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自宅でのメイク、一番キレイに仕上がるのは洗面台? リビング? 美容のプロに聞いてみた

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当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

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自宅でのメイク、一番キレイに仕上がるのは洗面台? リビング? 美容のプロに聞いてみた

毎日のメイクをするうえで、使う化粧品にはこだわっていても、「どこでメイクをするか」についてはあまり気にしていない人が多いかもしれません。しかし、「メイクの仕上がりは、お部屋の環境によって左右されます」と話すのは、化粧品メーカー・コーセーの林みゆきさん。
では、自宅でのメイクはどこで行うのが一番良いのでしょうか?  詳しく聞きました。
メイクをする場所で気をつけるべきは「光の当たり方」

コーセーのビューティークリエーターとして活躍する林さん。ブランド広告の撮影でのメイク施術や、ディレクションも担当するスペシャリストは、メイクに適した環境について次のように分析します。

「まず、意識していただきたいのは『光の当たり方』。ただ単に明るい場所が良いという訳ではなく、どのように光が当たるかがポイントです。一方向からだけではなく、顔全体を均一に明るくしてくれるように光が当たることが大事になります。
例えば、電車の中で鏡に映った自分の顔が老けてみえてしまった……という体験をしたことがある方も多いかと思いますが、これは顔に上からしか光が当たっていないため、影ができてしまっているのが原因です。メイクする場所についても、一方向からしか光が当たらない場所では顔に影ができてしまうため、ついついメイクが濃くなりがち。最近はナチュラルメイクが主流なので、家の中でも光がまんべんなく当たる場所でメイクしたいですね」(林さん、以下同)

ちなみに、光の加減によって濃くなりがちなのはファンデーションやチークなど。顔の大部分を占めるメイクが不自然だと、悪印象を与えてしまいかねません。

理想としては、顔全体に“光がまわっている”状態。できれば寝室やリビングなど窓のある部屋で、カーテンを開けて、自然光が差し込む方向に顔を向けてメイクするのが良いとのこと。レースカーテンはひらいた状態くらいが理想。また、テーブルや壁が白で統一されている部屋も光を乱反射しやすいのでメイク向きなのだそう。
もし、こうした環境がそろっていない場合は、白いタオルやケープを首から胸あたりにかけて巻くだけでも、比較的顔全体にまんべんなく光が当たるようになるとか。

鏡は机に置くか固定されているものを使い、顔全体が見えるように

「それから鏡の大きさも重要です。例えばファンデーションのコンパクトケースのような小さい鏡や手鏡を使いながらメイクをすると、顔全体を見ることができないため左右のバランスが崩れてしまう要因になってしまいます。どんなにメイクを綺麗に仕上げても、左右が非対称になってしまうと違和感につながってしまいます。そのため手持ちではなく、鏡は机などに置くか固定されているものを使って、顔全体が見渡せるようにしておきましょう。メイクを美しく完成させるためには、顔全体がうつる20cm×20cm以上の大きな鏡を、できるだけ顔と平行になるように置きましょう。明るければ大きな鏡のある洗面台でもOKです」

まとめると、メイクに適している理想のお部屋環境、できれば控えたいNGな環境は次の通り。

●理想
・窓から自然光が入るリビングや寝室の白いテーブルに20cm×20cm以上の鏡を置いて、窓の方を向いて化粧をする
・明るい洗面台で化粧する
・大きな窓や明るい洗面台がない場合は、白いケープやタオルを胸元に巻く

●NG
・蛍光灯が暗いもしくは肌色がよく見えない白熱灯が、一方向からしか光が当たらず、かつ暗い空間
・テーブルなどがなく小さい鏡を片手で持たないといけない状態

ちなみに、NG環境しかない場合は、「メイクが完成したら屋外など自然光の下でメイクの濃さをチェックしてみてください」と林さん。

忙しい朝のメイク前スキンケアに取り入れたい“ちょい手間”とは?

忙しい朝のメイクをワンランクアップしてくれるスキンケアテクニックについても林さんに教えてもらいました。

「基本的には、洗顔した後は、肌が乾ききる前にスキンケアをしてほしいですね。ただ、汗ばむ暑い季節では、しっかりなじんでからじゃないと、化粧くずれの原因になってしまうんです。手でなじませる場合は、肌なじみをよくするために適量を2回に分けて浸透させていきましょう。また、乳液もコットンにつけて顔にのせることで、余分な量は肌に残さずに済みます。ちなみに夏場は湿度が高いので、なかなか肌に入っていきませんが、扇風機やドライヤーの冷風をさっと当てると、毛穴が引き締まり肌にすっと入っていきます」

ちょっとした手間ですが、土台をしっかり作ることで化粧持ちが良くなり、日中のメイク直しの回数や時間が減るため結果的に時短メイクになるそう。「せっかくいいファンデーションを使っていても、崩れてしまったら意味がありません。忙しい朝でも化粧もちをよくするスキンケアで化粧直しの手間を省きましょう」と林さん。

自宅のどこでメイクをするのが正解かは、住まいの環境によっても変わってきそうですが、林さんが教えてくれた「光の当たり方」と「鏡の大きさ」をしっかり意識することで、より化粧が美しく仕上がるのは間違いないようです。たったこれだけで仕上がりが変わるなんて、うれしいことですよね。メイク道具だけではなく、お化粧する場所もきちんと整えて日々のメイクを楽しみましょう!

●取材協力
・株式会社コーセー 住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

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SUUMO

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