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お盆休みには実家の片づけを! 親と不仲にならずに進めるヒント5つ

目次

お盆休みやお正月休み。帰省するたびに気になる実家のモノの多さ。「いらないものないの?」「処分したら?」と口酸っぱく伝えても、「そのうちね~」と気のない親の返事に、イラっとしてしまうことはありませんか?お盆休みの帰省が間近に迫った今!今回は『実家の片づけをスムーズに進めるポイント』についてお伝えします。

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こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

夏休みのご予定はもうお決まりですか?旅行やお祭りなどと同様、楽しいイベントごとのひとつとして、実家に帰省する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

久しぶりに訪れた実家。部屋の中を見回すと、高い場所にモノが置いてあったり、床に荷物が積んであったり……。年齢を重ねることで体力や注意力が低下するのはやむを得ないことだとはいえ、気になりますよね。

「高い場所のモノを取ろうと、椅子の上に乗った時に足を滑らせたら……?」「床の荷物につまずいて転んだら……?」そんな心配から、実家の片づけを進めたい私たち子ども世代。そんな提案にあまりいい顔をしないのが親世代。時には渋い顔をされてしまうことも。

「なかなか進まないからと代わりに作業を始めたら、拒む親と険悪になってしまった……」という話もよく耳にします。

実家の片づけをスムーズに進めていくためには、押さえておきたいポイントがあります。知っているだけで親子間のギスギスも予防できますよ!

今回は、実家の片づけの進め方について押さえておきたい5つのポイントと、少しずつ片づけを始めた我が家の実家の事例についてご紹介します。

ポイント①:ゴールを設定・共有する

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「片づけて安全に、健康に暮らしてほしい」という思い(ゴール)から、実家の片づけをすすめる子ども世代。ですが、実際にはその思いがうまく伝わっていない場合も。

親世代が「片づけるためにはモノを捨てないといけない」と想像していたとしたら、どうでしょう?現在に比べモノが少なく不便な時代を過ごし、モノを捨てることが苦手な親世代。【片づけ=捨てる】の方程式では、片づけに拒否反応を示すのにも納得がいきませんか。

その後の暮らしにスポットを当て、片づけをすすめる子ども世代と、モノを処分することにスポットを当てる親世代。このような片づけに対する考え方の違いを持っていたら、親子間に溝が生じてしまい、ギスギスをするきっかけになってしまいます。

だからこそ、片づけのゴールを設定・共有することが重要です。

親世代の家でのケガは意外と多いもの

介護施設にて、ソーシャルワーカーとして相談業務を担った経験のある筆者。介護サービスを受ける利用者様からお話を伺う機会が多くありました。

その中で感じたことは、【介護サービスを開始・利用する方のうち、自宅内での転倒経験がある方は意外と多い】ということ。ご病気がきっかけという方ももちろんいらっしゃいますが、ご自宅での転倒による骨折などが原因でリハビリを要する状態となった方、要介護認定を受けたという方も多くいらっしゃいました。

いつも過ごす自宅だから安全!というわけではありません。

年齢を重ねるごとに、若い頃と比べて身体能力は変わっていきます。足の上がりが悪くなった。細かい場所が見にくくなった。重いものを持つのがきつくなった……。

以前は問題がなかったちょっとした段差や重いモノでも、ケガの原因になりかねません。昔のままの収納は、むしろ見直しが必要なのです。

【片づけ】=【安全で健康な暮らし】を共有

【安全で健康な暮らしを手に入れる】ための【片づけ】というゴールを共有するために。まずは、ご両親とお話しすることから始めてみませんか。

「大変そう」「危ないかもしれない」「ケガが心配」……。「だからこそ片づけて、【安全で健康な暮らし】をしてほしい」……そんな思いを伝えることで、親世代の【片づけ=捨てる】の方程式が変わってくるはずです。

一方だけの思いで片づけを進めるのではなく、両者の思いを一致させて同じゴールを目指すことが、実家の片づけをスムーズに進める第一歩となります。

我が家でも、「食器棚の上の荷物を取ろうとして、踏み台から足を踏み外したら心配」「たくさん詰まった押し入れからモノを出すのは体力的にも大変」と伝えていくことから始めました。

はじめは「きちんと片づいてるから!」と、私が手伝う片づけに否定的だった母も「確かに大変な時があるのよね……」とポロリ。モノの見直しを始めることができました。

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食器棚の上にひしめき合っていたモノたちは移動&手放し。今ではモノがなくなり、モノが転落する心配もありません。台に乗ってモノを取る必要もなくなりました。

ポイント②:片づける場所の優先順位を決める

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何十年もの思い出とモノが詰まった実家。片づけに取り掛かる場所の順番は重要です。

写真や思い出のモノを手に取ると、思い出がよみがえり、つい見入ってしまうのはみんな同じ。アルバムを手に何十年も前の思い出をさかのぼり始めたら、誰にもストップはかけられません。しまい込まれた思い出のモノの片づけは手強いラスボス。思い出の詰まった場所は、後回しにしましょう。

まずは普段使っているリビングやキッチン、洗面所などから開始するのがポイント。何が収納されているか大体を把握している場所から順に始めてみてください。普段使う場所は思い出に浸ることなく、サクサク進めていくことができます。

リビングなど普段使う場所が整い、片づいた空間の使いやすさを実感すると「他の場所も片づけたい!」という意欲もムクムクわいてくるはず。また、モノの選別を繰り返すことで、自然とモノを選び取る力もアップ!

ラスボスの【しまい込まれた思い出のモノ】の片づけにたどり着くころには、片づけ力もアップしていること間違いなしです。

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リビングを片づけするきっかけとなったチェストの引き出し。「孫に手紙の返事を書きたいのに、レターセットが見つからず、つい買ってしまう」という悩みがあったそう。引き出しの中身を全て出し、選別して戻すまでの作業は10分程度。

この場所をきっかけに、チェスト全体→リビングの見直しが始まりました。

ポイント③:【親の家】ということを忘れるべからず

あなた(子ども)のモノはあなたの手で!

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教科書・制服・卒業アルバム・よく聞いていたCD……。実家に置きっぱなしの【忘れ物】はありませんか?

筆者の実家にも【忘れ物】が山積み。「とりあえず置いておいて~」「捨ててもいいから」と言って、置きっぱなしにしたモノ達が実家の収納を圧迫していました。

「捨ててもいい」とは言われても、自分のモノではないため判断しきれずに処分できなかった母。仕方なくそのままにしておいたようです。確かに、処分してしまった後で、子どもに文句を言われても取り返しがつかないですから。

実家は親が暮らす家であって、子どもの忘れ物置き場ではありません。置きっぱなしにしていた【忘れ物】が実家の収納を圧迫している場合も。実家の片づけを始める前に、【忘れ物】がないか、確認してみてくださいね。

要・不要の判断は持ち主で

親が自分で判断できない【子どもの忘れ物】がなくなった後に残るのは、親のモノ。子どもから見たら使わないものでも、そこには親にしかわからない思い出が詰まったモノも多くあります。

「こんなの何年使っていないの?」「いつまで残しておくの?」「いらないから捨てるよ」といった否定的な言葉で一方的に判断するのは、控えた方がベターです。

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筆者から見たら、ただの古いカレンダー。

ですが、それは学校行事や試験の日程などが書き込まれた、母にとっては子育て時代の大切な思い出。手放すことのできない思い出の品でした。

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いつでも見返したい訳ではないものの、手放せないカレンダー。箱に納め、親の独身時代のアルバムと共に押し入れ天袋にて保管することに。父の給料明細も同様に保管してあります。

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出典 https://ameblo.jp/ietoridori/entry-12359878826.html

押入れの奥からは筆者のランドセルや保育園バッグも発掘。母が思い出として残していたモノでしたが、何十年も経過したランドセルはすでにボロボロ。その古びた様を見た母は納得し、手放すことを決めました。

「残す」「手放す」の基準はモノの持ち主次第。判断は持ち主にお任せしましょう。

手放す方法の選択肢を提案する

「使わないのは分かっているけど、捨てるのはもったいない……」手放す作業に悩んでいる親に対し「使わないなら捨てたら?」とつい声にしてしまいそうになりますが、そこはグッと我慢。代わりに手放す方法の選択肢を提示してみるのはいかがでしょうか。

持ち主である親が自分で方法を決めることで、手放すのも前向きに検討することができます。

提案①:売りに出す

リサイクルショップへの持ち込みやフリマアプリへの出品。自分では使わなくなったモノがお金として戻ってきたら嬉しいですよね。

ですが、中には買値がつかない場合も。売れなければ手放せないままで、意味がない!とは限りません。【売れない】という客観的事実が、処分に悩む気持ちを変化させることも。

「自分は必要としていない。他の人も必要としていない(売れない)。それならば処分(捨てる)しようかな……」と、【処分】も視野に入れて検討することができるようになるかもしれません。

提案②:使う人へ譲る

【売る】より気軽に手放すことができるのが【譲る】こと。「使いたいからもらえる?」と声をかけてみませんか?自分が使わないモノを使ってくれるならと、喜んで譲ってくれるはずです。

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我が家の三女が愛用している傘は、筆者が30数年前に使用していたモノ。

実家に置いてあっても今後使う予定はありません。ですが、さすがに古すぎて売るのも困難。それでもなかなか手放せない母から譲り受けました。

レトロな柄ですが、三女は嬉しそうに使っています。自分では活用することのなかった傘を、喜んで使う三女を見るたび、母も嬉しそうしています。

あくまで実家は【親の家】。モノの要・不要を決めるのも、手放す方法を決めるのも、持ち主である親自身で行うことが大切。ですが、これがなかなか大変な作業。ひとりでは、挫折してしまいそうになります。

根気強く進めていくためにも。私たち子ども世代は【親の家・親のモノ】ということを忘れずに、サポートできるといいですね。

ポイント④:ゆっくり・じっくり向き合う

片づけ作業は、ただでさえ頭も体もフル回転する作業。私たち子ども世代でも、気力と体力を使う大変な作業です。親世代にとって、思い出とモノがぎっしり詰まった実家の片づけは、私たち以上に精神的にも体力的にも疲れる作業。無理のないペースで進めていくのが理想です。

時間が取れないからと、焦って進めてもいいことはありません。焦るあまりに、親の意見を聞かずにサッサと作業を進めてしまうと「あの子と一緒にやると全部捨てられちゃう」なんて言われてしまうことも。「せっかく手伝っているのに!」とカチンと来てしまいますよね。

短期間で片づけるのではなく、ゆっくり・じっくり。のんびり時間をかけながら。時には思い出話に花を咲かせながら進めてみてくださいね。

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母の母(筆者の祖母)が作った人形。筆者が幼いころにかわいがっていたぬいぐるみ。母の孫(筆者の子ども)が送ったプレゼント……。あらゆる場所に散らばって、しまい込まれたモノの中から時間をかけて選びだした母の宝物。まとめて寝室に飾ることでいつでも眺められるように。

ポイント⑤:片づいたら終わり……ではありません!

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時間をかけて実家を片づけたら、すべて完了……ではありません!

片づけた後も生活は続きます。生活していればモノの移動や増減は当たり前のこと。時間をあけて帰省したら、元に戻った状態にゲンナリ……。「せっかく片づけたのに、なんでこうなっちゃうの!?」と問いただしてしまう前に。

電話でも、メールでもOK。たまには連絡を取ってみてはいかがでしょうか。「あの場所どう?」と聞いてみると「あっちの方が使いやすい」など、実際に生活してみてからの意見が出てくるかもしれません。

話をすることで、親自身も頭の中が整理され、見直すきっかけにもなります。また、子ども世代も今の状況が把握でき、次のステップ(収納場所の再検討・収納用品の検討など)も見つかるかもしれません。

片づけに見直しはつきもの。

子育て真っ盛りの忙しい毎日かもしれません。距離が遠くてなかなか行けない。電話をする暇さえ取れない!という方も多いかもしれません。ですが、実家の親に「いつまでも健康でいてもらう」ため、時には見直しの時間も設けてみてくださいね。

まとめ

離れて暮らしていても、親にはいつまでも元気でいてもらいたいもの。

帰省するたび気になる実家の様子に「片づけたら~?」と声掛けはしているものの、一向に進んでいる気配がない……。ケガでもしたら大変なのに……。

そんな思いを抱えているのなら、今年の夏は、声掛けの方法や順番を少し変え、ご両親と一緒に実家のお片づけを進めてみませんか?ご両親がより快適に暮らすお手伝いをしてみてくださいね。


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この記事の著者

マイナビウーマン子育て

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