無印良品にはさまざまな素材のバスケットがありますが、中でも自然素材でできているラタンバスケットとブリ材バスケットはインテリアにもスッと馴染んでくれるバスケット。そんな2つのバスケットのどちらを選んでいいのか迷うこと、ありませんか?見た目や使い勝手も似ているこの2つのバスケットを比べてみました。
本日もご覧頂きありがとうございます。南の島でお片づけ沖縄・宮古島の整理収納アドバイザーの川根礼子です。
無印良品の中でナチュラル素材バスケットの代表と言えば「ラタン材」のバスケット。そして「ブリ材」バスケットの2種類。
見た目や風合いもよく、サイズ展開も豊富で使いやすい。そんな理由から、無印良品の収納用品の定番アイテムにもなっています。
どちらもインテリアとしても収納力の面でも優秀ですが、さてどっちがいいの?と悩むことはありませんか?
そこで今回はお値段の違い、見た目やサイズ、こんな所もちがっている!という点を比べてみました。
迷ったとき、参考にしてみてくださいね♪
ラタン材・ブリ材バスケットの似ている点
2つのバスケットには、似ている点が多くあります。
①ナチュラル素材でインテリアに馴染みやすい。 ②サイズ展開がどちらも豊富。 (ただしラタン材とブリ材は共通サイズではなく微妙な差があります) ③大きく分け、「長方形」と四角い「角型」がある。 ④スタッキングできる。 ⑤モジュール化されているので、それぞれ大小のバスケット同士を組み合わせやすい。 ⑥フタを追加購入できる。 ⑦取っ手が付いているものもある(主に四角い角型サイズ) ⑧自然素材で引っかかりやすいため、タオルや衣類を収納する時はインナーバスケットを入れた方が良い。
ポイントを比較!「ラタン材」VS「ブリ材」バスケット
①お値段
ラタン材バスケットか、ブリ材バスケットか……。
「どちらにしよう?」と迷ったときの決め手となるのはお値段の違い、という方も多いのではないでしょうか?
全体を見るとブリ材バスケットの方が1,000円前後~1,800円程お安くなっていて、サイズが大きくなるほどその価格差も大きくなります。
②サイズ展開
(ブリ材長方形の種類は4種類)
●種類 【ラタン材】→11種類 ブリ材にはない「ティシューボックス」と細長い「ハーフ」、そして小さめサイズの「スタッカブル」があります。
【ブリ材】→7種類
●形 両方とも大きく分けると「長方形」と四角い「角型」に分かれます。サイズ表記に迷ってしまう方も多く、種類もたくさんあるのでしっかりと大きさと形のチェックをしてくださいね!
●高さ ラタン材とブリ材の小・中・大サイズは「高さ」が共通していますが、他は微妙に違っています。バスケットは棚に置き、引き出し代わりに使うことも多いと思います。
「後少し入らない」ということがないように、サイズの確認もお忘れなく!
③素材と見た目
どちらも天然素材を丁寧に編んで作られているので、自然な風合いが素敵な商品です。
ラタン材は曲げやすい素材のため、角に丸みがあり優しい雰囲気に。またブリ材は無塗装・無漂白のため、ナチュラル感がUPしています。
見た目に関しては好みがわかれると思いますが、色味はラタン材の方が濃い色味で網目もつまっていて高級感があります。
またどちらも使っていくうちに色に深みがでてくるのも自然素材ならでは!
注意点として、ブリ材バスケットは使っている内に、編んであるブリ材の端が何かに引っかかった時に飛び出してくることがあります。(押し込めば元に戻ります)
④こんな所も違ってる!重さと使い勝手
どちらも丈夫な素材の手編みバスケットですが、バスケット自体の重さはブリ材バスケットの方が軽量です。
ほぼ同じサイズの長方形バスケット(中)のブリ材は409g(上画像)、ラタン材は596g(下画像)でした。(手編みのため、個体差は出てきます)
軽いブリ材バスケットは高い所においても扱いやすく、また棚におく場合も引き出しやすくなります。ただ頑丈さでいうと、網目がしっかりとしているラタン材のバスケットの方に勝敗があがるように思います。
大き目サイズのバスケットにたくさんのおもちゃを収納したい!というように、中身が重くなりそうな場合には、ラタン材のバスケットの方がベターかもしれません。
【実例】ラタンバスケット
①玄関先の放り込み収納用として
しっかりした網目で高級感があるラタンバスケットは、人目につく場所や落ち着いた雰囲気を出したい時にピッタリです。
我が家では、玄関先において子どもが遊びに使うボールや靴磨きなどをいれています。使ったらバスケットの中にポイッと放り込むだけなので、お片づけも簡単。
ボールの高さがはみ出してしまうので、別売りのフタは使わずランチョンマットをそのままかけて目隠ししています。
小さなものも一緒に入れておく場合は、大きさが適度なケースをいれて、ごちゃ混ぜになるのを防ぐとより使いやすくなりますよ。
②リビングに馴染ませて
リビングに置いたラタンバスケットには蚊取り線香を入れています。
蚊取り線香のストックもたくさん入り、使うときはバスケットのフタを外して使っています。
すぐに蚊取り線香をセットできるだけでなく、この中に入れて使うようにしてからは蚊取り線香のお皿を蹴飛ばしてしまうこともなくなるという効果も!
ラタンバスケットに入れておけばリビングに出しっぱなしでも、普通の蚊取り線香も違和感なく馴染んでくれます。
③布類を入れる時のポイント
ラタン材やブリ材バスケットの中にタオルや洋服を収納する場合は、糸の引っ掛かりを防ぐためにインナーケースをいれておくと安心です。
無印良品にもバスケット専用としての仕切りケースはありますが、100円ショップの品でもピッタリのものもあります。
こちらはダイソーの「Folding Storage Case」折りたたみ収納ケース2個入り。角型バスケット(中)の中に程良くフィットしてくれます。
布糸が自然素材に引っかかってしまうのを防ぐため、ぜひインナーケースを入れてみてくださいね。
【実例】ブリ材バスケット
ボックスサイズは、細々としたアイテムの収納にピッタリです。小さなものが中でごちゃごちゃにならないように、仕切りになるケースを入れて取り出しやすく。
画像では紙箱をカットして、アレンジしたものを仕切り代わりにしています。
小・中・大サイズのバスケットは、A4がピッタリ入る大きさです。クリアファイルやバインダーなど、高さ12cmのバスケット小サイズは書類の一時入れにもピッタリ!このバスケットがいっぱいになってきたら「書類の見直し時期」とルールを決めています。
数を揃えて統一感を出したい時は、ラタンバスケットよりお値打ちなブリ材バスケットを選ぶようにしています。
洗面所では爪切りや綿棒など細々とした家族が使うアイテムの他にも、ざっくりとドライヤーを収納してあるバスケットもあります。
またこちらではブリ材長方形ボックスを2つを重ねて使っています。並べると高さが無印良品のファイルボックスと揃いスッキリとした見た目に。
モジュール化してある無印良品のアイテムは、他のアイテム同士を組み合わせても気持ちよく収まってくれるものも多いので、その点でもオススメです。
まとめ
収納用品選びは、サイズの計測も大事です。微妙にサイズが違うラタンバスケットとブリ材バスケットなので、使いたい場所のサイズはしっかりと測りましょう。その上で、見た目やお値段、重さや使い方を考えて選ぶとよいと思います。
我が家では引き出し代わりとして数を揃えて使う場合は、ブリ材バスケットを。お客様の目につきやすい場所に単品として使う場合は、ラタン材バスケットを選んでいます。
どちらがいいのかよくわからない、少しでもそんな方の参考になれば幸いです。