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【専門家監修】トマトを使った離乳食レシピ!種はとる?缶詰やジュースは?

目次

食材ごとの離乳食レシピと調理のコツを、離乳食に詳しい管理栄養士の川口先生にお聞きするこのコーナー。今回のテーマは「トマト」です。種はいつから食べられる?ミニトマトでもOK?トマト缶・トマトジュースは使える?など、離乳食にトマトを使う際の疑問にお教えいただきます。トマトレシピは「トマトと豆腐のだし煮」です!

この記事の執筆・監修管理栄養士 川口由美子(管理栄養士/母子栄養指導士) 一般社団法人母子栄養協会 代表理事 女子栄養大学 生涯学習講師。大学時に小児栄養学を学んだのち、育児用品メーカーでベビーフード開発を経て栄養相談、離乳食レシピ執筆、講演会に携わる。2児の母。現在は、母子栄養協会にて離乳食アドバイザー®他、専門家を養成している。 ◆一般社団法人母子栄養協会HP:https://boshieiyou.org/

甘酸っぱい!トマトを使った離乳食

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夏野菜の代表格であるトマトですが、さまざまな種類のものが流通しています。

大きく分けると大玉(桃太郎など)、中玉(アメーラ、カンパリなど)、ミニ、マイクロミニがあり、小さいほど糖度が高い傾向があります。また、最近では赤だけではなく、黄色や緑、紫、橙といった色味のトマトも店頭に並んでいます。

トマト、離乳食期ごとの目安(初期・中期・後期・完了期)

・離乳初期(5~6ヶ月) 実をやわらかく茹で、裏ごししてペーストに。

・離乳中期(7~8ヶ月) 皮やワタ、種は食べにくいので、取り除いてあげると食べやすいでしょう。 茹でてあげると他のものも食べやすくなります。 トマトソースのように煮込んでも美味しいです。

・離乳後期(9~11ヶ月) 生でもOK。 皮を嫌がらなければ皮もワタもそのままでも大丈夫でしょう。 ただし、丸飲みには注意を。ミニトマトなら必ず1/4にカット。

・離乳完了期(12~18ヶ月) 手づかみでたべやすいミニトマトは、補食(おやつ)としてもOK! この時期でも、丸飲みには注意を。ミニトマトなら必ず1/4にカット。

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トマトはうま味がたっぷり入っているので離乳食にはオススメの食材です。 しかし、生のまま食べられるようになっても、そのままあげるのはいけません。実際、ミニトマトで誤嚥・窒息などの事故が起こっています[*1]。 窒息防止のため、ミニトマトやブドウなどの球体でなめらかな食べ物は、必ず4分割にカットして「丸くない形」にして与えましょう。

トマトの種が食べられるのはいつから?

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種を食べても大丈夫かどうかは、いろいろな考えがあります。

まず、硬いので、消化されずに便に出てくると思います。しかしながら、便に出ても問題があるような(胃腸の負担になるような)大きさのものではありません。

一方、種が口の中でざらついてしまうと、トマト自体を苦手になってしまうことも。

作る側の手間もありますし、完璧でなくていいので、トマトの味に慣れるころ(離乳後期に入る頃?)までは、簡単にでも種を取り除いてあげるといいかもしれませんね。

ミニトマトは離乳食に最適?

普通サイズのトマトでももちろんいいのですが、離乳食にミニトマトが使いやすいのには、いくつかの理由があります。

① サイズが便利

離乳食には時期ごとに1回の目安量があるため、調理をするときは、切り分けて分量を量ることも多いでしょう。それが毎度となるとなかなか面倒なものです。

その点、ミニトマトは1個が10~15gくらいなので、個数でおおよその分量が把握できます。

各離乳期ごとのビタミン・ミネラル源の目安量は以下になります。 ・離乳初期(5~6ヶ月):小さじ1から少しずつ増やす ・離乳中期(7~8ヶ月):15~20g ・離乳後期(9~11ヶ月):30~40g ・離乳完了期(12~18ヶ月):40~50g

② 皮がむきやすい

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ミニトマトは、大きいトマトよりも皮と実がはがれやすいことが多いです。へたの部分から手でむけることもありますので、試してみてください。

③ 種がやわらかい

ものによりますが、ワタの部分にある種が小さくやわらかいので、切っただけで食べやすいです。

「トマト缶」や「トマトジュース」を使ってもいい?

缶詰のトマトやトマトジュースも、是非積極的に使ってみてください。なお、トマト缶は味がついていないものを、トマトジュースは食塩無添加のものを選んでくださいね。

トマト缶は、やわらかく煮てあるので種も食べやすく、煮る時間がないときやトマトソースを手早く作りたいときなどにもオススメです。

ビタミンCなどをたくさんとりたい!と思えば生のトマトに負けますが、他の栄養素ではトマト缶やジュースの方が多く含まれているものもあります。生で食べたり、缶詰・ジュースを利用したり、と使い分けられるといいですね。

川口先生おすすめレシピ!トマトと豆腐のだし煮(8ヶ月~2歳頃)

トマトには昆布や味噌と同じ「グルタミン酸」という“うまみ物質”が含まれています。今回のレシピにあるかつおぶしには別のうまみ物質である「イノシン酸」が含まれているので、相乗効果でさらにうまみたっぷりになります。

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材料

・豆腐3cm角程度 ・トマト1/2個 ・かつおぶし小さじ1 ・水溶き片栗粉小さじ1

(約1回量目安)

作り方

① トマトの皮をむきます(下の「調理のポイント」参照)。 ② 種をとりだし、実を5mm~1cm程度に切ります。 ③ 鍋に②、かつおぶし、水100ml、1cm角に切った豆腐を加え、火にかけます。 ④ 全体にふつふつしてきたら水溶き片栗粉を加えて、ひと煮立ちさせてとろみがついたらできあがり。

調理のポイント

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皮をむく際、あらかじめラップをして冷凍しておいたトマトを水にさらしながらむくと、簡単にできます。 加熱調理するならば、買ったらラップにつつんで冷凍保存がオススメ。一度冷凍したトマトは、加熱時間も短くすみますよ。

まとめ

栄養豊富で一年中手に入りやすいトマトは、離乳初期から取り入れられ、後期以降からは生でも食べられる食材です。トマト缶やトマトジュースも活用すると、さらに便利になります。トマトに含まれるうまみ物質は、濃い味を付けられない離乳食期の食欲upにも貢献してくれるでしょう。ただし、ミニトマトなどはその形状から窒息のリスクもあるので、必ず4分割などしてからあげましょうね。

(文・写真:川口由美子先生)

※クレジットありイメージ写真:getty


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マイナビウーマン子育て

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