ログイン・無料会員登録