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「おさなげ」ではありません!「幼気」の正しい読み方、知っていますか?

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漢字、カタカナ、ひらがな、3種類の文字を使い分ける日本語。中でも漢字は種類が膨大なうえ、1つの漢字にさまざまな読み方があるため、難しさを感じることもしばしば。日常生活において「この漢字、どう読むの?!」と困ったことがある人も少なくないはずです。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!

「幼気」の読み方、知っていますか?

「幼気」を「おさなげ」と読む人は多いと思いますが、「おさなげ」と読む場合には「幼げ」と書くため、その読み方は間違いです。

「幼気」の意味は、

1 子供などの痛々しく、いじらしいさま。
2 幼くてかわいいさま。
3 小さくてかわいらしいさま。いとけない。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

です。

正解はこちら!

「いたいけ」です。

「幼気」と書いて「いたいけ」と読むことに、少々違和感を覚える人もいるかもしれません。それもそのはず、「幼気」は元々「いた(痛)きけ(気)」の音が変化したものでした。元々は「痛い」の「いたい」だったのです。

「気」は様子や気配を表す言葉です。「痛気(いたきけ)」は、それを見ると心が痛くなるほどに可愛いと思う気持ち、愛おしいと思う気持ちを表しています。

かつては「小さくて可愛らしいもの」を対象とした言葉だった「幼気」。現在は「幼」という漢字が表すように「小さな子供」に向けて使われることが多い言葉となりました。

「幼気(いたいけ)」は時代が変わるごとに、音が変わり、言葉が表す対象が変わり、現在の「幼気」に変わっていったんですね。

時代と共に柔軟に変化する日本語は、時に読み方がわからず困ることもありますが、なかなか面白い言語なのではないでしょうか。


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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