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【医師監修】妊婦のストレスが赤ちゃんに及ぼす影響は? 流産や発育不良になりやすい?

目次

妊婦にストレスは禁物!とはよく聞きますが、一体なぜメンタル面での負担をさけたほうがよいのでしょうか。妊娠中のココロの状態、お腹の赤ちゃんへの影響などを解説していきます。

この記事の監修ドクター

松本レディースクリニック松本 和紀先生 当院では体外受精など生殖補助医療を専門に行います。赤ちゃんが欲しい、妊娠したいがなかなか妊娠しないとお悩みの方ご来院ください。 http://www.matsumoto-ladies.com/

妊婦はストレスが溜まりやすい!その原因とは

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つわりや腰痛など何かと身体の不調が出る妊娠中。食事制限も必要とされる場合もあり、肉体的にも精神的にもストレスが溜まりがち。「しょっちゅうイライラしていた」「わけもなく落ち込んだ」などの症状を抱えた経験がある方もいるのでは?妊婦のストレスはよくないと言われるだけに、心配ですよね。

ホルモンバランスの変化によるマイナートラブル

妊娠中、特に初期段階では、妊娠を維持していくために、女性の体内では黄体ホルモンが活性化します。また、乳腺の発達のための卵胞ホルモンも増え続けます。見た目の変化はなくとも、体内では急激なホルモンの変化が起きているのが妊娠初期の身体です。

さらには、妊娠5~6週間頃からはつわりをはじめ、頭痛、肌荒れ、腹痛、便秘、頻尿……さまざまな身体のトラブルが起こってきます。トラブルとまでいかなくても、眠気やだるさといった症状も不快なもの。こういった症状はストレスの原因になります。

妊娠初期は体型の変化が目立ちにくく、職場にまだ報告していないなど不調を訴えづらい時期。周囲から気づかれにくいのも辛いですよね。

体型の変化

妊娠時期が進むと、女性の体は大きく変化します。お腹もせり出てくる上、体重も増えていきます。妊娠線が出てくることもあるでしょう。このように自分の体が大きく変わってしまうことに抵抗を感じる女性もいるでしょう。しかし、妊娠中に体重が増えるのは、産後に赤ちゃんにきちんと授乳できるように身体が準備をしているためです。適度の体重の増加は、当然のことであり、必要なことです。心配しすぎないように心がけましょう。

生活の制限

妊娠すると、食事や生活習慣など、気をつけなければならないことや、制限しなくてはならないことがたくさんあります。例えば、お酒。妊娠したら飲酒は禁物。妊娠中は食べ物に対しても何かと制限が出てきます。塩分を控えるように言われたり、太り過ぎを指摘されたりすると、食事自体がストレスになってしまう場合もあるでしょう。

また、お腹が出ているため、思うように自分の体が動かなくなる部分でも、ストレスを感じます。 「自分だけ我慢をしている」といった不満を溜めてしまう方もいるでしょう。自分なりにストレス解消方法を見つけられるといいですね。

出産への不安

出産に不安はつきものですが、妊婦だと感じる不安感が通常の状態より強くなります。それは、妊娠にともないホルモンバランスが急激に変化していることにも原因があります。いつもだったら大丈夫なことでも、悩んでしまう……というのは、ホルモンバランスの変化によって精神が不安定になっているからかもしれません。

妊婦のストレスが体に与える影響

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妊婦にストレスはNG!とはよく聞きます。家族や先輩ママからも「ストレスを溜めないようにね」などと言われたことがある方もいるでしょう。でも、どの程度だとセーフラインで、どの程度だとアウトなの?もしくはストレスを受けるとどんなよくないことが起こるの?特に初めての妊娠だと分からないことだらけですよね。

流産・早産のリスクが高まるという研究結果も

妊娠中のストレスは誰にでもあるものです。つわりをはじめとした身体の不調が多く出やすく、流産リスクも高い妊娠初期は、特にストレスが発生しがちです。とはいえ、ストレスを受けたからといってすぐに胎児に影響するということはありません。しかし、ずっと解消されずに続いてしまうと流産・早産のリスクが高まるという研究結果もあります。

なぜならストレスは、自律神経のうち交感神経を優位にさせます。これにより血管が収縮して、血流低下を引き起こします。血液の流れが阻害されますので、胎児に届けられる栄養や酸素が不足します。この結果、早産、流産を起こしてしまう確率が高まるのです。

妊婦のストレスが赤ちゃんに与える影響

実は妊婦のストレスは、ママの身体に影響があるだけではありません。お腹の中の赤ちゃんにも影響があるのです。外から見えない分、こちらのほうが心配ですね。一体どんなことが起きてしまうのでしょうか。

発育不良になる可能性

上記と同じく、血管の収縮により栄養や酸素が不足するという原因から、生まれた胎児に、発達遅延や運動障害といった発育不良がみられることもあります。

神経の発達に影響も

ストレスを感じている妊婦の体内では、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されることが分かっています。このホルモンは、胎児の脳神経の発達にも影響を与えます。この結果、子供が情緒不安定に陥りやすかったり、しいてはうつ病や注意欠陥障害を引き起こす場合もあります。

妊娠中でも適度にストレス発散しよう

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妊婦だと食事や行動も制限を受けがち。これまで楽しんでいた趣味が取り上げられてしまったように感じる妊婦さんもいるかもしれません。けれどもマイナス思考になるのではなく、“妊娠中だから楽しめること”を探してみる……くらいの前向きな気持ちでストレス解消に取組んでみてはいかがでしょうか。

家族や友達との会話を楽しむ

リラックスできるコミュニケーションは、ストレス解消に繋がります。家族や信頼できる友達との時間を作り、会話を楽しむようにしましょう。また、ちょっとした悩みや不満も打ち明けられる機会です。「こんなことを心配しているんだな」と周囲の理解が得られると、フォローも得られやすくなります。

散歩で気分転換する

散歩は運動とストレス解消を同時にできて、非常にオススメです。緑のある場所の方がストレス発散には効果的です。天気のよい日に公園などを散歩してみましょう。この際、ペタンコ靴やスニーカーなどバランスをとりやすい歩きやすい靴を履くなど、転ばないように十分に注意しましょう。また急な気温の変化に備えて、一枚羽織るものやショールなどを常備するようにしましょう。

趣味の時間を楽しむ

天気が悪くて散歩もできない……。そんなときのために、家のなかでできる趣味も用意しておきましょう。読書、音楽鑑賞、DVD鑑賞のほか、赤ちゃんの衣類を作るといった手芸などもいいかもしれません。また、キャリアアップを臨みたいと考えている妊婦さんは、英会話や資格取得などの勉強をしてみるのもいいかもしれません。最近では、マタニティヨガやスイミングなどもあるので、レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。

また、子どものエコー写真をアルバムにしたり、妊婦写真を撮りにいってみたりと、妊娠・出産そのものを楽しむのもよいかもしれません。

まとめ

妊婦にとってストレスは大敵!というのは妊婦自身だけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響があるからなのですね。自分のココロの状態をよく把握して、自分に合ったストレス対策を心がけましょう。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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