整理収納コンサルタントのMAKOです。
「片付くおうちにしたい」そんな悩みを持つ人はたくさんいます。
そうしたいと思うのは、たくさんのモノをため込んでしまったために起こっています。
ため込まないための1つのポイントとしてお伝えしたいのは、「100均」や「プチプラ」で間に合わせるばかりではなく、時にはこだわりのものを選ぶこと。
そんな考え方を、私のこだわったモノたちをご紹介しながらお話します。
家具

ニトリやIKEAなど、家具を購入できるお店は、色々な場所にあり、手に入れやすい価格であったり、素敵なデザインのモノもたくさんあります。
しかしながら、我が家では、「家具は、一生使う」というような気持の上で購入しているので、少し値段が高めでも、1度のことと考えて納得のいくモノを選ぶようにしています。
このソファーを購入した理由は、2つ。
1つは、座って立つときに、さっと立ち上がることが出来る。
2つ目は、背もたれを背後から見ても美しい。
ソファーに座ると、立ち上がるのに一苦労するものって結構ありますが、このソファーは、座ったときに、すっと立ち上がることが出来る高さのために、座る時、座っている間、立ち上がる時、すべてが楽でいられるのです。
ソファーといえば、壁に沿わせておくことが多いと思いますが、我が家は、人が行きかう向きに背もたれが来るように配置しているので、きれいに見えることを考えて、美しいものを選びました。

ダイニングテーブルも、好きな木製のものを購入しました。好きということだけではなく「飽きがこない」ことも、買うときの1つのポイントになりますので、しっかりとどんなものを買おうか?を考えて手に入れるといいと思います。
包丁とぎ&ジューサー

この品物を見つけるまでは、よく見る「ジューサー」と「包丁とぎ」を使っていました。買い替えた理由は、大きさと色合いが問題になったから。
今使っているキッチンの引き出しに入るものにしたかったのです。よって、そんなものを探してこちらを購入しました。大き目のものを持つことで、他に収納したいものが入らなかったり、取り出しにくくなったりするので、小さくても使いやすく、好みの色合いのものを探して買い替えました。
「何となく、買った」というモノは、結構たくさんあると思います。
自分の物の持ち方ひとつで窮屈になったり、使いやすくなったりが異なってくるので、ぜひ、持ち物を確認して、使いやすくなるために替えていくことも検討してみるといいと思います。
お皿

食器が好きな方は多いと思います。
私も例外ではありません。
ですが、中華用の食器、和食用の食器、お客様用の食器などと、用途別の食器を揃えて取り出しやすく収納するほどのスペースはありません。そして、たくさんあればあるほど、それぞれの使う機会も減ってきます。
そう考えていたある時、「どんなものにも使えるもの」の持ち方へ替えました。すると、食器棚は空間が出来て、使いやすく、見渡せる、そんな形に変わりました。
扇風機

モノの収納場所は、おうちの中に無限にあるわけではなく限られていますので、1つのものでいろいろ使うことが出来ると、収納にも困らないということにつながります。
この扇風機は、サーキュレーターとしても、小型扇風機としても使用可能で、コードレスにもなるので、色々な場所への移動も楽にできます。
また、風も今までのモノとは違い気持ちよく感じます。
色々と考えられて造られたものは、「長く使っていたい」という気持ちにもなりますし、納得いくモノ選びは、「モノを大切にしよう」という気持ちも生まれます。
モノは、手に入れやすい金額のモノから、高価なものまで色々あります。洋服は、1つの良い例だと思います。
本当は高い洋服が欲しいけれど、似たようなものが安価で購入できるので、安価なものを手に入れる。そうすると、自分で納得したつもりでいても、やっぱり、心のどこかで満足いかない状態なので、さらに他にも買ってしまうのです。
1枚、高価なものを持っていれば、買わなかったであろうモノを「安いものを買ったから、高いものを買うよりも2枚も多く買える」そんな理由から、多数枚買ってしまうのです。
そうしているうちも、モノはどんどん増えることにつながります。しかし、多少高価でも納得したモノを買えば、着る時にも気分が良いですし、長く着ようと大切に扱うことが出来ます。
たくさん持つことよりも、上質なものを納得して持ち、大切に使う機会を増やすこと、これもモノを増やさないためのコツの一つだと思います。
モノの持ち方や買い方を少しだけ意識することで、毎日の生活が、楽に、気持ちよく変わってきます。皆さんが少しでも使いやすく変化するためにヒントになればうれしいです。
