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【医師監修】子ども&大人のADHD、セルフチェックリスト

目次

子どものみならず大人を苦しめることもあるADHD。今回は子どもと大人の両方ADHDの症状とともに、2つのチェックリストも用意しました。

この記事の監修ドクター

森若奈 先生 精神保健指定医、日本精神神経学会専門医、日本医師会認定産業医。精神単科病院、総合病院、クリニック、産業医等様々な場での経験を活かし、現在は予防医学や早期介入にも力を入れている。 女医+(じょいぷらす)所属。

子どもばかりじゃないADHD

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何歳に現れやすいのか

ADHDは発達障害の一種です。ADHDの症状は「不注意」「多動・衝動性」のいずれか、もしくはその両方が、7歳までに出現します。

大人でもなりえる可能性がある

ADHDは大人でも現れる可能性が充分にありえます。学童期の子では5%前後おり、女性よりも男性のほうが数倍に上ります。ただし有病率に関しては、女性は年齢とともに変化せず、一方男性は、青年期に低くなるとされます。

年齢でみるADHDの特徴

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幼児の場合

5歳未満のADHDについては「多動」が目立ちます。以降は、多動から「不注意」へと症状が移ってゆくとされます。

(「発達障害児者支援とアセスメントに関するガイドライン P170」特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会 http://www.as-japan.jp/j/file/rinji/assessment_guideline2013.pdf)

小学生の場合

小学生の場合、多動・衝動性は以下のようにあらわれます。

・じっとしていられない(授業中に席を立つ・常に動いているなど) ・順番や会話への割り込み ・喋り出すと止まらない ・手足を常にもじもじしている ・おとなしく遊ぶことが苦手

中高生の場合

中高生になると不注意の症状が目立つケースが比較的多くなってくると考えられます。ケアレスミスや途中で飽きてしまう、プランニングが苦手、宿題を忘れる、話を聞いているのかどうかわからない、紛失・忘れ物が多いなどが典型的です。なお、ADHDにおける不注意・衝動は、50%は青年期まで、さらにその50%は大人になるまで継続すると言われています。そして思春期などから、不安・うつ病などの合併も見られるケースがあります。

成人期の場合

周囲の友人や同僚から「ミスが多い」「忘れっぽい」などと評価されているケースが多いと考えられます。実際に大切な予定や物を忘れるなど、すっかりミスでは済まされないシチュエーションにもすでに遭遇し、本人も深く悩んでいる可能性が高いでしょう。

ADHDを疑ったらまずはセルフチェック

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成人用ADHDセルフチェック

これは18歳以上の大人用のADHDのセルフチェックリストです。以下、6項目の頻度について「全くない」「めったにない」「時々」「頻繁」「非常に頻繁」の5段階で評価してください。

■Q1.すでに難しいところはクリアしたのに、(詰めの甘さなどで)物事を仕上げるのが大変という経験はどのくらいの頻度ですか。 ■Q2.プランニングや順序だてが大変という経験はどのくらいの頻度ですか。 ■Q3.用事や約束を忘れてしまったという経験はどのくらいの頻度ですか。 ■Q4.熟考の必要がある課題を遅らせる/避けるのはどのくらいの頻度ですか。 ■Q5.長時間の着席で、もぞもぞ・そわそわ動くのはどのくらいの頻度ですか。 ■Q6.突然活動的になる、おかずにはいられないのはどのくらいの頻度ですか。

上記Q1〜Q3の「全くない」「めったにない」、あるいはQ4〜Q6の「全くない」「めったにない」「時々」のいずれかに当てはまったでしょうか?4つ以上当てはまった場合には、ADHDの症状を持っている疑いが考えられます。

子供用ADHDセルフチェック

5歳児健診で使われる保護者・保育士用の問診用紙(鳥取県)において、ADHDの疑いがある子については「スキップができる」の項目は保護者・保育士ともに低く、「自分の左右がわかる」の項目は保護者で低いという結果が現れています。落ち着きのなさや多動性に加えて、特徴が見られた場合には医師への相談を検討しても良いかもしれません。

(*「第四章健康診査ツール」厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken07/h7_04a.html)

今後の為にもまずは医師の診断を受けよう

すでにご紹介したチェックリストに当てはまる場合、医師の診断をおすすめします。そうすることで今後の治療方針が早く立てられ、生活上での方向性・対策を決める上でも大変効果的と言えるでしょう。

現在は成人が服用できるADHDの治療薬も処方出来るようになりました。 このほか、生活面・行動面からのケアがおこなわれますので、ADHDと上手に付き合っていくことを目指します。

まとめ

発達障害はなかなかイメージしにくい障害です。ADHDについても「反抗的」「注意力がない」「本人のやる気の問題」など様々な誤解にさらされてきましたが、少しずつ、社会的な理解が深まっているようです。ご本人は自らを追い詰めず、周囲の方はADHDに対する理解を深めることが重要です。お子さんのみならず、大人でも当てはまる症状があれば、1度専門医に相談することがベターでしょう。場合によっては、それが長年の悩みを解消する糸口になるかもしれません。

(参考:「みんなのメンタルヘルス総合サイト」厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_develop.html)


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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