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【医師監修】妊娠しづらい原因って? 治療と対処方法について

目次

そろそろ子どもを作りたいと思ってもできない、妊娠生活が長いのに子どもができない方は、妊娠できない原因と対処方法をチェックしてみましょう。妊娠出来ないといっても、原因はさまざまなため、それぞれの原因と対策を紹介します。

この記事の監修ドクター

松本レディースクリニック松本 和紀先生 当院では体外受精など生殖補助医療を専門に行います。赤ちゃんが欲しい、妊娠したいがなかなか妊娠しないとお悩みの方ご来院ください。 http://www.matsumoto-ladies.com/

なかなか妊娠出来ない。その原因は

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妊娠出来ないといっても、女性側に問題がある場合や男性側の問題など、原因はさまざまです。

妊娠までの道のり

妊娠までには様々な道のりがあります。女性は月1回の月経周期の中で排卵して、卵管采で卵子を取り込まなければなりません。男性は受精に必要な量と質がある精子を送り込む必要があるのです。

精子が卵子までたどり着くまで、さまざまな障害が待ち構えていて、卵子のなかに入り込むことができるのはたった1つのみです。たまたま卵子の中に精子が入り込むことができて受精したとしても、5~6日かかって子宮に降りてきて着床しなければなりません。

このなかのどれかの機能に問題が生じていれば、なかなか妊娠には至りません。どこに障害があるかは人それぞれで、妊娠するためには個々の問題を解消していく必要があります。

妊娠できない原因とは

不妊の原因には女性側の問題と、男性側の問題にわけられます。1つの原因のこともあれば、複数が複雑に絡み合っている場合もあります。検査しても原因が特定されないケースもあるのです。

女性の場合は、排卵や卵管に問題を抱えていることが多いです。基礎体温が二相性にならない場合は排卵障害の可能性があります。ホルモンの問題、精神的ストレス、過度なダイエットでも起こりえることです。卵管の問題は、クラミジアの感染や骨盤内の手術がもとで、卵管が閉塞しています。生理痛がいつも重い方は注意しましょう。ほかにも子宮内膜症や免疫因子、子宮頚管の炎症で妊娠できないこともあります。

妊娠出来ない原因は男性側にあるかも

男性は、勃起障害などの性機能の問題や、精子の形成異常や数が少ないことがあげられます。人によっては極端に精子の数が少ない、または無精子症の人もいます。精液のなかに精子がみつからない、閉塞していて出てこないなどの問題です。

タイミングが重要

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夫婦どちらにも性機能に問題がみつからず、原因不明の場合は、タイミングが合っていないことも考えられます。

妊娠に適切なタイミングとは

妊娠にベストといえるタイミングは、排卵日付近です。排卵日の前日と前々日が、最も妊娠しやすい時期となります。排卵日当日に狙うのではなく、その前後に焦点を当てて数回チャレンジするのがベストです。

卵子の寿命は1~2日、精子の寿命は4~5日です。寿命から考えると排卵日前のほうが確率が高くなり、ぴったりと排卵日を狙っても卵子の寿命が尽きている可能性があります。そのため、精子を先に準備させ、排卵日に受精できるほうがいいのです。

基礎体温をつけていないと、正確な排卵日はわかりにくいです。大体の目安は、毎月規則正しく生理がきている方で、次の生理の10~14日前が適切なタイミングとなります。

自分の妊娠しやすい時期を知ろう

基礎体温をつけている方は、二相性になっているか確認してください。排卵日は低温期の最終日に起きることが多く、その日を目安にすることです。正確な排卵日がわからない方は、市販されている排卵検査薬を活用してみましょう。

基礎体温をつけても二相性にならない場合は、生理が規則的にきているか調べましょう。規則的であれば排卵している可能性が高く、体温計の測り方を間違えている可能性があります。生理が不規則な方は病院を受診することをおすすめします。

治療を受けてみる

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基礎体温をつけたり、タイミングを調節したりしても妊娠出来ず、はっきりした原因が特定できない場合は、病院で詳しい検査を受けてみましょう。

病院で検査してみる

妊娠しにくい方でも、少しの治療で妊娠できる方もいれば、専門的な治療が必要な方、医学的な治療では問題を解決できないケースにわかれます。どの段階かは詳しい検査をしなければわからないため、病院を受診して明らかにしましょう。

簡単な治療で妊娠の可能性が上がるかも

病院での検査は、精液検査、子宮卵管造影、ヒューナーテストなどです。病院を受診する前に、基礎体温測定をやっておくとスムーズになります。

結果によって最適な対策を

生理の時期がずれる、高温期が長く続く、精液の量や精子の数が少ない、頸管粘液の量が少ないなどの問題は、少しの治療で改善しやすいです。薬剤では治療が難しい排卵障害、ホルモン中枢の問題、骨盤内に癒着がある、精子の数がかなり少ない場合は、専門的な治療をしなければなりません。

そもそも卵子や精子がない、卵巣や精巣がない、放射線や抗がん剤で卵子や精子をつくる機能がなくなってしまった場合は、残念ですが治療は無理です。

治療開始から2年間が治療法を変える時期です。タイミング法でだめなら人工授精、体外受精などの対策もあるため、その方に最適な治療法を選ぶ必要があります。

まとめ

妊娠が出来ないと、深く悩んでしまう方もいるようです。そんな方でも基礎体温をつけて排卵日を調べることで受精率が上がる場合や、少しの治療で問題が解決されることもあるのです。まず最初に自分でできる対策から試みて、それでもだめなら医療の力を借りてみてください。不妊治療外来は、カウセリングも実施しているところが多いので、悩んでいるようであれば相談しましょう。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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