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「お金が貯まらない……」が口グセのようになっている人には、生活習慣にも共通点があると言われています。
40代ともなれば、それなりに収入も安定し、趣味や遊びにかけるに十分な稼ぎがある女性も少なくありませんが「どんなに稼いでも、なぜか貯金が増えない……!」などという声もチラホラ聞こえてくるのは確か。
ところで、デイリーに使う“コスメポーチ”の中身でも、お金が貯まらない人にほど共通するポイントがあります。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とし、時短美容家でもある並木まきが、万年「お金が貯まらない……!」と口にしている女性のポーチにまつわる共通点に迫ります。
お金を貯めるのに長けている人は、自分の持ち物を的確に把握し、無駄なものには出費をしない傾向にある反面、貯まらない体質の人ほど、自分の持ち物の「要・不要」を把握しておらず、持ち物がゴチャッとすると言われます。
コスメポーチとて例外ではなく、本来は化粧やスキンケアに使うアイテムを持ち歩くためのポーチに、美容とはまったく関係のないガムや飴、お守りやボールペンなどを雑多にしまい込んでいる人ほど、貯まらないタイプに陥っている様子。
自分の持ち物を把握できなくなり、結局は「必要なときに必要なものが見つからない」あるいは「持ち歩いているのを忘れている」などから、無駄な出費を招きがちです。
お財布やバッグに、余計なものを詰め込んでいるのは「貯まらない人の典型」と言われますが、コスメポーチにも同じことが言えると思います。
お金が貯まる人は、身の回りに必要なものだけを揃え、必要に応じて買い足す習慣がついているのに対し、お金が貯まらない人ほど、持ち物に対して無頓着とも言われます。
コスメポーチの中身に関していえば、すでに使えなくなっている古いコスメをポーチに入れっぱなしにしている女性は、お金が貯まりにくいタイプと言えるでしょう。
実際のところ、いざ使おうとしたときにはじめて変質や劣化に気づき、結局は新しいものを買う必要があり、せっかく買ったものをムダに捨てる結果となりがち。これでは、お金を捨てているのと同じことになってしまいます。
また、無理に期限切れのコスメを使って肌荒れを起こせば、今度はその対処として医療費や新たな対策コスメに……と、さらなる出費を伴うことから、ポーチの中身を整理できていないのは、お金が貯まりにくいNG習慣になっていると考えられます。
これ、無意識にやっているかも……
あれもこれも常に持ち歩かないと気が済まない人にありがちなのが、コスメポーチの中に「その日に使わないものも、入れておく習慣」です。
ポーチに入れておけば「使いたいときに使える」とも思いがちですが、自分が使わないものを見極めずに購入し、それをそのまま出先にまで持ち歩き続ける習慣は、結局は「使わないものを買って持ち歩いている」のと変わらない習慣に。
ワンシーズンで使うコスメは、結局は少数精鋭のほうが使い切れるのは間違いないですし「使いそう」で買ってもムダになるパターンも多いです。
具体的にそのコスメを使ってメイクをするシーンが思い浮かばない場合には、必要になるまで買わない心がけが、“貯まる”につながると思います。
美容家や美容ライターとして、多くの女性のポーチを拝見してきて思うのは、コスメポーチは“ミニマル派”と“たっぷり派”に二分されやすい傾向です。
コスメに限らず、自分にとっての“ムダ”を省く心がけが「貯まる習慣」になるとされるだけに、優雅かつ豊かな暮らしを送っている印象がある女性のポーチは、“少数精鋭”で中身を厳選していることが多い印象も。やはり「不必要なモノは買わない」を徹底していらっしゃるのだろうな、と感じます。
貯まる人と貯まらない人の違いは、コスメポーチの中身ひとつでも、異なる傾向がありそうです。
この記事のライター
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