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新米がおいしい季節になってきました。さて、あなたはご飯をどうやってお茶碗によそっていますか? もしかしたら、その方法は顰蹙のもとかも⁉ 日本人なら大人の女性なら、美しくご飯をよそる方法を覚えておきましょう。
A.1度でこんもり山のようによそる
B.2、3回にわけて、7分目までよそる
C.1度で茶碗の半分までよそる
ご飯を山のようによそるのは行儀が悪いし、見ためもよくありません。
また、仏壇に供える御飯は1度によそるもの。そのため、お茶碗に1度でご飯をよそるのは嫌う人も多いです。
ご飯は2、3回にわけて、お茶碗の7分目までよそりましょう。多くても8分目を目安にしてください。
ご飯は“盛る”でも“つぐ”でもなく、“よそる”です。よそるは漢字で「装る」「粧る」と書きます。
そして、装る・粧るには美しく整えるという意味があります。
ご飯はお茶碗の7~8分目が美しくて品がいいです。
1回目を多めに、2回目は少なめに、3回目はより少なくすると適量をバランスよくよそることができます。中央を少しだけ高めに整えると、なおのことご飯がおいしそうに見えます。
お客様をおもてなしする場合、お茶碗にご飯が一口ほど残った頃を見計らって「おかわりはいかがですか?」と声をかけましょう。
お呼ばれされたほうも、ご飯のおかわりはマナー違反ではありません。
むしろ「1膳飯は今あるところと縁を切る」という意味があり、作法を大切する家では普段の食事でもおかわりをするのが習わしでした。
現在、その風習はありませんが、ご飯のおかわりは遠慮なく。
それは外食も同じです。
日本料理は基本的におかわり自由なので、遠慮なくいただきましょう。
おかわりをする場合は、お茶碗にご飯を一口分だけ残しておきます。それが「まだ食事は終わっていません。おかわりをお願いしたい」という合図になります。
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