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乳児湿疹や子どもの肌トラブル、“大切”な正しいケアは? 友利新先生に聞いてみた<前半>

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目次

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スキンケアと聞くと、大人の女性の美容の話に思われがちですが、実は子どもにとっても、とても大切なもの。肌のバリア機能が整っていない子どもは、湿疹、アトピー、乾燥など、常に肌トラブルの危険性にさらされています。

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今回、わが子の肌トラブルに悩むママたちの“子どもの肌の手引書”になるようにとの思いで、『子どもの肌の一生を決める 0歳からのスキンケア』(4月7日発売)を執筆された友利新先生に、子どものスキンケアの重要性や子育てについて聞いてきました。

著書『0歳からのスキンケア』で伝えたかったこと

大人の美容記事でも、“ベビースキン”、“赤ちゃん肌”という言葉が使われるように、赤ちゃんのお肌はモチモチしていて、とてもキレイというイメージがありますよね。だからこそ、わが子のお肌にトラブルが起こると、ママは「私が何か悪いことをしたのかな」と不安に思ってしまうことが多いんです。でも、実は9割近くの赤ちゃんが、肌荒れや湿疹といった何かしらの肌トラブルを経験するもの。バリア機能が未熟な赤ちゃんのお肌は、もともとトラブルを起こしやすいものなのです。

でも、ちゃんとしたケアを知らないママは、勝手な思い込みで間違った対処をしてしまうことが少なくありません。今はネット検索をすれば、知りたい情報をすぐに手に入れることができますが、正しいのか、間違っているのかを判断する術はなかなかないですよね。たとえば、口コミはとても素晴らしい情報だけど、必ずしも正解とは言えませんし、医学が進歩して親世代の常識が今の非常識になっていることもあります。だからこそ、ママが見極める力を持つことが重要。私が『子どもの肌の一生を決める 0歳からのスキンケア』を執筆した理由のひとつでもあります。

ママたちの“教科書”として

ママたちの手元に“教科書的なもの”があれば、医学的な正しい知識を得ることができる。それ以上に知りたいことがある時に、ネット上の情報や口コミを参考にすれば、間違った選択をせずにすむはず。そんな思いを込めて、本書を書いています。なかでも特にこだわったのは、“医者として”の視点。科学的根拠・医学的根拠に基づいて、なぜスキンケアが必要なのか、どんなスキンケアをするとよいのか。データと根拠を基に伝えることをいちばん大切にしました。

赤ちゃんの肌はトラブルと隣合わせ!?

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人の肌は産まれてから思春期まで、ずっと乾燥しているもの。思春期になって性ホルモンが出てくると脂分が分泌されるのですが、その脂分が維持できるのも20代、長くて30代までなんです。そう考えると、人生の多くはお肌の乾燥と付き合っていくことになるんですよね。特に産まれてすぐの赤ちゃんの肌は、バリア機能が未熟で皮膚も薄いので、水分や脂分を維持するのがとても難しい。最初こそ「胎脂」という脂で守られていますが、この「胎脂」は生後48時間以内になくなってしまうため、産まれて3日目には外的刺激にさらされてしまうのです。

そんな過酷な状況にさらされた赤ちゃんのお肌こそ、スキンケアは絶対に必要になるんです。スキンケアは、決して特別なことではないんですよね。美容液で肌にハリを持たせたり、美白効果を高めたり、たるみを予防したりすることがスキンケアと思われがちですが、本来は「今ある肌を健やかに保つこと」。歯を磨く、体を洗うといった行動と同様に、健康維持の一環、身だしなみにの一環なんです。そう考えると、赤ちゃん、子どもにとっても当たり前。産まれてすぐに習慣づける大切さを伝えたくて、本のタイトルにも“0歳から”とつけました。

赤ちゃんの肌トラブルに多い「乳児湿疹」

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大前提として、肌の役割は外的刺激から守ること。皮膚の厚みがあって、皮脂があって、はじめてバリア機能は成立します。保湿がされていないと、つねにむき出しの状態になるので、外からの刺激を受けやすく、アトピー性皮膚炎や湿疹の原因に……。バリア機能を正常に保つためには、とにかく大切なのが保湿なのです。

乳児湿疹が出たら、どうすればいいの?

乳児湿疹は、ほとんどと言っていいほど、多くの赤ちゃんが通る道です。軽度のものであれば、清潔にしてしっかり保湿することで自然と治りますが、赤ちゃんが気になって自分で触るような状態であれば、すぐに病院に行ってください。

軽度のものであっても、気になるようであれば最初は病院で見てもらうのが安心ですね。自宅でのスキンケアでよいと診断された場合は、お肌を清潔に保ってあげてください。基本は毎日、夜にお風呂に入れてあげて、しっかり保湿してあげれば大丈夫。ただ、夏で寝汗をたくさんかいたとき、お昼に外で遊んで汗をかいたときは、さっとシャワーを浴びるのがよいでしょう。

そして、いちばんのポイントは体を洗ったら、絶対に保湿をすること。「洗う・潤す」は必ずワンセットと考えてください。「潤す」ことに関しては、ローションで水分をしっかり入れて、バームなどで保湿してあげるのが理想ですね。子どもの肌は意外とザラザラしているもの。手で触って、ザラザラ感がなくなっていれば、保湿されていると考えて大丈夫です。

また、お風呂でお母さんがやりがちな間違いのひとつは、お湯の温度。熱めのお湯に入れてしまうと、お肌の保湿成分がいっしょに流れてしまうので、湿疹の悪化につながります。目安は38~39℃のお湯。また、ていねいに洗おうとするあまりに、ゴシゴシ洗いすぎてしまうのも禁物です。たっぷりの泡で、手でやさしく包むように洗ってあげてくださいね。

2児のママとして、日々の子育てについて

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子育ては、周りの人にたっぷり甘えていい

スキンケアだけでなく、子育ては一人ではできないもの。私が楽しんで子育てできるのも、周りの人にたくさん助けてもらっているからだと実感します。旦那さんにも、「これ、やっておいてもらっていい?」とどんどんお願いしています。夫婦で子育てするのは当たり前のことですよね。

日本では、今もお母さんが1人で抱え込んで子育てをがんばるということが少なくありません。もちろん私も何かあったときは、わが子のために必死でやりますが、毎日毎日すべてを抱えて込んでいては潰れてしまう。海外では、ママが自分の時間を持つことは日常ですよね。ベビーシッターさんや保育園に子どもを預けて、ディナーや旅行に行くことも普通ですし、だからと言って誰も「お母さんとして間違っている」なんて言わない。「みんなに助けてもらおう!」くらいの気持ちで、力を抜くことも大事だなと思います。

子どもと接する上で気をつけていること

子どもと接する時は、ひとりの人として接することを意識しています。幼稚園の先生に対する言葉使いやあいさつ、祖父母に対する振る舞いなど、子どもでも礼儀はしっかりするべきだと思うんです。何でも「いいわよ」、「仕方ない」で甘やかさないようにはしていますね。私も親にそうやって育てられてきたので、それが当たり前なんです。礼儀を身につけられるのは、子どもにとっても幸せなことかなと思うんです。

あとは生活リズムを規則正しくするのも、気をつけていますね。この時間に起きる・寝る・ご飯を食べるというように、毎日、同じ時間に行動できるほうが、子どもにとっても楽みたい。

子どもは自分ですべて決められないので、親がしっかり導くことが大切かなと思います。そして、生活リズムやしつけは、自分が小さいころから親にしてもらってきたこと、習慣になっていることをやるのがベスト。自分に無理なことをしてもうまく続かないと思います。

■まとめ

赤ちゃんのスキンケアについては、友利先生も「ママになってから知る方も多いんです」と話してくださったように、意外と知らないことがたくさん。バリア機能がしっかり働かないまま、大人になるとトラブルが絶えないお肌になってしまうこともあるようです。一生付き合うお肌だからこそ、小さいころのスキンケアが大切。“ママからわが子への贈りもの”として、健やかで潤いのあるお肌をキープしてあげられるといいですね。

後編では、スキンケアの習慣づけやアトピー性皮膚炎、仕事と子育ての両立の仕方について聞いていきます。お楽しみに!


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年6月1日


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