整理収納コンサルタントの須藤昌子です。
酷暑の過ぎ去った今日この頃ですが、だんだん過ごしやすくなってきました。このいい気候を利用して、夏の間にできなかったことを片付けて、すっきり過ごすための4つの下準備をお勧めします。
【すっきり過ごすための4つの下準備】
①衣類

この夏までに、一度も袖を通さなかった洋服を見直します。
一度も着なかったということは、無くても問題なく過ごすことが出来たということで、持っている衣類が多いことを表しています。1シーズン着ないと、次のシーズンには、なかなか出番がないものです。この機会を利用して、使いやすいクローゼットに変えるために、思い切って手放しましょう。
②モノの隠れ家になりがちな納戸

しまうことに困ったものや季節のモノが混在する納戸は、使わないモノの隠れ家になりがちです。涼しくなってきたこの時期に、しっかりと使っていないものを見つけて、手放しましょう。
③引き出し

引き出しのものは、すべて取り出して引き出しの中のお掃除をしながら、使っていないモノや同じ用途のモノの量を見直しましょう。ボールペンなどは、景品でいただいたり、おまけとしていただいたりと、知らず知らずに増えていくモノです。たくさんあっても、いざ使おう!としたときには、インクが出ないということもありますので、使いやすいものを数本残して、手放しましょう。
④キッチン

キッチンの引き出しも、すべてのものを取り出して、賞味期限や今後使わないと思われるものをチェックしましょう。使うと思って、買ってきたものの、存在すら忘れてしまっているものも、眠っている可能性があります。
モノは、たくさんあると「豊か」に感じていた時代もありましたが、現在は、たくさんモノを抱えて無駄にしてしまうことの方が、もったいないと感じるようになってきました。たくさんあることで、持ち物を大切にできなかったり、賞味期限が来て処分しなければならない、そんなもったいないことにつなげないためにも、モノを見直して、自分が使える「量」に変えていくことで、お部屋も心も頭も整理されて、すっきり過ごせるお部屋が出来上がります。
秋のいい季節をいいタイミングとして、これからのすっきり生活のスタートにしていただければと思います。
