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【医師監修】イヤイヤ期はいつまで続く? イヤイヤの原因と8つの対処法

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目次

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2歳前後の子どもが食事やハミガキ、着替えなど何にでも「イヤ!」と反抗するのが俗に言われる「イヤイヤ期」。でも、これも成長の一過程、今はそういう時期なのだと割り切れれば、少しは気持ちが救われるかもしれません。今回は、「イヤイヤ期」の詳細と、この時期の子どもにどう接したら良いのかを考えます。

この記事の監修ドクター 梁尚弘先生 りょうキッズクリニック(埼玉県所沢市)院長。平成10年順天堂大学卒業後、日本大学小児科研修医、沼津市立病院小児科、横須賀市立市民病院小児科、日本大学小児科助教、瀬戸病院小児科医長を経て現在に至る。小児科専門医。

2歳前後のイヤイヤ期とは

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何にでも反抗・抵抗し、親の言うことを聞いてくれない2歳前後の時期は、一般に「イヤイヤ期」と呼ばれます。具体的にはどのような時期なのでしょうか?

「魔の2歳」は万国共通?

英語でも「Terrible Twos(ひどい2歳児)」という表現があり、2歳前後の子どもに手を焼くのは万国共通のようです。日本では「魔の2歳児」とも言われています。親にすれば大変な時期だととらえられがちですが、子どもにとってはこれも大切な成長の一過程。

「イヤイヤ」はこの時期特有のものであり、むしろ正常な行動とも言えます。

「イヤ!」「ダメ」を連発

「イヤイヤ期」によく見られる具体的な行動は、「食べない」、「着替えない」、「ハミガキをしない」、「片付けない」など、親の言うことを聞かないパターン。

また親が手伝おうとすれば「自分でやる」と言い張ったり、お店でお菓子を買ってほしいと駄々をこねたり、ということもあるでしょう。

この時期は言葉でうまく自分の気持ちを表現できず、手当たり次第に「イヤ!」、「ダメ!」を連発する様子が見られることもあります。

イヤイヤ期は2人に1人が1歳半から始まった、と回答

博報堂などが0~5歳児をもつ保護者を対象に行った調査で、子どもが「現在イヤイヤ期だと思うか」を聞いたところ、1歳後半の子どもを持つ保護者の56.8%が「イヤイヤ期」にあると回答。その割合は2歳代になれば7割を超し、3歳になると50%を下回り少しずつ減っていく傾向にありましたが、5歳でも23.7%がイヤイヤ期にあると答えていました[*1]。

また「イヤイヤ期」のピークとみられる2歳代でもおよそ4人に1人の親は「イヤイヤ期」ではない、と感じていることも明らかになっています[*1]。このように「イヤイヤ期」は必ず2歳に見られる、というものではなく、また個人差があるものです。

しかし2歳前後の子どもが、何らかのイヤイヤ行動をするのは、ごく普通のことだと言えるでしょう。

なぜ子どもはイヤイヤになるのか?その原因とは?

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親にとっては本当に困るイヤイヤ。どうして子どもは、そのような言動を取るのでしょうか?

これも一つの成長の証し!

自我が芽生え始める2~3歳のころ、自己主張を始める「成長の証」として、周囲の人に反抗的な行動や態度を取ってしまうのが「イヤイヤ期」だと言われています。そのため思春期以降に見られる反抗期(第二反抗期)と区別し、この時期を「第一反抗期」とも呼びます。

わがままな言動に親は手を焼くばかりですが、2歳のころは自分のことしか考えられなくて当たり前。この強い「自己主張期」が過ぎると、自分の感情を抑えたり、周囲の人のことが考えられるようになったりしていきます。

だって、自分でやりたいんだもん!

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「お着替えしよう」と声をかけたら、「イヤ!」。「着替えないとおでかけできないよ」、「イヤ!」―。何を言っても「イヤイヤ」で、「じゃあ、どうするの?」と押し問答が続くばかり。

このような場合、子どもは着替え自体を嫌がっているのではなく、大人から指示されることに反抗しているとも考えられます。親から見て「まだできない」と思うことでも、子どもなりにトライしようとしているので、口出しされたり、手を出されたりするのを嫌がることもあるのでしょう。

2歳ごろの子どもは、自分にできないこともある、という分別を付けることは難しいものです。そのため何でもやりたがって、結局はうまくできない、ということが、さまざまな場面で繰り返されます。

まだうまくしゃべれないから

2歳ごろは、「ワンワンきた」などの2語文は話すようになってきます。短い単語の組み合わせで、徐々に自分の要求を表すことができるようになってきますが、「会話」ができるようになったわけではないので、自分の気持ちを言葉で上手に伝えるのはまだまだできません。

本当は「眠い」、「疲れた」だけ…

自分の思い通りにならない、我慢できない、といったことで「イヤイヤ」をしている場合もあれば、実は眠かったり、おなかがすいていたり、疲れていたり、といった生理的な理由で何にでもイヤイヤをしている場合もあります。ストレートに「眠い」と言ってくれる方が良いのですが、それができずにイヤイヤ行動に出る場合もある、ということは覚えておきましょう。

甘えたい願望から来ている可能性も

「抱っこしてほしい」、「かまってほしい」など、甘えたいときにイヤイヤをして、親の気を引こうとしている可能性もあります。ストレートに言葉で伝えられれば良いのですが、2歳前後の子どもにはまだ難しいため、イヤイヤ行動で甘えたい気持ちを表現しているかもしれません。

イヤイヤ期を乗り切る8つの対処法

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子どもはそれぞれ違うので、一概にこうすればイヤイヤを止めさせられる、という方法はありません。しかし、まともにイヤイヤ行動を受け止めていては親の方も疲れてしまいます。そこで、ありがちなパターンを分析し、少しでも楽にイヤイヤ期の子育てができる方法を考えてみました。

①子どもの心を探り、受け止める

2歳前後の子どもがイヤイヤをしているとき、その行為自体が本当にイヤなのではなく、実は別の理由があったり、特に深い意味はなく反抗していたりすることもあります。まずは大人の側が冷静になって、子どもの言動にヒートアップせず、落ち着いて話を聞くようにしましょう。

そのうえで「そっか、イヤなんだね」と気持ちに寄り添う言葉をかけるなどすれば、子どもも落ち着くかもしれません。

親としてはイライラしがちですが、子どもの言い分を言葉通り受け止めず、本当は何を訴えているのか、何がしたいのかを客観的に観察してみましょう。

②子どもの好きなようにやらせてみる

2歳前後は何でも自分でやりたい時期。子どもにやらせると時間がかかる、ちゃんとできない、途中でやめてしまう、と思うときでも、子どもが納得するまで好きにやらせてみるのも一つの手です。その結果、思い通りにできなかったときでも、「ほら、やっぱりできないでしょう」と突き放すのではなく、「途中までだけど、ここまで自分でできたね」など声をかけてあげると子どもも満足してくれるかもしれません。

また、「おもちゃを片付けさせてくれない」、「着替えてくれない」というようなときは、一歩下がって「もう少しこのまま散らかしていてもいいか」、「着替えなくてもいいか」と親の発想を変えてみるのもオススメです。こうしなければいけない、と親の側が思い込んでいるだけで、実際はやらなくても大丈夫なケースも意外と多いものです。

一方、子どもの言い分に付き合ってばかりだと、何も物事が進まない、というのも現実。また、いくらやりたがっても危険なことには当然、ストップをかけなければいけません。子どもの気持ちは大事にしながらも、振り回されすぎないようにしたいものです。

③陰ながらサポートする

何でもやりたいけれど、うまくできずにかんしゃくを起こす、という悪循環に陥らないよう、親の方で陰ながらサポートしてあげるのも一つの手です。子どもの自尊心を傷つけないよう、親の手助けが分からないようにするのがポイント。ささいなことでも、子どもが達成感を味わえるようにしてあげるとよいでしょう。

また幼い子どもは大人と違い、なかなか先のことが見通せません。2歳の子どもが理解するのは難しいのですが、前もって予定を伝えておけば、多少はおでかけの準備や、帰らなければいけない時間などについて心構えもできるかもしれません。

④気をそらす、気分転換させる

実は深い理由やこだわりがなく、ただイヤイヤをしているようなときもあります。そのため別のことに興味を向けさせたり、コチョコチョとくすぐって笑いを取ったりすれば、気が変わってイヤイヤをやめてくれるかもしれません。

⑤遊びの延長だと思わせて誘導する

片付けてほしいのに「イヤ!」というようなときは、「じゃあ、お片付け、どっちが早いか競争しよう!」などと声をかけ、ゲーム感覚で取り組めるよう誘導する、というのも一つの手です。

⑥「大好き」と抱きしめる

イヤイヤする言葉の裏には、「甘えたい」という願望が隠れていることも。子どもを抱きしめて「大好きだよ」と伝えれば安心し、イヤイヤをしていたことも忘れるかもしれません。

⑦一歩引いて冷静に

大人の感覚ではわがままに見える行動でも、わずか2歳では自分のことしか考えられなくて当たり前。イヤイヤはこの時期特有の行動です。成長の一過程にあると割り切って、一歩引いて冷静に子どもの様子を観察してみましょう。イヤイヤする子どもの相手をするのは大変ですが、客観的に見れば、子どもらしい行動や言葉に、かげでクスっと笑ってしまうこともあるはずです。それぐらいの心の余裕が持てるようになると良いですね。

⑧別のことでストレス解消する

イヤイヤ期の子育てで疲れてしまったら、だれかに大変さを愚痴ったり、買い物でストレス解消をしたり、自分の中で気持ちの整理ができる工夫を。子どもを預けて1人になれる時間を作るなど、うまくストレス解消をして心に余裕を作りましょう。

まとめ

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「魔の2歳児」や「イヤイヤ期」という言葉を聞くと、子育てに否定的な感じを持ってしまいがち。しかし、イヤイヤと呼ばれる行動が成長の一過程だと冷静にとらえられれば、「今はそういう時期」だと割り切って冷静に対応できることもあるでしょう。さまざまな対応策をご紹介しましたが、子どもの性質や親の考え方、家族構成などによって、一人一人状況は違うもの。子育てに正解はなく、必ずしもそうでなければいけない、ということは決してありません。特に「ワンオペ育児」で複数の子どもを育てているようなときは、想像を絶する大変さに毎日ストレスを感じることもあるでしょう。成長の一過程とはいえ、「イヤイヤ期」=何もかも親が我慢しなければとならない時期、ということではありません。自分1人で抱え込まずにだれかに助けを求める、相談する、といったことも大事なことです。親の側に気持ちの余裕がなくならないよう、上手に気分転換やストレス解消方法の工夫もしていきましょう。

(文:剣崎友里恵/監修:梁尚弘先生)

※画像はイメージです


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情報提供元:マイナビウーマン子育て



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