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【助産師解説】コーラにもカフェイン が!妊娠中は飲んでも大丈夫?

目次

妊婦が気になるカフェイン問題。ここではコーラのカフェイン含有量と妊娠中の飲み方について助産師が解説します。コーラを飲む際に知っておきたい、カフェイン以外の注意点もチェック!

この記事を解説してくれた先生 坂田 陽子先生 看護師、助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント。 葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は出張専門の助産院”My Midwife”を開業している。

HP:http://ameblo.jp/mymidwife-yoko/

コーラのカフェイン含有量ってどれぐらい?妊娠中は飲める?

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コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるイメージが多いカフェインですが、コーラやエナジードリンクなどの炭酸飲料にも含まれることがあります。

では、コーラにはどれぐらいのカフェインが含まれるのでしょうか。妊娠中は飲めるの?その量は?という疑問についても一緒に見ていきましょう。

コーラに含まれるカフェイン量とは?

コーラのカフェイン含有量はメーカーや商品ごとに変わってくるので一概に言えない部分もありますが、350ml缶1本あたりにおおよそ36~46mgほどが含まれます[*1]。100mlあたりで計算すると、10~13mg程度になり、コーヒーのおよそ1/6のカフェイン含有量となります。

一般的に飲む量で考えた場合は、コーラ350ml缶1本のカフェイン含有量は、コーヒーマグカップ1杯(およそ200ml)に含まれる量のおよそ1/3程度。500mlのペットボトルなら、およそ1/2という計算になります。

妊娠中はどれぐらい飲める?

妊娠中は、血液からカフェインが消失するまでの時間が通常より著しく長くなる[*1]ため、影響が大きくなりやすいと考えられています。

また、過剰に摂取すると胎児の発育阻害、出生児の低体重、早産や死産との関連の可能性も示唆されているので、摂取量にはいつも以上に注意を払う必要があります。このようなことを踏まえ、海外の各機関では妊娠中の1日のカフェイン摂取量の上限を200~300mgとしています[*1]。

上記をもとにした場合、カフェインだけに関して言えば、単純計算するとコーラは1日あたり500mlのペットボトルで3本程度飲んでも上限は超えません。

しかし、コーラにはカフェイン以外にも妊娠中に気をつけたい要素があります。

カフェインだけじゃない!妊娠中のコーラの注意点

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コーラはカフェインだけでなく、糖質量の点でも摂取量に注意が必要です。糖質の過剰摂取がもたらす影響と、妊娠中に飲むコーラを飲む際のポイントについてお伝えします。

コーラには糖質も多く含まれる

上記を見てもわかるように、コーラのカフェイン含有量はコーヒーなどに比べれば少ない部類に入ります。そのため、カフェインの影響という面だけを見れば、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。

コーラはどちらかと言えば、カフェインよりも糖質量の方により注意したいと言えるでしょう。

コーラに含まれる糖質量は各メーカーの商品ごとに差があるので一概には言えませんが、100mlあたり11.4gの糖質が含まれます[*2]。

糖質のとりすぎに注意するためにも、コーラを習慣的に飲むのは控えるよう努めましょう。糖質量の制限という意味では、飲む頻度と量に気をつけましょう。

妊娠中の糖質の過剰摂取は、なにが問題?

では、妊娠中の糖質のとりすぎにはどのような問題があるのでしょうか?

妊娠中に糖質を過剰に摂取してしまうと、妊娠中に体重が増えすぎる可能性はあります。

また、胎盤から分泌されるホルモンの影響で、妊娠中は糖代謝異常が起こりやすくなっています。

妊娠中は、血糖値が高くなった時に正常値まで下げる能力が低下した状態にあるので、血糖値が下がりにくくなります。そのため、もともと糖尿病の人は妊娠中に悪化しやすく、また妊娠中のみに見られる「妊娠糖尿病」になる人も少なくなく、妊婦さんの7~9%は妊娠糖尿病と診断されています[*3]。なので、妊娠を考え始めたり、妊娠が分かったら、食生活を見直すきっかけにしていただきたいですね。

万が一、血糖値のコントロールが悪いと、流産や早産、難産になる可能性があるだけでなく、妊娠高血圧症候群になるリスクも高まります。また、母体だけでなく、巨大児、心臓の肥大、新生児低血糖、電解質異常など、赤ちゃんに悪影響が及ぶ可能性もあります[*3]。

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降~産後12週までに高血圧がみられたり、高血圧に加えてタンパク尿や臓器障害を伴うこともある合併症です。妊娠高血圧症候群が重症になると、けいれん発作や脳出血・肝臓・腎臓の機能不全などを引き起こすことがあります。また、赤ちゃんの発育不全につながる可能性もあり、場合によっては赤ちゃんが生まれる前に胎盤が剥がれてしまう「常位胎盤早期剥離」が引き起こされることもあります[*4]。

このように、自分だけでなく、赤ちゃんの健康を考えても食生活には十分注意したいですね。妊娠中はコーラだけでなく、糖質を多く含む嗜好品の摂取量を意識してみてくださいね。1日の嗜好品は200kcalまでを目安[*5]に、適量を上手にとり入れてください。

まとめ

コーラには、コーヒーのおよそ1/6のカフェインが含まれます。適量であればカフェインによる影響は特に気にする必要はありませんが、糖質も多く含まれるので、飲む量と頻度には十分な注意が必要でしょう。糖質とカフェイン、両方の過剰摂取を防ぐためにも、妊娠中は習慣的に飲むことはできるだけ避けましょう。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:坂田陽子先生)

※画像はイメージです


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マイナビウーマン子育て

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