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乳児院ってどんなところ? 赤ちゃんを預けるという選択とサポート体制

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目次

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乳児院って聞いたことがありますか?子供を預かってくれる場所ということは、なんとなく想像つきますが、詳しくは分からないという方が多いのではないでしょうか。乳児院について、紹介していきます。

赤ちゃんを預けたい…ところで乳児院って何?

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乳児院は保育園や児童養護施設とは、一体どこが違うのでしょうか?

乳児院はどんな施設なの?

乳児院とは、さまざまな理由で、親と生活することができない子どもたちを預かる施設です。子供の養育が困難な理由はそれぞれ異なります。保護者の病気、経済的な理由、虐待のほか、親とは死別してしまっていて養育にあたる大人がいないなど、いろんなケースがあります。

何歳までの子供が入所しているの?

乳児院が対象としているのは、新生児から小学校就学前までの子どもです。乳児というと、一般的には1歳くらいまでの赤ちゃんを差しますが、赤ちゃんばかりがいる施設というわけではありません。ただし、小学校入学時期になると、他の児童養護施設へと移ることになります。

赤ちゃんを乳児院に預ける理由は?

●親が闘病中 親が病気で闘病中のため子どもを育てることができず乳児院に…という場合も多くあります。特に母親が病気のケースが多いようです。

●親が死亡 親が死亡して養育者がいないケースです。母親が亡くなって父親一人では育てられない、両親共に亡くなったものの様々な事情により祖父母や親族に引き取り手がない…といった場合に乳児院に預けられることになります。

●経済的な理由で入所 親に、子どもを健康的に育てていくことができるだけの収入がない場合に、預けられる場合もあります。

●親が不明 親から路上等に置き去りにされてしまった赤ちゃん、それから「赤ちゃんポスト」に置かれた赤ちゃんも乳児院に引き取られます。 日本では、「赤ちゃんポスト」は一カ所にのみ存在します。熊本県にある慈恵病院の「こうのとりゆりかご」という名前の施設で設置されていますが、外国にも同じような仕組みの施設が設置されています。国によって、「命のゆりかご」など様々な名前がつけられています。

●虐待 親から虐待を受けた子どもも児童相談所を通して入所します。虐待には、「身体的虐待」「精神的虐待」のほか「ネグレクト(育児の放棄や拒否など)」「性的虐待」があります。虐待によって命を落とす子どもは、0歳児が多い傾向があります。

●非嫡出子 婚姻関係がない男女の間に産まれた赤ちゃんが入所するケースも多くあります。子どもを手元から手放す理由は、親が自分の社会的な立場を考えてのケースが多いようです。

子どもを預かる以外の支援事業とは?

乳児院で行っているのはは、「子供を預かる」だけではありません。子供の養育を行う以外にも、育児に対する支援を行っています。

まずひとつには、入所している子どもの保護者への支援があります。将来的に、親子が一緒に暮らしていけるように、ケースバイケースで支援しています。例えば、親子が定期的に面会できる場のセッティングなどそのひとつ。ほかにも、子どもの親に対する相談事業を行い、親が我が子をきちんと手元で育てられるようにサポートしています。可能性があれば、親子の再統合へ……と手を差し伸べているのです。

次に、子供の退所後のアフターケアです。親元に帰る場合は、家族に問題なくとけ込んでいけるかを見守ります。他の施設に移った場合などにも、その後の状況の報告を受けて見守ります。最後は、地域の子育てに悩む住民からの育児相談です。育児の疲れ、子どもの成長、時には親自身の心身の不調など相談を受けてアドバイスします。虐待など深刻なケースに発展しないように、問題が芽生えたときにサポートできる体制を整えているのです。

入所手続きの方法が知りたい! 乳児院に預けるには?

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乳児院は全国各所に設置されています。乳児院に預ける際は、どのような手続きが必要となるのでしょうか?

乳児院の前に児童相談所に相談

リストラにあい金銭的に苦しく子どもを預けたい、ウツ病になってしまい自分では子どもを育てられない…そんな状況に陥ったとき一体どうしたらよいのでしょうか。「乳児院に入所させる必要がある」と思っても、いきなり乳児院に連れて行ってよいわけではありません。まずは地域の児童相談所を訪れて、子どもと自分の現状について相談をしましょう。全国の児童相談所はコチラ(平成28年4月1日現在)http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv30/zisouichiran.html 現在は共通ダイヤルが設けられています。「189」に電話をすると、住んでいる地域の児童相談所につながります。悩みや問題を相談した後に、それぞれのケースを児童相談所の職員が検討して、入所させた方がよいかを判断するのです。

費用はどれぐらい? 誰が払うの?

乳児院は公費で運営されている機関です。そのため、基本的に親が費用を払う必要はありません。しかし、家庭の収入などによっては個人負担が発生するケースもあります。

乳児院にいるのはどれぐらいの期間?

期間は決まっていません。乳児院にいられるのは就学前の年齢までと決まっていますが、保護が必要な期間は人によって様々です。そのため、必要だと判断された期間だけいることになります。統計的には1/4の子供が1ヵ月以内に、1/2の子供が半年以内に出所します。

赤ちゃんは乳児院を出たあとどうなるの?

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乳児院にいられるのは一定期間のみ。大人になってもいられるわけではありません。では、出所した後、子ども達はどこへ行くのでしょうか?

親元に帰る時はアフターケアが重要

親元に帰るケースももちろんあります。しかし、もともと親の養育状況に問題があって入所したケースがほとんどなので、親元に帰れる子どもはそれほど多くありません。帰れたとしても、再び問題に巻き込まれる場合もあるため、乳児院や児童相談所によるその後のアフターケアが重要となります。

里親に引き取られるケースも。養子縁組の最新情報

なかには、里親に引き取られる場合もあります。里親制度とは、基本的にいつの日か子どもが実親の家庭に戻れることを理想として、その成長の過程をサポートする制度です。

<里親募集も乳児院で行っているの?> 里親制度は児童相談所の管轄となります。乳児院での育成状況などを元に、児童相談所の職員が調査して、児童福祉審議会などで審議された後に、里親が決まります。

乳児院から児童養護施設へ

乳児院にいられる年齢枠を過ぎても、親元に帰ることが難しいと判断された子供達は、児童養護施設へ移ることになります。その後、必要であれば児童養護施設で暮らすこととなります。

ちなみに、里親家庭や児童養護施設にいられるのは原則18歳になるまで。しかし、子供の貧困や格差など貧困問題が深刻な今、18歳で施設を出ると貧困に陥る可能性があるため、自立が困難だと認められれば、就学中である場合は22歳になる年度末まで施設に入所が可能となりました。

乳児院の抱っこボランティアとは?

乳児院によっては、地域の住民による抱っこボランティアを募集しているところもあります。入所している子ども達に不足しがちな「愛情」を与え、愛を育むための活動です。

まとめ

子どもを愛情深く、大切に育てることが理想ではありますが、さまざまな事情があって、うまくはいかない現実もあります。養育が困難になった場合には、支援の手が差し伸べられています。乳児院は子どものための一つの権利であり、選択の一つなのです。


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情報提供元:マイナビウーマン子育て

更新日:2017年7月27日


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