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【医師監修】乳児期はいつまで!? 乳児期の特徴と注意点

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目次

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赤ちゃんが誕生すると、生後28日までは『新生児』と呼ばれます。そしてほどなく『乳児』と呼ばれ始めますが、いったいこの乳児期はいつまでのことを指すのでしょう。乳児期から幼児にかわる変化、乳児ならではの特徴、そして生活をするうえでの注意点などを紹介します。

この記事の監修ドクター

小児科加藤真由美 先生 小児科医。大学卒業後、大学附属病院・国立小児病院(成育医療センター)・総合病院等勤務。慶應大学小児科学教室所属。一般小児の他、専門は呼吸器、喘息。現在クリニック非常勤医。小学生・中学生の母であり、働く女性として、子供を持つ母として、様々な相談にも乗っています。女医+(じょいぷらす)所属。

乳児期の定義とは

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毎日の子育てを忙しくしていると、赤ちゃんの成長段階を月齢で確認することが多くなりますね。体の発達や予防接種など、生後○ヶ月でカウントすることのほうが多いでしょう。でも、赤ちゃん・子どもの成長スピードはそれぞれで異なります。月単位での確認ポイントだけではなく、成長段階を年齢で大きく括って、乳児期の子どもの様子をおおらかに見守りましょう。

乳児期の年齢はいつからいつまで

乳児期は、その言葉が示すように「乳を飲んでいる時期」というのが語源だと考えられますが、実際に授乳を必要とする時期は赤ちゃんによって大きく違いますね。そうすると、「歩けるようになり、片言(かたこと)が出始める生後一歳から一歳半頃までの年齢」(大辞林第三版より引用)となりますが、児童福祉法(文部科学省)、母子保護法(厚生労働省)では、1歳未満とされています。

この時期は、大脳(皮質)の急速な発達によって、心と体の成長や環境に対しての対応が始まります。生活リズムが整い始めて、昼夜の過ごし方が安定してくる頃です。特に、視覚や聴覚、嗅覚といった感覚が鋭くなり、自分の感情を表情や発声(ことば)で伝えようとし始めるのが、大きな成長ポイントでしょう。そして、自分の親やよく知る大人とのかかわりから愛情を欲するようになります。この欲求が満たされることで、情緒が安定して人への信頼感につながっていくといわれています。

乳児と幼児の違い

乳児期は、パパ・ママや毎日の生活で密に接する保育園の先生など、大人とのかかわりから刺激を受けて成長していきます。子ども同士のかかわりや結びつきを認識するよりも、まず自分を受け止めてくれる・頼れる大人とのスキンシップから安心感を得ます。そして、自分の欲求を伝えるために、笑う・泣くという感情やことば(なん語)を発したりするようになります。次第に、信頼できる大人へ自ら働きかけて、歩くこと、つかむ・手をたたく・投げるという動きが出始め、経験を重ねて上手になっていきます。

そして幼児期に入ると、近い年齢の子どもたちや周りの環境、ものや事に興味を抱くようになります。それぞれの環境の中で、自分と他の人の動きや思いの違いに気づき、相手に対してどのように行動したいか、一緒にいる人たちとどう過ごしていくのかを経験していきます。生活リズムがしっかり安定し、さらに排泄や食事などの基本的な生活習慣を身に着けながら、集団行動や社会性、道徳性を学び始めるのがこの時期です。

乳児期は感動の連続

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赤ちゃんは乳児期の間に、まるで一日ごとに何かができるようになっているかのようなスピードで成長していきます。その動きや表情が、目覚しく変わっていく様子を見ると、子どもへの愛情も深まっていくでしょう。

乳児期の特徴とは

お腹がすいて泣いたり、じーっと見つめたりする様子を見てほほえましく感じた新生児から一歩成長し、乳児期には周りの刺激に反応したり、好きな絵本を眺めて大人になにかを伝えようとするしぐさが見られるようになります。ママやパパと、もっとかかわりたいという赤ちゃんの気持ちを行動で感じるようになるでしょう。

3ヶ月ほどで首がしっかりとすわり、生後4ヶ月〜5ヶ月ころから寝返りができ始めます。腹ばいで過ごす時期に、自分できょろきょろと周りをみて、興味がある者に向かおうとします。そしてやがて、はいはいや伝い歩き、歩行ができるようになります。生後半年あたりから、離乳食をスタートし、おっぱいやミルク以外の栄養を摂取し始めます。徐々に食べ物から栄養を取り入れて、体もめざましく成長していきます。

乳児期に見られる成長とは

体の動きが活発になって、目指すものに向かって進んだり、自分の好きなおもちゃで遊んだりしながら、赤ちゃんからママやパパに向けてアピールしたり欲求を伝えたりするようになってきます。遊びや食事を通じて、手でつまむ・握る・手を振るという動作ができるようにもなります。できたことを大人から笑顔で褒められてうれしい、自分がしたいことが思い通りにできなくてイヤ、という風に、動きと感情が伴ってくるところに、人らしさやかわいらしさを感じるのではないでしょうか。

乳児期の過ごし方は、親や保育園の先生、いつも近くにいる大人とのかかわりによって成長するといってもいいでしょう。この年齢の間にたくさん甘えて、寄り添える環境を作ってあげたいですね。

乳児期に気をつけたいアレルギー

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たくさん栄養をとって、心も体も大きくなるように、いろんな物事を経験させてあげたいというのは親の願いですね。ただ、乳児期に注意しておかねばならない重要なポイントがあります。それがアレルギーです。

乳児期のアレルギーについて

乳児期は、食べるものや触るものなど、初めての経験が重なります。環境物質や素材など、アレルギー反応が起こる原因は様々ですが、乳児期は特に、食物アレルギーに対して注意が必要です。

食物アレルギーとは

乳児期には、外的の様々な要因に注意しなければなりません。その代表が食物アレルギーです。ママの立場からすれば、健康によさそうな食材を離乳食で取り入れたいと考えるかもしれません。しかし、初めて摂取する食べ物に対してアレルギーを起こす可能性があることも知っておきましょう。

0歳から6歳児の保護者を対象に行った調査では、これまでに食事が原因でアレルギー症状を起こしたことがあると回答した人が14.8%いるという結果があるようです。そして、同調査では、症状があっても病院を受診しなかった人が内11.2%いたという回答もあります。対処が遅くなれば重篤化して、まれに死に至ることもあります。食物アレルギーに対する危機意識も充分に備えておくことが大切です。

食物アレルギーの多くはこの乳幼児期に現れます。卵・ミルク・小麦の3種で全体の6割以上を占めるといわれていますが、自己判断で離乳食を中断したり除外品目を増やすことは栄養不足を招きます。必ず専門医にご相談ください。また、年齢が大きくなると症状が緩和されていくことがあります。それでも、アレルギーが治ったと自己判断はせずに、医療機関を受診してきちんと検査を受け、判断は慎重に行うようにしましょう。

アレルギーが遺伝する可能性も

ママが特定の物質に対してアレルギーがある場合、赤ちゃんにも遺伝する可能性があります。体質が遺伝する可能性はありますが、症状が同じように出るかどうかは、赤ちゃんによって違います。離乳食で初めて食べる食物は、一口ずつ食べさせてまずは様子を見ましょう。その時に、アレルギーの心配がある食べ物を一度に複数取り入れるのではなく、一種類ずつ試していくようにします。これによって、アレルギー反応が現れる食材を早く特定することができます。何かあった時にはすぐ医療機関に行けるよう、午前中が望ましいです。

ママやパパのアレルギーと同じ食材で反応が出ても、必要以上に落ち込まず、自己判断で結果を決めつけずに医師の診断を仰ぎましょう。

乳児期の食物アレルギー治療法について

食物アレルギーの治療としては「食事療法」が一般的ですが、正しい原因アレルゲンの診断に基づいた必要最小限の除去が必要です。食品除去の目的は「安全に食べられること」であり、いつまでも除去を続けることではありません。除去の程度は、発現する症状の重さや経過により異なるので、きちんと医師の指導を受けましょう。定期的な受診と食事指導を受け、1歳時には原因食物以外の食品はできるだけ多くの種類を食べることを目標としましょう。

そして、食物に対するアレルギーが疑われる赤ちゃんには、アトピー性皮膚炎を合併する確率が高いという臨床結果があり、原因食物の除去によって湿疹が軽快する場合があります。その場合でも、きちんと医師の指導の下、正しいスキンケアで皮膚のバリアをしっかり作ってあげることが必須です。

まとめ

乳児期は、赤ちゃんらしいしぐさや身体の成長、そして認識する能力が、グンと発達し始める時期です。基本的な体の動きが徐々に整い始め、あんよが上手になってくる時期でもあります。赤ちゃんに近い存在の大人とのかかわりの中で、安心や信頼を感じることで徐々にできることを増やし、成長していきます。赤ちゃんと一緒に、笑ったり泣いたり、片言のお話を聞いたりして親子の時間を存分に楽しみましょう。 反面、離乳食が始まり、おっぱいやミルク以外の食べ物から栄養を取り始める時期です。離乳食が始まったら、食物アレルギーも考えて、初めて食べる食材には慎重に注意しながら、一口ずつ進めていきましょう。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年6月27日


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