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台湾アンバサダー太鼓判の必訪スポットとは!? [大久保麻梨子、台湾5年生]

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実は私、大久保麻梨子は台湾アンバサダー(親善大使)という顔も持つ。

この台湾アンバサダーとしての活動は、移住生活を始めたばかりの頃から、女優としての認知度が高まった今まで、変わらずに特別な気持ちで取り組んできた。なぜなら、私は台湾に特別な恩を感じているからだ。

振り返ってみれば日本で暮らしていた20代半ばの頃、将来進むべき道に迷い、何をがんばったらいいかも分からなくなった私は、正直とても焦っていた。
そんな時、偶然ひとり旅で訪れた場所が台湾だった(このいきさつは初回の「初代ミスマリンちゃん、九份で台湾にひと旅惚れ 」という記事で書いたとおり)。
不思議な縁を感じて一念発起し、仕事も生活も台湾へと拠点を移動。それからの5年間強で紆余曲折はあったが、目標だった連続ドラマの主演も果たし、今では充実した毎日を送っている。

そんな生活を与えてくれた台湾には、感謝してもしきれない。

そこで、恩返しになるかどうかは分からないけれど、台湾の魅力を日本人に伝えようと心に決めた。1人でも多くの日本人が台湾に興味を持って、実際に足を運び、この土地を大好きになってくれるように心から願って、PRに励んでいるのだ。

かくいう私も台湾を初めて訪れるまでは、失礼なほど台湾について何も知らなかった。
台湾を訪れたことがある人はご存知だと思うが、街中には日本語の看板が立ち、日本生まれのチェーン店や、メイドインジャパンの商品が当たり前のように日常に溶け込んでいる。
ずっと昔から台湾人は日本人俳優が登場するドラマを観て、日本生まれの歌曲・演歌を聴き、日本の女子と同じファッション誌を読むなど、日本の文化や人、モノが大好きだというのに。
そんな台湾人からの愛情は、残念ながら多くの日本人に伝わってはいない。

最近は日本でも台湾ブームが加熱。雑誌でも頻繁に台湾特集が組まれていて嬉しいかぎりなのだが、たまに「台湾ってゾウに乗れるんだよね?」なんて尋ねられて、言葉を失ってしまうこともある(もちろん台湾では動物園に行ってもゾウには乗れず、言葉も文化も全然違う国・タイでは乗れる場所もあるのではないかと思うのだが……)。

さて、台湾アンバサダーとして、具体的に私はどういった活動をしているのか。
まずはWEB連載の「MARIKOの美麗台湾」の執筆だ。台湾の日常風景やオススメスポットについて綴ってきた。
さらに日本のTVやラジオ番組への出演、日本人旅行者向けのガイドブックでお気に入りの場所を紹介、台湾観光局のCMに出演、観光振興イベントへの参加とさまざまだ。

そんな台湾アンバサダーの活動に携わるうちに、台湾愛もどんどん増していくばかり。
今では紹介したい場所やモノがあり過ぎるほどなのだが、もしも初めて2泊3日の台湾旅行を計画しているなら、ぜひ足を運んでほしい場所が「四四南村(スースーナンツン)」だ。

「四四南村」は台湾屈指のランドマーク、「台北101(タイペイイーリンイー)」という高層タワーのほど近くに位置。周囲を高層ビルに囲まれた、台湾でもっとも都会的な場所に、ぽつんと取り残されたようなレトロなスポットだ。この新しさと懐かしさが入り混じった雰囲気に、ものすごく台湾らしさを感じてしまう。

この「四四南村」がある場所は、もともとは「眷村(ジュアンツン)」という、中国大陸から渡ってきた国民党の軍人と、その家族の集合住宅だった地区。彼らの独特な文化に触れられる歴史的スポットでもある。

敷地内には博物館やショップ、カフェなどが並び、中でも注目は「好丘(ハオチョウ)」というお店。メイドイン台湾のオリジナリティーあふれる雑貨や、台湾独自の調味料にスイーツといった食品まで、お土産にぴったりなものが勢ぞろい。
ショッピング目当てでも行く価値が十分にあるので、台湾アンバサダーという肩書きを信じて、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

【麻梨子的台湾案内⑩ 四四南村「好丘」】
敷地内の丘の上から写真を撮ると「台北101」と青空がすっぽりと収まる、絶好のフォトスポット。ショップ「好丘」に併設しているカフェの名物メニュー、もちもちのベーグルも日替わりで20種類以上がラインナップ。それも楽しみで、いつもお腹を空かせてから立ち寄っています。(麻梨子)

<アクセス>
MRT淡水信義線 台北101/世貿駅 2番出口下車後、正面の交差点を左折、松勤街を左折すると到着。
タクシーの場合は住所にくわえ「四四南村」と伝える。
住所 : 台北市松勤街54号  
http://www.goodchos.com.tw


【Profile】
大久保麻梨子(おおくぼ まりこ)

20160816-0084
1984年9月7日、長崎県生まれ。
2003年に「Sea Story Audition 2003 マリンちゃんを探せ!!」で初代グランプリを獲得し、芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍する。2008年、女優業をスタート。CMやドラマ、映画で活躍するのと同時に、写真集を計9冊出版。
2011年、台湾に移住。中国語を学びながら、台湾の芸能界でタレント・女優として活動開始。2013年、日本人として初めて、台湾最大規模のテレビアワード「第48回金鐘獎」テレビ映画部門 最優秀助演女優賞に輝く。2016年TV連続ドラマ「幸福不二家」では主演を務めた。現在は次作ドラマの「四月望雨」を絶賛収録中。

目標は女優として幅広い役に挑戦することと、台湾アンバサダーとして日本と台湾の橋渡しをすること。

Text 大久保麻梨子

*次回は7/2(日)掲載予定です。
※文章・画像の無断転載はご遠慮ください

大久保麻梨子 公式Instagramアカウント→
@marilog0907

MANAGEMENT : CHEERS MANAGEMENT CO.,LTD.
AGENT : 

 

 


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