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若いころには特別なことをせずとも、つやつやでうるおいのある髪を保てていても、40代ともなると“無造作ヘア”がただの乱れ髪に見えたり、“ナチュラル風”がズボラな装いに感じられたりするのも、悲しい“あるある”。
髪は顔の“フレーム”でもあることから、その印象により、若見えもすれば老け見えも招くパーツ。それだけに、ヘアケアグッズについても、スキンケアコスメやメイクアップコスメ同様に、年齢に応じた見直しが大事です。
「そういえば最近、ヘアケア製品には無頓着だったかも」にお心当たりがある40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
今回は、髪のせいで老け見えする40代女性ほど持っていないアイテムのお話です。
40代になると、ドライやスタイリングの直後にはキマっていたはずのヘアも、時間の経過とともにパサつきが気になる……な展開もありがちです。
パサついた髪は、即座にオバ見えを招く要素になるのは、言うまでもなく。
だからこそ手軽に、うるおいを与えてくれるヘアオイルは、味方につけておくに越したことはありません。
とは言っても、ベタつきが強ければそれはまた老け見えの要因にもなりやすいので、使用感はサラリとしつつも、パサつかせない質感のオイルがあると便利。
ヘア専用ではなく、オールマイティなオイルコスメを使うのも方法です。
ちなみに、私が今愛用しているのはアルガンオイルで、ヘア専用品ではなく全身に使える「Diora」の『アルガンオイル』(キュア)。濡れ髪に軽く揉み込んでからドライをすると、適度なうるおいが持続し、すっぴん髪のツヤ感もいい具合にキープできていて重宝しています。
40代の髪は、体調や気候のせいで、ふだんよりもパサつきやゴワつきが気になる日も増えてくるのが実情。
そんな日には、ジェルやワックスを厚塗りして誤魔化したくもなりますが、ヘアコスメの塗りすぎは、ベタつきによる不潔感やオバ見えのもとにもなりがちです。
そこで、艶出しスプレーがひとつあればシューっとするだけで、ほどよいツヤ感とまとまりが出てきて、便利。
まさに「ある」と「ない」では、時短でのスタイリングにも差がつくアイテムだと思います。
実は私自身、まだ「お気に入りは、この1本!」と言い切れるまでのものに出会えていないのですが、オイル配合のものが多いので、ライトな使い心地のもののほうが、頭頂部がペタッとせずに軽やかな仕上がりになっておすすめです。
ワックスは○○感重視で選ぶと若見え!
ツヤ感は、若見えする髪には、欠かせない要素。
逆に言えば、ツヤ感が失われている髪だと、どんなに完璧にスタイリングできても、少々残念な印象を与えがちなのは否めません。
特に、毛先のパサつきは、自分で思っている以上に年齢を感じさせるリスクが高い部分。
そこをフォローしてくれるワックスが手元に「ある」のと「ない」のでは、仕上がりに差が生じやすくなります。
40代になったらホールド力よりも、そのツヤ感にこだわって選ぶと、パサパサ毛先を回避しやすく、フレッシュな仕上がりをキープしやすいです。
私がこのところ使い続けているのは、ラックスの『ボタニフィーク ナチュラルアレンジシリーズ ナチュラルホールドジュレ』(ユニリーバ)。ドラッグストアで手に入る手軽さがありながらも、ナチュラル成分にこだわってつくられているところと、適度なうるおい&ホールド力が自然な仕上がりに導いてくれるところが気に入っています。
メイクやファッションに気合いを入れていたとしても、髪のせいでオバ見えを招いていたとしたら、とてももったいないお話です。
まだ手元に置いていないものがあったかたは、ぜひこの機会にデイリーアイテムに仲間入りをさせてみてください。
この記事のライター
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