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「すく」ではありません!「須く」の読み方、知っていますか?

目次

 

一度は耳にしたことがある言葉であっても、「漢字で書かれると読めない!」という人は決して少なくありません。とはいえ、人前で漢字を読み間違えてしまうと恥ずかしいもの。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。

「須く」の読み方、知っていますか?

名字や地名でおなじみの「須」。1文字だけであれば、迷わず「す」と読むのではないでしょうか。ですが、「須く」を「すく」と読むのは間違いです。「須く」の読み方は「〇〇〇〇く」と、送り仮名含めて5文字です。

なお「須く」の意味は

多くは下に「べし」を伴って、ある事をぜひともしなければならないという気持ちを表す。当然。ぜひとも。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

とあります。

「学生は須く学問に励むべき」などの例文が挙げられます。「須く〜べし」、読み方は思い浮かびましたか?

正解はこちらです!

「すべからく」です。

なお「須く」は誤用の多い漢字でもあります。例文に挙げた「学生は須く学問に励むべき」をみなさんはどう捉えましたか?

「須く」本来の意味は「当然、ぜひとも」という意味なのですが、平成22年度に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によると、

  • 本来の意味「当然、ぜひとも」で使う人 41.2%
  • 本来の意味ではない「すべて、皆」で使う人 38.5%

という結果になりました。

本来「須く」を用いる際には「〜べし」を組み合わせる形が基本です。

ですが「須く」の「すべ」という音が「全て」の「すべ」に結びついてしまっている可能性があり、そこから「〜べし」を組み合わせることなく、「須く」が「全て」の意味で使われていることが多いようです。

「全て」という意味で用いられるのは誤用ですが、言語は時代とともに変わりゆくもの。

本来は間違った読み方であっても、広く普及されることで「慣用読み」となることもありますから、「須く」の意味も時代とともに変わっていくのかもしれません。

参考文献:文化庁|文化庁月報|連載 「言葉のQ&A」「すべからく」の使い方


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この記事の著者

OTONA SALONE|オトナサローネ

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