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【医師監修】ゼリーのようなかたまりのおりものが出たけど、これって病気?

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目次

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おりものの状態がふだんと違うときは、生理的に変化している場合もありますが、膣や子宮の病気が関係していることがあります。では、ゼリーのようなドロッとしたかたまり状のオリモノが出るときは、どのような状況が考えられるのでしょうか?今回は、オリモノのかたまりが出たときに考えられる原因をご紹介していきます。

この記事の監修ドクター

東邦大学医療センター大橋病院高橋怜奈先生 女医プラス所属。東邦大学医療センター大橋病院・産婦人科在籍。趣味はベリーダンス、ボクシング、バックパッカーの旅。2016年6月にボクシングのプロテストに合格をし、世界初の女医ボクサーとして活躍中。ダイエットや食事療法、運動療法のアドバイスも行う

オリモノの状態は生理周期によって変化する

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そもそもおりものって何?どうして出るの?

「おりもの」は、膣や子宮内膜、子宮頸部などから出る分泌物で、膣の粘膜をうるおして、老廃物を体の外に出す役割があります。また、膣の中を酸性に保つことで、外から雑菌が入ってきて異常に繁殖するのを防ぐ、「膣の自浄作用」にも役立っています。

おりものの量や粘り気は周期的に変化する

おりものは、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受けるので、生理周期に合わせて量や粘り気が変化します。どんなふうに変化するのかを見ていきましょう。

生理後

生理が終わった直後は、おりものの量がもっとも少なくなる時期です。しかし少し経つと、粘り気があって、半透明の色をしたおりものがだんだん増えていきます。

排卵期

排卵日が近づくに連れて、おりものはサラッとした状態になり、量が次第に増えていきます。そして、排卵日を迎える頃には、透明で糸を引くような粘り気のあるおりものになり、量がもっとも多くなります。

排卵後

ピークを過ぎて、おりものの量がだんだん減っていきます。また、色は白っぽく濁った感じになり、粘り気も少なくなっていきます。

生理前

生理前になると、おりものの量はまた少し増えていきます。また、生理直前になると、ニオイがきつくなったり、少し血液が混じって薄い茶色になったりすることがあります。

透明でゼリー状のオリモノは問題ないの?

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排卵期のおりもののかたまりは心配ない

透明でゼリーのようなオリモノのかたまりが出ていても、それが排卵期に起こるのであれば、問題はありません。

生理が近づくと、卵巣の中で卵子の元になる卵胞が育っていき、成熟しきった卵胞がたったひとつだけ卵巣から飛び出します。これが「排卵」で、排卵された卵子と、女性の体内に入った精子が出会えば受精卵になり、この受精卵が子宮内膜に着床することで、妊娠が成立するのです。

そこで排卵日が近づくと、女性の体は、精子を子宮の中に入りやすくして、受精を助けようとします。そのため、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が増え、頸管粘液(子宮と膣とをつなぐ子宮頸管から分泌される粘液)が多く分泌されるようになるので、糸を引くような粘り気のあるオリモノがたくさん出るようになるのです。そして、この頸管粘液がたまって出てくると、ゼリー状のかたまりのおりものとして出ることがあるのです。

排卵はいつあるの?

排卵は、生理が始まった日と、次の生理の開始日の中間あたりに起こります。ですから、生理周期が28日の人なら、生理が始まった日から数えて14日目頃が排卵日となります。

ちなみに、排卵日の前後は、妊娠しやすいタイミングなので、そこで集中的に性行為をすることで、妊娠の可能性を高めることができます。ただし、オリモノの状態は、体調などによっても変化することがあるので、排卵日をできるだけ正確に把握するためには、基礎体温表や排卵検査薬も併用することをおすすめします。

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白くてボソボソしたかたまりのオリモノが出た場合は?

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膣カンジダ症(カンジタ膣炎)の可能性が高い

カッテージチーズや酒粕のような白くてボソボソとしたかたまりのあるオリモノが出るという場合は、膣カンジダ症(カンジタ膣炎)の可能性があります。

膣カンジダ症は、カビ(真菌)の一種である「カンジタ菌」によって起こる膣の炎症です。カンジタ菌は、もともと膣の中に存在する常在菌で、通常なら、体に害を与えるようなことはありません。しかし、体の抵抗力が弱っていたり、ホルモンバランスが乱れていたりすると、異常に繁殖し、炎症を起こすことがあるのです。

カンジタ菌は、性行為によって感染する場合もありますが、性行為の経験のない人でも、膣カンジダ症を発症することがあります。

膣カンジダ症の症状とは

膣カンジダ症になると、特徴的なオリモノとともに、膣や外陰部に激しいかゆみを感じるようになります。また、炎症が悪化すると、外陰部の腫れ、赤み、灼熱感、ヒリヒリ、排尿時や性交時の痛みなどの症状も見られるようになります。

治療としては、市販のカンジダの治療薬があります。自分で判断できない場合は産婦人科で検査や治療ができますので受診をお勧めします。しかしカンジダはもともと常在菌であり、膣カンジダ症は自然によくなることが多いので、症状が強くなければ様子をみてもいいかもしれません。

まとめ

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オリモノの状態は生理周期によって変化するので、ふだんからオリモノの様子をよく確認しておき、自分のオリモノが生理周期に合わせてどう変化するか把握しておくとよいでしょう。そうすれば、異変があった場合も気づきやすくなります。また、オリモノに違和感があるときは、排卵の異常や感染症、その他、がんを含めた子宮や卵巣の病気の可能性も考えられるので、恥ずかしがらずに早めに婦人科を受診することが大切です。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年5月30日


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