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華原朋美、未定だらけの妊娠発表に見る「不安定なオンナ」の底力

目次

華原朋美、妊娠六か月。10連休中に飛び込んできたニュースには驚きましたが、2011年、長い低迷から抜け出したころ、華原がバラエティー番組で「結婚して女の子を産みたい、おそろいの服を着て、アイドルにしたい」と話していたので、夢がかなったということでしょう。

 

が、ちょっと訳ありなのかなぁと思うのです。妊娠は発表したものの、結婚については未定。
子どもの父親は外資系企業に勤めている一般人だそうです。子どもができたら、結婚しなくてはいけないという法律はありませんが、育児には人手があって困ることはないでしょう。結婚できない理由、たとえば相手が既婚者だとか、すでにケンカ別れしてしまったなど「言えない理由」があるのかなと思わないでもありません。

 

母親になれば、子どもへの愛情は温泉のようにこんこんと湧き上がってきて、どんなことにも耐えられると昭和の時代は喧伝されていましたが、現代にそんなことを信じる人はいないでしょう。出産と育児は重労働ですし、ホルモンバランスも崩れて産後うつになることもあります。もともと精神的に安定しているとは言えないタイプの華原に出産と育児が耐えきれるのかという意見もネットにありましたが、大丈夫じゃないかと私は思います。

 

お騒がせオンナほど、産んでいる?

メンタルが不安定だったり、男性関係が定まらない女性芸能人ほど、妊娠出産すると落ち着くことがあるように思います。たとえば、一青窈は音楽プロデューサーと8年間不倫、結婚間近ともいわれましたが、破局しています。その後、ミュージシャンである男性と結婚し、出産を果たしています。第一子を出産後、「女性自身」(光文社)の取材に対し、「もっとたくさん、子どもが欲しい。もう3人でも4人でも」と話していましたが、現在、42歳にして第三子出産間近です。

 

キャスター・山本モナは「筑紫哲也NEWS23」(TBS系)に抜擢されましたが、既婚の代議士との路チューを写真週刊誌に撮られ、降板しています。「サキヨミ」(フジテレビ系)のレギュラーに返り咲きますが、今度はプロ野球選手とラブホテルに入っていたところを写真週刊誌に撮られ、またしても降板。自分、何してんねんと言いたいところですが、一般人男性と結婚し、引退します。しばらくすると芸能事務所を自ら立ち上げ、芸能界復帰。「女性自身」によると、現在、43歳にして第三子妊娠中だそうです。

 

人はだれしも何かに依存して生きているわけです。一番わかりやすい例は会社名(その会社に勤めている自分は価値がある)や仕事(仕事を頼まれる私は価値がある)でしょう。女性の場合、オトコに依存的だった人の行きつく先は子どもなのではないでしょうか。どんな理由にせよ、産みたい人はどんどん産んでいただきたいものです。

 

不安定なオンナは、弱いのか?

精神的に不安定な人、依存的な人というのは「メンタルが弱い」とネガティブニュアンスで
語られることがありますが、「メンタルは弱い」人は「人間として強い」のではないかと私は思います。

 

華原と言えば、音楽プロデューサー・小室哲哉の存在を抜きに語れないでしょう。アイドルとしてデビューしたものの、さほどメジャーな存在ではなかった華原を見出したのが、小室のてっちゃん。華原は瞬く間にスターとなり、和製マライア・キャリーとも言われますが、二人の仲は続きませんでした。「華原朋美を生きる」(集英社)によると、レコーディングのためにロスアンゼルスに行ったけれど、なぜか理由も聞かされず、ホテル移動をさせられ、結局てっちゃんは来なかったそうです。同棲していたマンションにも帰ってこなくなり、携帯は変えられてしまい、別れ話をすることもなくポイ捨てされてしまったようです。そのつらさから逃げるために、精神安定剤や睡眠薬に頼るようになってしまった急性薬物中毒になったり、今度は薬物依存から抜け出すために、精神科の閉鎖病棟に入院したこともあったと「女性セブン」(小学館)が報じています。

 

薬物とか入院という字面だけで見れば、彼女は「メンタルの弱い人」かもしれません。けれど、彼女と同じ経験をしたら、普通の人ならとっくに死んでいると思います。そこをふみとどまり、かつ芸能界に戻ることができた彼女は、実はとても強い人だと言えるでしょう。

 

華原が「人として強い」理由は、「依存のプロ」だからではないでしょうか。

 

法律にそむいたり、自己破産をしたり、生活が立ち行かなくなる依存はよくないことです。しかし、ほどほどにして、自分を生かしていけるなら、さほど悪いことではないように思うのです。

 

あれもこれも依存できる人の方が、幸せになりやすい? 次ページ

尻軽依存のススメ

ご本人の許可をいただいて書いていますが、親御さんがカルトに入っていたために、生まれたときから信者にならざるをえなかった女性とメール交換をすることがあります。同じ宗教でないと結婚できないため、彼女は言葉の全く通じない異国に嫁ぎ、お子さんをもうけます。働かない夫と小さなお子さんを抱えて大変な苦労をしますが、「この宗教は間違ってる」と気づき、脱会して離婚します。めでたしめでたしと言いたいところですが、日本に帰ってきたあとも、宗教や自己啓発のセミナー、民間資格レベルの心理カウンセリングなどを点々としています。

 

最初は「せっかくカルトを抜けたのに、どうしてまた同じようなところに行ってしまうんだろう」と悔しく思いました(宗教もセミナーもカウンセリングも、結構なお金がかかります)。しかし、生活が立ちいかなくなっているわけではありませんし、ころころ依存の対象が変わるというのは、ほどよく体重を預けているわけで、心底信じ切っているというわけではないでしょう。

 

私は他人を信じないタイプですが、こういう人が何かにはまって「だまされた」と感じたとき、自分を責めるし、教祖を刺しに行って警察のお世話になるでしょう。なので、私は依存の対象を極力持たないほうがよいのです。しかし、恋愛でも一途な女性より、ちゃっかり浮気するくらいの女性のほうがトクをするのと一緒で、ある程度尻軽にあれもこれもと依存できる人のほうが、生命体として強いし幸せになりやすいのではないでしょうか。

 

ある時はてっちゃん、ある時は薬物、そしてまたある時はじいさ・・・いえいえ、スポンサー企業の会長、親兄弟など、華原の周りには依存させてくれる人や物がいつもいます。

 

そういう星の下にうまれたわけですから、子どもの面倒を見てくれる人を常駐させることだけは死守して、安心して元気なお子さんを産んでいただきたいと思うのでした。


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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