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【医師取材】2歳児の発達・成長の特徴は? 虫歯ケアやトイレトレーニングの進め方

目次

2歳になると、運動能力が発達して動きがますます活発になったり、伝えたいことを少しずつ言葉で表現できるようになったりする一方で、「イヤイヤ期」と呼ばれる反抗期が本格的に始まります。ここでは、2歳児ができるようになることや、2歳児の育児で注意したいことなどを聞いてみました。

この記事の取材先ドクター 向洋こどもクリニック梶梅 輝之先生 子どもの病気の診療や予防はもちろんのこと、心身の健全な発達を支援し、ご家族の皆様と子どもの成長をともに喜び合えるクリニックにして行きたいと考えています。 http://www.mndcc.jp/index.html

見逃したくない2歳児の変化とは

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手足の機能が発達

足の機能がますます発達し、その場でジャンプをしたり、スキップをしたりできるようになります。また、手の指の機能も発達してくるので、線や円を描いたり、スプーンやフォークが使えるようになったり、自分で着替えができるようにもなったりします。

二語文が話せるように

この時期になれば、多くの子供が「ワンワン、いた」「マンマ、ちょうだい」など、単語と単語を2つつなげた二語文を話せるようになります。また、名前を呼ばれたら返事をしたり、自分の名前や年齢など、簡単な質問にも答えられるようにもなっていくでしょう。

あれこれ質問したがる

知的好奇心が旺盛になり、「あれ何?」「どうして?」など、朝から晩まであれこれと質問を連発するようになってくるでしょう。次々と質問を繰り返されると、時には面倒に感じることもあるかもしれません。でも、子供はそうやって、言葉を一生懸命自分のものにしようとしているので、できるだけ答えてあげるようにしてください。

ごっこ遊び

ママやパパなど、周囲の大人がすることをよく見ていて、ままごとをしたり、携帯電話をかけるふりをしたりするなど、「ごっこ遊び」が盛んになってくる時期です。遊びの世界に入り込むことで想像力を育んだり、遊びのやり取りから社会性が身についたりします。

イヤイヤ期に突入

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2歳頃になると、自我がだんだん強くなって何でも自分でしたがるようになり、「イヤイヤ期」とも呼ばれる第一次反抗期が本格的に始まる子が増えてきます。なんでも「イヤ!」と返されると、どう対応していいかわからず、困り果ててしまうママやパパも多いかもしれません。でも、子供が成長していくために必要な過程なので、おおらかな気持ちで、温かく見守ってあげましょう。

2歳児の成長とは

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身長や体重はどのくらいに!?

この時期は、脚が長くなっていき身長の伸びが目立つわりに、体重の増加は緩やかになってきます。そのため、丸みを帯びた赤ちゃん体型から、すらりとした幼児体型へと変化し、頭と体のバランスも、4〜5頭身になるでしょう。平成22年に厚生労働省が行った「乳幼児身体発育調査」によると、2歳児の身長や体重の平均は、以下のとおりです。

2歳0〜6ヶ月未満

・男の子…身長81.1~92.5cm、体重10.06~14.55kg ・女の子…身長79.8~91.2cm、体重9.30~13.73 kg

2歳6〜12ヶ月未満

・男の子…85.2~97.4cm、体重10.94~16.01 kg ・女の子…84.1~96.3cm、体重10.18~15.23 kg

食事について

味覚が発達するとともに、ムラ食いや偏食、遊び食べなどが多くなって来る時期です。お子さんがご飯をあまり食べないと、ママやパパは心配になってしまうかもしれません。でもこの時期は、体の大きさよりも、機能面が発達していく時期なので、それほど栄養は必要ありません。無理強いすると、かえって逆効果になってしまうので、それよりも食事を明るく楽しく食べられるような工夫をするようにしましょう。

トイレトレーニング

2歳頃になると、膀胱の機能が発達して、ある程度おしっこを貯められるようになってきます。「おしっこの間隔が2時間くらい空く」、「1人で歩ける」、「会話のやり取りが少しはできる」といったサインが現れたら、トイレトレーニングを開始しましょう。

この時期の子どもをよく観察していると、おしっこやウンチをしたいとき、出るときに、ふだんと違う様子を見せるようになります。そういったサインに気づいたら、素早くおむつをはずして、トイレに連れて行くようにしましょう。繰り返していれば、そのうち、したくなったときに教えてくれるようになります。ただし、トイレトレーニングに失敗はつきものです。うまくできなくても絶対に叱ったりせず、おおおらかな気持ちで見守ってあげてください。

2歳児からの育児の注意点

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トイレトレーニング・食事の変化から、便秘になってしまった場合

2歳になれば、食事はすっかり幼児食になっている頃ですが、まだまだ消化機能は、大人ほど発達していません。また、トイレトレーニングで叱られてしまったり、狭いトイレが怖かったりして、排便に恐怖心を抱いてしまうこともあります。こうしたことから、この時期は、便秘気味になってしまう子もいるようです。お子さんの便秘改善のためには、次のことを心がけましょう。

食物繊維の多いものを与える

食物繊維は、消化されずに腸まで届き、腸内環境をよくする働きがあります。野菜や海藻、果物、豆類など、食物繊維の多いものを積極的に与えるようにしましょう。ただし、市販のファイバードリンクは、あまりオススメできません。というのも、こういった製品には、人工食物繊維が使用されていることがあり、子供の腸管を傷つけてしまう可能性があるからです。

水分をしっかりとらせる

水分が不足していると、便が固くなって便秘になりやすくなります。子どもは、大人よりも汗をかきやすいので、特に運動をするときなどは、こまめな水分補給を心がけましょう。

運動をする

体を動かせば、腸の働きが活発になって、便秘の改善に役立つと言われています。お散歩をしたり、掃除の手伝いをしてもらったりするなど、軽い運動でかまわないので、なるべく体を動かす習慣を持たせましょう。

こんなときは病院へ

1週間以上便秘が続いていたり、ウンチが固くなりすぎて排便のときに痛みを感じていたりする場合は、小児科に相談してください。

歯の生えそろいで虫歯の危険性も

個人差はありますが、一般的に2歳半頃になると、乳歯が生えそろいます。しかし乳歯は、永久歯に比べて、やわらかくて溶けやすいので、虫歯になりやすい傾向があるのです。「いずれ生え変わるから問題ない」と思うかもしれませんが、乳歯の虫歯は、永久歯の歯質や歯並びに影響するので、あなどれません。今のうちから、しっかり虫歯予防をしていきましょう。

虫歯になりやすい部分の仕上げ磨きを

奥歯の噛み合わせの部分、上の前歯の唇側、歯と歯の間は、磨き残しやすく、虫歯になりやすい場所です。まだまだ自分では上手に歯磨きができないので、あお向けに寝かせた頭をひざの上にのせ、しっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。ただし、嫌がっているのを無理に押さえつけたりすると、歯磨き自体が嫌いになってしまうかもしれません。歌を歌ったり、大人しくできたら褒めてあげたりするなど、楽しく歯磨きができるように工夫してあげてください。

おやつの与え方に注意

お菓子を口にする機会が増えてくる時期ですが、ダラダラと甘いもの食べるのは、虫歯の原因になります。甘いものを全く食べさせないというのは無理な話ですが、「午前と午後に1回ずつ」というように、時間と量を決め、与えすぎないようにしましょう。

スポーツ飲料や野菜ジュースにも注意を

スポーツドリンクや野菜ジュースというと、普通のジュースと違って、健康に良さそうな気がするかもしれません。しかし、糖分がたくさん入っているものが多いので、子どもに与えすぎると、虫歯や肥満の原因になってしまうことがあるので注意しましょう。

まとめ

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朝から晩まで、質問を連発したり、何をいっても「ヤダ!」と反抗したり、この時期は、子供との接し方に悩まされることが多くなってくるかもしれません。でも、成長していくために必要なプロセスなので、頭ごなしに叱りつけたりせず、ゆったり構えて見守ってあげてくださいね。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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