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肌の乾燥も気になるけど、あごのざらつき、吹き出物も増えて気分が落ちる…冬の時期にニキビが増えてくり返し改善されなくて悩んでいる人は、一度スキンケアの見直しをしてみると解決するかもしれません。今日は、冬に起こる肌荒れの要因とそれに対してのお手入れ法をご紹介します。
乾燥しがちな冬の肌は外からの刺激に加え、気温が低いことにより体や肌の代謝も低下ぎみ。代謝が悪くなると、肌のターンオーバー(新陳代謝)も乱れやすくなります。ターンオーバーが乱れると肌表面(表皮)の生まれ変わりが正常に行われず、古い角質が毛穴に詰まってしまいます。角質が詰まった毛穴を放っておくと、どんどん古い角質がたまっていき、肌表面がザラザラしたり、吹き出物やニキビとなってあらわれてきます。
そんな状態で、ふだんと変わらないスキンケアをしていてはなかなか改善されないのです。私も頼ってしまうことがあるのですが、乾燥対策に高級化粧品やスペシャルケアを念入りにしてもニキビや吹き出物は改善されにくいです。そんな時はあせらずに、お手入れの基本ポイント「とる・つくる・入れる」を意識して目的にあった対処法をしてみてください。
吹き出物やニキビ肌は新陳代謝が落ちて、毛穴に皮脂が詰まり角栓となりアクネ菌が繁殖して、ニキビをくり返します。そんな時のお手入れは毛穴の汚れをとり、肌を清潔に保つこと。いつものクレンジングと洗顔の方法を見直してみてください。
とくに冬はていねいに洗っても、メイク品が肌の表面で乾燥して固くなっていたり、落ちにくくなっていることもあります。肌の表面が冷たい空気に触れて、乾燥したままだとクレンジングや洗顔をしてもしっかり汚れが落とせていない場合もあります。ここでやりがちなのは、ゴシゴシこすってしまうこと。肌に負担をかけずに、ていねいにメイクオフするには、肌を温めてから洗い流すと肌の表面がやわらかくなり、毛穴もゆるみ、汚れが落ちやすくなりますよ。
また、肌のターンオーバーが乱れないように、定期的に簡単なマッサージを行い、肌表面の血流をよくしておくこともニキビや吹き出物対策になります。
保湿をすればいいわけじゃない!美肌作りに必要な3要素は……?
お手入れの基本ポイント「とる・つくる・入れる」は、肌の基礎代謝を正常に導くためのスキンケアです。
「汚れをとる」…保湿力の高い化粧品を使う前に、まずは肌表面に出れずにたまっている汚れをクレンジングや洗顔でていねいに「とる」ことが先決。と同時に、体の内側の老廃物もリンパマッサージで流してあげます。老廃物が流れてくれると体の巡りもよくなりますよ。定期的に「汚れをとる」ことは大事です。
「元気な肌をつくる」…汚れや老廃物をとったら、そこに栄養を送り込むためにマッサージを行い、血流をよくします。肌の細胞に栄養や酸素を届けてくれる血流が改善されると、肌表面のターンオーバーが正常に戻り、古い角質も自然と剥がれ落ち、ざらつきがなくなりつるっとした透明感のある元気な肌が戻ってきます。これが「元気な肌をつくる」ポイントです。
「うるおい成分をいれる」…汚れをとって、元気な肌をつくったら、最後にうるおいのある成分を「いれる」です。化粧水やローションパック、美容液や美容クリームなどの活用で肌のうるおいを成分を閉じ込めましょう。
美肌づくりにはこの3要素が大切。肌荒れしたからといって、保湿をすればいいというわけではないんですよね。なかなか改善しない時は、肌のターンオーバーを意識したスキンケアをていねいに行ってみてください。なかなかザラつきが改善しない場合は、エステサロンなどに行って専用の機械でお掃除してもらうのもいいかもしれません。
以上、オトナのニキビ対処法でした。
ニキビがあると気分も落ちるし、メイクのりも悪く、おしゃれも楽しめません。なかなか改善しないな…と思ったら、元気な肌を作る基本、ターンオーバーを意識したスキンケアを見直してみてください。
この記事のライター
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