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コスメ新製品で一触即発! 美容部員、女の園でのサバイバル術

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目次

こんにちは。ライターの高木沙織です。

女の園で働くみなさん、明日からの仕事のことを考えて憂鬱な夜を過ごしていませんか? 仕事内容が嫌というよりも、人間関係が独特な世界だと……ね。わかります、筆者も美容部員時代の仕事の前夜(ほぼ毎日ですが)は、「明日は〇〇さんと一緒か……、怖いな。」と考えては、「家にいるのにもう帰りたい!」なんて気持ちになっていましたから。

特に憂鬱な気持ちにさせられたのは、好きなコスメが使えなかったこと。美容部員なのに!

今回は、美容部員時代のメイクが原因で先輩と一触即発の危機に陥った話しをしていきましょう。

 

美容部員の醍醐味といったら

美容部員になる前からひそかに期待していたこと、それは「好きなコスメを好きなだけ使える、しかも社員割引きで安く購入できる」でした。

先に答えを言うと、そのどちらも正解。自社のコスメに関しては、新商品の販売前にテスターでお試しできたし、好きなカラーのコスメも社員割引きで若干お得に手に入れることができるのです。いや、確か、「〇月〇日に発売になるこのグロス、会社から支給されるから使いなさい」という感じでもらえることもあった! まさに、美容部員の醍醐味。コスメが好きな女性にとっては夢のような話しですよね。

ですが、そういい話しだけではないのです。前者の「好きなコスメを好きなだけ……」のくだりは休日に限ってのことだったのだから。

 

先輩との色かぶりはNG

なぜ自社のコスメなのに、好きな色を使えないのか。

入社したての筆者は、あることで先輩を怒らせてしまいます。それは、“色かぶり”。ファンデーションやチーク、アイブロウ、アイライナー、マスカラなどこのあたりは問題なく自分に合ったものを使用できたのですが、アイシャドウ、グロス、口紅などの色物はそうはいきません。

というのも、コスメのなかでもパッと目を惹くのは色物で、売り上げも立ちやすい。お客様が、「いいな」と思ってくれたらそれが購入に直結することも少なくないのです。そのため、人気のカラーや定番カラーは美容部員のあいだでもみんなが“使いたい色”でもありました。

でもね、年功序列で好きなカラーを選んでいく。そして、先輩と同じ色は使ってはいけないという暗黙の掟があったのです。「さまざまな色展開を美容部員を通してお客様に見てもらう」、これがもっともな理由なのですが、単純に色かぶりを嫌う先輩は多かったような。売り上げで競い合うことにもなりかねませんし。まぁ、それを知らなかった筆者がいけないのですが……。

一番人気で一番使いやすいアイシャドウのパレットでメイクを仕上げてカウンターに立ったその日はいくつも売り上げ、「これなら褒めてもらえる」と思っていました。

「先輩、今日の売り上げです」と、終業後に報告に行くとまさかの無視。なぜだろうともう一度話しかけると、「あー、分かったから」と冷たい目線とセットでとげとげしい返事が。違和感を感じながら、ほかの先輩に終業の挨拶をしに行くと、「ねえ、今日のアイシャドウまずいよ、なんでそれ選んだの?」と。そこで初めて先輩との色かぶりがNGだと知ることになるのです。

案の定、明日からは気を付けようでは済みません……。そこは女の園だから。

帰宅の身支度を整えるロッカールームにて、「高木さん、ふざけてるよね。なんで朝一私のメイクを見て気付かないんだろう」「まぁ、知らなかったんじゃないの? 明日から要チェックだね」と先輩方の会話が聞こえてきたものだから、「だったら最初に教えてよ!」と口をついて出そうになる言葉を飲み込み、怒りと悲しい気持ちを押し殺してひっそりと身をひそめました。

ちなみに翌日からはアイシャドウもグロスも全色ロッカーに常備し、先輩のメイクを確認してから違う色を選ぶようにしていました。面倒ではあったけれど、そこに身を置くあいだは仕方がありません。よって、お気に入りが使えるのは休日のみというわけです。

 

女性はかぶるのが嫌い

ここで学んだ教訓です。

「女性はかぶるのが嫌い」、今回は美容部員時代のお話しでしたが、おそらくどのようなシーンでも(お揃いで購入した場合は除く)かぶることを好む女性は少ないでしょう。「特別な存在」「私だけ」が好きな女性は多いから。

ヘアスタイルに洋服のデザイン・カラー、バッグに小物、似ているだけで、「真似した」とばかりに心の中で嫌だと思われたり、ときにはヒソヒソ話しをされてしまうこともあるのだから、女性って大変ですよね。合コンで先輩とファッションがかぶるだなんて、恐ろしいったらありませんよ。これはもう事前に、「先輩、どんな服装で行きますか?」と聞いてしまってもよいかも。

 

美容部員をやめた今でも、「○○さんはこういう色・デザインが好きだから」と会う人によってその日のファッションを考えるクセは抜けませんが、波風立てずにいきたいなというときには役立っていると信じたいものです。


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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