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【医師監修】無排卵は30代に多い!? その原因と3つの改善法

目次

生理周期が不順で、おかしい場合には「無排卵」の可能性もあります。今回は、無排卵の症状をはじめ、その原因や改善方法などをご紹介します。

この記事の監修ドクター

産婦人科医巷岡彩子先生 産婦人科専門医、医学博士。都内の大学病院やクリニックでの勤務を経て、現在、不妊治療専門の産婦人科クリニックにて勤務。 ママドクターとして育児や家事と仕事を両立しながら活躍中。 女医+(じょいぷらす)所属

無排卵の症状と基礎知識

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無排卵とは?

無排卵は正式には「無排卵性月経」や「無排卵性周期症」とも呼ばれ、30代に多いと言われています。月経がこないわけではなく、排卵(卵巣からの卵子の放出)がない状態で月経がきます。その点で、月経そのものがない「無月経」と区別されます。月経があっても、排卵がなければ受精は起こらず、当然、不妊の原因となりますので、妊娠を望む女性は特に、速やかな治療が必要となります。

主な無排卵の症状

無排卵の症状は、月経の周期や回数の異常です。以下、具体的にご紹介します。

・月経が月2回、あるいはそれ以上来る ・月経が遅れる ・月経痛がほとんどない ・数ヶ月に1回のペースの月経 ・2日程度で生理が終わり、出血も少ない ・基礎体温の変化が明確でない(低温期と高温期が分かりづらい)

通常の月経は25日~38日程度、およそ4週間周期で、その間に起こる排卵が1回起こります。なお、20日未満の短い周期の月経のおよそ6割、51日以上の長い周期の月経のおよそ3割が無排卵周期と言われています。ただし、月経周期が正常ではあっても無排卵周期である場合もあります。

30代に多い無排卵の原因

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原因は「ホルモン分泌」の異常

無排卵は、卵子が排出されない状態です。その原因は「排卵に必要なホルモン分泌がきちんと行われないこと」といえます。ホルモン分泌不全の多くは、視床下部から、排卵に必要な命令がうまく出せていない「脳の中枢の異常」です。

生活習慣も原因に

ホルモン分泌が正常に行われなくなる原因の1つに「生活習慣」が挙げられます。以下、無排卵の原因となりうる生活習慣をご紹介します。

・過剰なストレス ・無理なダイエット(体重減少) ・肥満 ・不規則な生活 ・過剰なスポーツ ・冷え性、血行不良

この他、特定の薬の服用が無月経につながっているケースもあります。

無排卵に関連する病気の疾患

無排卵に関連する病気には以下のような疾患があります。

■内分泌の異常 排卵に必要なホルモン分泌がうまく行われないことが無排卵へつながります。また甲状腺機能低下症、高プロラクチン血症なども無排卵の原因となります。

■卵巣機能の異常 多囊性卵巣症候群などが原因で無排卵となることがあります。

無排卵の改善法

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基礎体温表を持参して病院へ検査に

無排卵の人は、基礎体温が低温のままという特徴があります。気になる人は、基礎体温を数ヶ月計ってみて、婦人科の先生に見てもらいましょう。

排卵検査薬は役立たない可能性も

排卵検査薬は黄体化ホルモンに反応するため、排卵していなくても陽性になるケースがあります。「排卵検査薬が陽性になった」という理由だけで安心することはできません。

無排卵治療法漢方やホルモン治療が主流

治療は、妊娠を希望しているかどうかによって変わります。妊娠を希望している場合は「排卵誘発剤」を使用することが多いです。他に不妊の原因となる問題がないかどうかも、同時に検査するといいでしょう。妊娠をすぐに望まない場合は、ホルモンバランスを整える治療が検討されます。

「当帰芍薬散」(とうきしゃくやくさん)や「桂枝茯苓丸」(けいしぶくりょうがん)といった漢方薬ほか、ピルを始めとするホルモン剤など、ライフスタイルに沿う形で処方されます。

まとめ

無排卵の改善には、運動や食事など生活習慣の見直しが有効なケースもあります。ストレスが多いと感じる場合には、できる限り取り除けるといいですね。妊娠を希望する女性は、できるだけ早く治療を始めるのが望ましいです。妊娠の能力は20代~30歳程度をピークとして徐々に低下することが分かっています。また無排卵を放置すると、それだけ治療が長引く恐れもあります。月経の異常を感じたら、早めに婦人科を受診するようにしましょう。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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