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【秘境グルメ】松茸だらけの松茸村に行ってみた / 松茸を投げ売り「高級食材を数十円で購入可能」

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あくまで著者の視点から「行きにくい場所」にあるグルメ。それを秘境グルメとして紹介するシリーズ。今回は中国の山奥に行ってみました。

・そこらじゅうに松茸がある日本では高級食材の松茸ですが、中国では松茸だらけの松茸村があります。そこらじゅうに松茸があるので、業者はもちろんのこと、個人で松茸を収穫してきて路上販売しています。そこらへんを歩いている普通のオシャレなお姉さんですら松茸を売っています。

・どこでも松茸が激安価格で買えるトラックに積んで、リュックに詰めて、ふろしきに包んで、あらゆる手段で街の中心部まで松茸を運び、路上で松茸を売っています。自分たちの村や山で松茸を収穫し、人口が多い康定市で売るわけです。厳密には路上販売や業者申請などに関する法規はあるのでしょうが、無法地帯と化しており、警察も誰も注意しないしスルー。この街にいれば、どこでも松茸が激安価格で買えるのです。

・確かにこれは松茸!松茸のサイズや形状はさまざま。マッシュルームのように小さいものもあれば、アメリカンドッグのように太いものまであります。香りをかいでみたのですが、確かにこれは松茸! 料理したら美味しいだろうなと想像できる香りのよさでした。

・松茸を買わない選択肢はない!?価格は数十円から数百円。ガッツリとキロ単位で買ってもたいした金額ではありません。松茸は土が付着していなければ、日本に持ち帰ることが可能です。ここで松茸を買わない選択肢はないのですが、さらに奥地のアチェンガルゴンパ(標高3800メートル)を取材する予定だったため、購入を断念しました。取材帰りに購入しようとも考えましたが、康定市やその周辺は標高が2500~4000メートルもあるため高山病の症状が出てしまい、立ち寄らずにすぐに成都市へと向かいました。残念です。

・食堂で松茸料理を堪能松茸を持ち帰ることが出来なくても、康定市や周辺の村では食堂やレストランで松茸料理を堪能することができます。火鍋にしたり、炙り焼きにしたり、さまざまな松茸料理が楽しめます。

やや上品なレストランで松茸料理を満腹になるまで食べ飲んでも日本円にして1000円しませんよ。

・成都市から10時間かかることも康定市には、日本から直行便が飛んでいる成都市から行くと便利です。成都市から康定市までバスで5~8時間かかりますが、基本的に渋滞しているので10時間かかることもあります。

バスよりも乗り合いタクシーのほうが少しは早く移動できるかもしれません。高山病になる人が多いので対策していきましょう。

<取材>ミスタークドウ: TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場し、どちらも準優勝に輝く。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版するB級グルメ研究家も。また、昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をしつつ、知られざる秘境でドローンカメラマンもしている秘境グルメマニア。

もっと詳しく読む: 松茸だらけの松茸村に行ってみた / 松茸を投げ売り「高級食材を数十円で購入可能」(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/07/09/unexplored-area-gourmet-matsutake/



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東京メインディッシュ

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