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【助産師解説】赤ちゃんの寝ぐずり、どうしたらいい?寝ぐずり対策

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生後半年を過ぎた頃から、赤ちゃんは寝つく時間がほぼ決まってきます。とはいえ、赤ちゃんの体内時計は未成熟で、ぐずって寝てくれないことも。そこで、寝ぐずり対策を紹介します。

赤ちゃんの「寝ぐずり」はあった?~ママアンケート~

ママたちに赤ちゃんの寝ぐずりについてきいたところ、半数以上のママが寝ぐずりを経験していました。

赤ちゃんの寝ぐずりの原因は?

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授乳もしたし、おむつも替えた。眠ったと思ってそっとベッドに寝かせた途端に目を覚まし、いつまでもぐずって眠ってくれない。どうしたら、すっと眠ってくれるの?これは恐らく世界中のママの悩みです。赤ちゃんの寝ぐずり、原因は何でしょうか。探ってみましょう。

体内時計が整わない間は寝ぐずりしやすい

生まれたばかりの赤ちゃんは、他の哺乳動物と同じで、昼夜に関係なく、短時間の周期で寝たり起きたりしています。その後、ヒト特有の体内時計(サーカディアンリズム)が発達して、睡眠が夜に集中してくるのは生後3~4ヶ月頃です。それでも、体内時計はまだまだ発達途上の段階。大人に近い昼と夜の生活リズムができてくるのは生後6ヶ月を過ぎたころからです。

また、赤ちゃんは浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)のサイクルが半々で、眠りにつくときは大人とは逆でレム睡眠から始まります。そのため、生活リズムと睡眠パターンのタイミングがずれてしまったときは、「眠いのに眠れない」という状態に陥ってしまいます。これが寝ぐずりの要因です 。

生活リズムや寝る時間が不安定だと寝つきにくい

寝ぐずりは、一種の睡眠障害と考えられます。

直接的な原因としては、生活リズムが崩れていることが考えられます。体内時計が発達して来て、ようやく昼と夜のリズムができつつあるのに、朝遅くまで寝かしておいた、昼間に長時間寝かせてしまった、お風呂の時間がバラバラなど、生活のリズムが崩れていると、夜になっても眠くなりません 。

その日、遅く起きたとしても、夜は同じ時間に寝かせることで体内時計をリセットしてください。

生活リズムが不規則で、遅寝遅起きになると、寝ぐずりや夜泣きの大きな要因になることがを示す研究もあります[*1]。できるだけ、同じ時間に授乳して、同じような方法で寝かせるなどした方が赤ちゃんも安心します。

人より寝ぐずりしやすいタイプである場合も

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寝つきのいい悪いも、赤ちゃんによって個人差があります。

まだ眠気がないときに眠るように仕向けるのは難しいものなので、ママやパパが眠くなる手助けをしてあげる必要があります。子守歌を歌ったり、抱っこして体を揺らしてあげたりするのもよいかも。その子にとって心地よい状態をみつけて、やってあげるとよいでしょう。

大切なのは、他の子と比べず、自分の子を寝かすには何が合っているかを早く見つけてあげることです。

赤ちゃんが寝ぐずりするときの5つの対策

寝ぐずりに効果的と思われる対策を5つあげました。寝ぐずりは一時期のことで、大きな病気につながる心配もありません。あまり思い詰めず、いろいろな方法をためしてみてください。

1.体の不快感がないか確認を

まず基本は、赤ちゃんが不快感でぐずっていないかどうか、チェックすることです。空腹やオムツの汚れ、げっぷが出ないなど、寝られない明らかな原因がないかどうか、確かめましょう。

また、見逃しがちなものに室温があります。寒い・暑いという寝苦しさがないかどうかも確認しましょう。暖房を使う際の室温の目安は20度前後ですが、新生児の場合は23~25度くらいがいいでしょう。冷房使用の室温の目安は28度くらいとされています[*2] 。

通気性の良い寝具など、心地よく寝られる環境も整えましょう。シーツは洗ってよく乾燥したものがベストです。汗やおしっこを吸う吸水シートを敷く方法もためしてみましょう。

2.低月齢であるほど安心感を与えて

お腹の中にいた頃と似たような状況を作ってあげるなど、不安を取り除くよう努めてみます。お腹にいたときから歌っていた歌を聴かせてあげたり、ママの心臓の音を聞かせてみたり、胎内音に似た音が出るぬいぐるみもあります。

3.生活リズムを整えよう

赤ちゃんの体内時計が早く整うよう、授乳やお風呂、起床や就寝時間をできるだけ一定にするよう努めます。日中はできるだけ日光浴や外気浴をし、夜は部屋を暗くし、静かにして、寝る環境を整えてあげることも大切です。

日光を浴びると、通称「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニンが分泌され、夜になると眠気が起こることがわかっています。

このメラトニンは母乳にも含まれており、とくに夜の母乳に多く含まれています。母乳からメラトニンをとることで赤ちゃんは夜、長く寝て昼間は活動的な生活リズムをつくれるようになります 。

4.寝かしつけの方法を決めよう

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毎日同じ就寝までのスケジュールを繰り返し、「これをしたら『ねんね』」という入眠儀式を決めましょう。赤ちゃんが好きなだっこやおんぶの姿勢をしたり、寝かせたまま肩や胸をトントンしたり、同じことを繰り返すことで自然に眠くなるような習慣を作ります。

就寝前は必ず親子の触れ合いタイムを作ると決め、添い寝したり、からだをさすってあげるのが「ねんね」の合図という人もいます。

耳元で小声でおしゃべりしたり、頭をなでたりするのも心地よい眠りにつながります。

8ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんがぐずっているときは、「だっこして5分歩く」と眠くなるという寝かしつけ法があります。これも、効果があるかどうかためしてみましょう。

5.何をしてもダメなときは

なかなか寝てくれなくてイライラすると、ついカッとしてしまうこともあるため、一度離れて様子を見ましょう。

ぐずったり泣いたりしても、安全な場所に赤ちゃんを寝かして一人にします。「いつかは必ず眠くなる」と割り切って、ママが別室で好きなことをして気分転換します。リラックスしてやさしい気持ちになれば、赤ちゃんにもリラックス気分が伝わるようです。

赤ちゃんが寝ないのはママのせいではありません。

赤ちゃんのせいでもありません。だから自信を持ってパパや身近な家族に協力を求め、一緒に乗り越えましょう。育児疲れや寝不足でママが追い詰められたら、赤ちゃんを守ることもできないので、堂々と「ヘルプ」と言いましょう。

まとめ

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赤ちゃんの体内時計は未熟。しっかり確立するまでは、赤ちゃんの眠りのタイミングと寝かしつけの時間が合わず、寝ぐずりすることもあります。

これは発達過程で誰もが通る道で、決して異常なことではありません。

寝つきの良さには個人差があるので、あまり悩みすぎないで。

できるだけ生活リズムを整え、スキンシップをとり、これをしたら「ねんね」という入眠儀式をとり入れながら、赤ちゃんを眠りに導きましょう。なかなか寝ないときは、ママが気分転換することも大事。家族と協力しあいながら、リラックスして取り組みましょう。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです


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情報提供元:マイナビウーマン子育て



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